<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>実習オリエンテーション  |  看護教員にこブログ　</title>
	<atom:link href="https://nursing-t-niko.com/tag/%E5%AE%9F%E7%BF%92%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://nursing-t-niko.com</link>
	<description>看護学生・看護師・看護教員の一歩前進を応援する</description>
	<lastBuildDate>Mon, 09 Jan 2023 13:24:13 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.3.1</generator>
	<item>
		<title>その21：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容⑩最終回</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students10/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students10/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 09 Jan 2023 13:24:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[インシデント]]></category>
		<category><![CDATA[事故報告]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[実習目標]]></category>
		<category><![CDATA[技術練習]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=785</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 今回で最終回です。 基本設定は、 基礎看 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><span class="marker-red"><strong style="font-size: 18px;">」</strong></span></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>今回で最終回です。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>10、11、12</strong></em></span><span style="color: #800000;"><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生個々の実習目標と学習内容の発表</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">学生個々の実習目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">実習直前のオリエンテーション内容①<em><strong><span style="font-size: 18px;">・・・実習前々日に実施</span></strong></em></span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">実習直前のオリエンテーション内容②<em><strong><span style="font-size: 18px;">・・・実習前々日に実施</span></strong></em></span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">実習初日の予定を計画する<em><strong><span style="font-size: 18px;">・・・実習前々日に実施　</span></strong></em>　　</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;"><em><strong><span style="color: #800000;">「私の実習目標」と「事前学習」の再提出・・・実習前日</span></strong></em></span></li>
<li><span style="font-size: 18px;"><em><strong><span style="color: #800000;">技術練習について</span></strong></em></span></li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;"><span style="font-size: 18px;"><em><strong><span style="color: #800000;">グループの合言葉の確認・・・実習前日</span></strong></em></span></li>
</ol>
</div>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出・・・実習前日</h2>
<p>学生の「私の実習目標」と「事前学習」の初回の確認と指導をし、返却してから2週間以上が経過しています。</p>
<p>実習前日まで、私と学生たちの間でオリエンテーションを進めたり、目標や行動計画を確認するなどのやりとりをしています。</p>
<p>その都度、必要な学習を追加したり修正するように指導しています。</p>
<p>そのため、学生の実習準備が<strong>最終的にどのような状況になったのか</strong>を確認するために、</p>
<p>実習前日に、学生に「私の実習目標」の用紙と「事前学習」を再提出してもらいます。</p>
<p>これは、また返却して学生に指導するというわけではなく。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>学生個々の「私の実習目標」の用紙を教員にこ用にコピーし、実習開始後、私が学生を指導する上での資料とするため</strong></span>です。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>実習前日にダメ出しは絶対にしないと決めています。</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>実習前日は、ここまで十分準備ができたから、今日はしっかり食べて、よく寝て、朝ごはんをしっかり食べて、</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>遅刻せず、忘れ物をしないように登校しましょうと伝えるのみ</strong></span>です。</p>
<p>ここで学生にプレッシャーをかけて、実習初日を台無しにするわけにはいきません。</p>
<p>私の実習指導の資料として「私の実習目標」のコピーを手元に置き、</p>
<p>学生一人ひとりが、どんな看護師になりたいと考えているのか。</p>
<p>学生一人ひとりが、今回の実習では、どんな目標で、何を頑張りたいと思っているのかを、常に意識しながら学生と関わっていきたいと考えているからです。</p>
<p>年を重ねるにつれて、私も物覚えが悪くなってきました。</p>
<p>学生の顔と名前が一致せず、どんなことを考えているのかもすぐ思い出せないこともあるので、手がかりとするために、コピーして手元に置いておきます。</p>
<p>また、学生が自己紹介の時にどんなことをいったのか、強みや得意な事も、メモしておきます。</p>
<p>実習中は、このコピーした「私の取り組み用紙」に、以下のことをメモしていきます。</p>
<div class="warning-box">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>「私の取り組み用紙」への実習中のメモ内容</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>学生が担当した患者さんの情報</li>
<li>学生に指導した内容とその指導に対する学生の反応、日時</li>
<li>カンファレンスでの学生の発言</li>
<li>学生の患者さんのへ関わりの様子</li>
<li>看護援助の実施内容や実施時の様子（準備、片付けを含む）</li>
<li>教員や看護師さん、医療スタッフとのやり取りの様子</li>
<li>課題に取り組む様子（実習記録を含む）</li>
<li>メンバー間での役割や、役割の遂行状況、（リーダーシップ、メンバーシップ）</li>
<li>実習中の態度、言葉遣い</li>
<li>出席状況や健康状態</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">実習目標の到達状況</li>
<li>学生が担当している患者さんや、看護師さん、指導者さんからの情報</li>
</ul>
</div>
<p>「私の取り組み用紙」はA４サイズなのですが、A4サイズの用紙の半分に縮小コピーし、残りの反面と裏側を活用して記入していきます。</p>
<p>先生によって、様々な方法があると思うのですが、私は、一人の学生につき、A4 用紙1枚と決めています。</p>
<p>そして、実習が終了し、評価も終了したら、この用紙は焼却処分しています。（個人情報なので。）</p>
<p>必ず毎日この内容を書こうと決めているわけではなく、気になった時や指導した時、患者さんへの素晴らしい関わりや配慮をしていた時。</p>
<p>カンファレンスで面白い視点で発言したときや、調べ学習が素晴らしかった時など。</p>
<p>学生一人ひとりの<strong>目標達成や、なりたい看護師像に向けて</strong>、頑張りを認めたり、必要な指導をしたり、客観的に自己評価をしてもらいたいときなど。</p>
<p>教育的関わりをするために、忘れないようにメモを取っています。</p>
<p>もちろん、実習の最後には評価をしなければならない（実習の点数をつけなければならない）ので、参考にしていきます。</p>
<h2>技術練習について</h2>
<p>実習開始2週間以上前から、実習グループの学生たちと関わっていますが、看護技術の練習をするように助言しています。</p>
<p>実習前に、技術試験で技術力を確認している看護援助があるので、その援助については個別性に応じて配慮を考えておくように指導しています。</p>
<p>そして、実習前に、私が患者役になり、看護援助を実施してもらいます。</p>
<p>学生たちは、練習の時も、技術試験の時も、お互い学生同士で患者役をやっていたので、（それでも緊張していましたが。）</p>
<p>私が患者役になり、援助を実施するとなると、また違った緊張感があるようで。</p>
<p>グループ全員から盛大な「<span style="font-size: 20px;"><em><strong>えーーーっ。</strong></em></span>」を、もらいます。（笑）</p>
<p>「患者役、先生じゃないとだめですか。」と言われるのですが、ここは譲れません。</p>
<p>技術試験で合格しているとはいえ、学生が初めて本物の患者さんに援助を実施するのです。</p>
<p>学生の援助が患者さんにとって安全なレベルであることを確認しないといけません。（と、私は思っています。）</p>
<p>すぐに技術の確認をするのではなく、学生が練習し、</p>
<p>「先生、この日に患者役をやってもらっていいですか。」と、申し出たときに確認させてもらいます。</p>
<p>グループ内で練習し、手応えを感じたからこそ、申し出てくるので、</p>
<p>私は、<strong>出来る限り患者役に徹して、余計な緊張を学生に与えないように</strong>しながら援助を受けます。</p>
<p>最後まで患者役に徹し、援助がすべて終了したら、講評をします。</p>
<p>基本的な技術については技術試験で確認できているので、</p>
<p>受け持つ可能性が高い患者さんの状況を考えた時に、</p>
<p>「こんな配慮があるといいね。」とか、「この声かけが安心できてよかったよ。」など、</p>
<p>学生の頑張りや努力を認めながら講評するようにしています。最後に、</p>
<p>「これなら、実習に行っても大丈夫だね。」と、自信が持てるような声かけをします。</p>
<p>（それでも、学生は不安で仕方がない様子ですが。）</p>
<p>1年生の最初の実習です。</p>
<p>患者さんとのコミュニケーションや、看護師さんともに援助の体験をするわけですが。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>初めての実習で、学生がインシデントを起こすのは、教員の能力不足だと考えています。</strong></span></p>
<p>ストイックすぎると思うかもしれませんが。</p>
<p>学生は、初めての出会う患者さん、看護師さん、指導者さんと関係性をつくりながら、</p>
<p>失敗しないように、怒られないように、嫌われないように、</p>
<p>実習に合格しますように、と思いながら、不安と緊張の中で実習をしています。</p>
<p>何事もなく、実習が終わるだけでも、すごいことです。</p>
<p>事故を起こそうとして、事故を起こす学生はいません。<strong>学生なりの最善を尽くしていたはず</strong>です。</p>
<p>なので、1年生の最初の実習で学生が事故を起こすということは、教員の責任が大きいと思います。</p>
<div class="warning-box">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>学生が事故を起こしやすくなってしまう、教員側の要因（教員にこの考察）</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>指導者さんや看護師さん、病棟との連携不足、関係性の構築不足</li>
<li>患者さんの選定ミス（重症度が高かったなど）、教員の情報収集不足</li>
<li>学生との報告・連絡・相談の不足</li>
<li>教員の学生の状況を把握していなかった（身体的・精神的など）</li>
<li>学生と患者さん、学生と看護師さん、学生と指導者さんなど、関係性を把握していない</li>
<li>学生への学習支援不足（技術含む）</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">教員と学生との関係性の構築が不十分</li>
</ul>
</div>
<p>などなど。</p>
<p>10年以上、教員を続けてきたからこそ。</p>
<p>学生のインシデントを経験し、事故分析をしてきたからこそ。</p>
<p>このように考えるに至りました。（このような考えに至った経緯は、またの機会に。）</p>
<p>・・・。</p>
<p>とにかく、援助を通して、患者さんにご迷惑をおかけするわけにはいきません。</p>
<p>患者さんを護りながら、学生も護る。そんな教員でありたいと思っています。</p>
<h2>グループの合言葉の確認・・・実習前日</h2>
<p>これは、私が提案したわけではないのですが。</p>
<p>あるとき、実習リーダーの学生が実習前日に、「気合を入れたい。」と言い出したことがあり。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" fetchpriority="high" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>どんな気合を入れたいの？</p>
</div>
</div>
<p>と聞いたら、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>みんな、優しさや笑顔を大事にしたいって言っていたから、、</p>
<p>恥ずかしいけど、<span style="font-size: 20px;">love &amp; smile</span>とか。</p>
</div>
</div>
<p>と言うので、みんなで「いーねー！！」というノリになり。</p>
<p>リーダーが音頭をとり、実習メンバー全員で（私も）、</p>
<p>「<span style="font-size: 18px;">実習頑張るぞー、<span style="font-size: 20px;">love &amp; smile　おー！！</span></span>」と、大声で叫びました。(*ﾉωﾉ)</p>
<p>それから、毎朝、実習に行く直前に、「今日も、<span style="font-size: 20px;">love &amp; smile　おー！！</span>」と。</p>
<p>気合を入れるようになりました。</p>
<p>言葉の力でしょうか。言霊？？</p>
<p>グループの団結力があがり、メンバー同士も思いやりながら実習を行っていました。</p>
<p>味を占めた私は、次回からグループの合言葉を決めてもらい、実習前日に気合を入れるようになりました。</p>
<p>「健康第一！」とか、（休まず頑張りたい。）</p>
<p>「元気・勇気！」とか。（患者さんに元気を届ける。勇気をだして、看護師さんにアプローチする。）</p>
<p>グループの個性によって、合言葉が全然違うのですが。</p>
<p>毎朝気合を入れるグループもあれば、入れないグループもあるのですが。</p>
<p>それはそれで、個性だなと思って見守っています。</p>
<p>こういうところで、私も学生から元気をもらっています。（笑）</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回で、「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容。」についての解説は終わりです。</p>
<p>私が実習指導をする時に大事にしていたことを、解説したつもりですが、</p>
<p>後々、「このことについて、忘れてた。」ということがあるかもしれません。</p>
<p>その時は、また新たに解説したいと思います。</p>
<p>教員を10年以上続けるうちに、私の子どもたちと、学生が同じ年齢になってしまいました。</p>
<p>だんだんと、穏やかな目で学生を見れるようになってきたのは、年のせいでしょうか。</p>
<p>少しでも、実習指導者さんや、看護師さん、教員のみなさんのお役に立てるといいなと思っています。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students10/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その20：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容⑨</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students9/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students9/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 08 Jan 2023 14:25:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[協同学習]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[実習目標]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<category><![CDATA[行動計画]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=767</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><span class="marker-red"><strong style="font-size: 18px;">」</strong></span></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>９</strong></em></span><span style="color: #800000;"><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生個々の実習目標と学習内容の発表</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">学生個々の実習目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">実習直前のオリエンテーション内容①</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">実習直前のオリエンテーション内容②</span></li>
<li><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>実習初日の予定を計画する</strong></em></span></li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>学生に実習初日の予定を計画してもらう。</h2>
<p><strong><span class="marker-red">前回まで、学生が実習初日の行動をリアルにイメージできるように、</span></strong></p>
<p><strong><span class="marker-red">実習指導担当教員から実習直前のオリエンテーションしました。</span></strong></p>
<p><span class="marker-under-red">お昼休憩までのオリエンテーション</span>なのですが、それは、<span class="marker-red"><strong>あえてそのようにしています。</strong></span></p>
<p>学生は、基礎看護学領域の担当教員から、実習概要のオリエンテーションを受けています。</p>
<p>そのオリエンテーション内容と、実習指導担当教員である私からの実習直前のオリエンテーションを聞き、</p>
<p>実習初日の行動計画を学生なりに立案してもらうのです。</p>
<p>立案してもらうと、基礎看護学領域のオリエンテーションを十分に理解しているのか。</p>
<p>実習初日の午前中の動きについて理解できたか、<strong><span class="marker-red">学生の理解度を確認することができます。</span></strong></p>
<p>学生自身にとっても、曖昧な点や不安なこと、疑問に思ったことを確認する機会になります。</p>
<p>7日間の実習期間では学ぶべき内容が決まっています。</p>
<p>そして、教員は、ずっと実習場にいるわけではありません。</p>
<p>学生が、計画的に主体的に行動していかないと、目標達成には至りません。</p>
<p>その点を強調し、学生に実習初日の行動計画の立案をしてもらいます。</p>
<h3>最初は、1人で実習初日の行動計画を立案する。</h3>
<p>実習初日の行動計画用紙に書く内容は、以下の7点です。</p>
<p>そのうち、<span class="marker-under-red"><strong>1番から4番までを記入</strong></span>してもらいます。</p>
<p>5番から7番までは、実習初日の終了後に記入してもらいます。</p>
<div class="info-box">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>実習初日の行動計画</strong></span></p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li><em><span style="color: #800000;"><strong>今日（実習初日）の学生の目標</strong></span></em></li>
<li><em><span style="color: #800000;"><strong>患者さんの目標</strong></span></em></li>
<li><em><span style="color: #800000;"><strong>患者さんの予定</strong></span></em></li>
<li><em><span style="color: #800000;"><strong>学生の予定</strong></span></em></li>
<li>学生の実施内容</li>
<li>学生の目標の振り返り</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">今日の実習を通しての感想</li>
</ol>
</div>
<p>2番と3番に関しては、患者さんの情報がない時には、「無理に書かなくてもいいよ。」と、伝えます。</p>
<p>（実習2日目からは、しっかりと書いてもらいます。）</p>
<p>「今日の学生の目標」については、以前、「今回の私の実習目標」の回で、学生とだいぶやり取りをしているので、学生もそれなりに書けます。</p>
<p>ですが、「学生の予定」については、綿密に予定を立てる学生もいれば、ざっくりと予定を立てる学生もおり、面白いなぁと思います。</p>
<p>実際に実習が始まってみると、綿密に予定を書けている学生の方が、計画的に動けていることが多いです。</p>
<p>（綿密に書けていても、行動できない学生もいるので、そこは注意が必要です。）</p>
<p>今日の目標がはっきりしていて、その目標を達成するための予定がしっかりと計画できていれば、その学生は、教員や指導者さんに伝えることができます。</p>
<p>目標がはっきりしていたとしても、学生の<span class="marker-red"><strong>予定があいまいだったりざっくり過ぎると、看護師さんや指導者さんに伝える時もあいまいになってしまい、行動化や実践につながりにくい</strong></span>です。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>実習の開始時間が8:30です。</p>
<p><strong>30分ごとの時系列</strong>で、実施したい内容を</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>見学か体験か実施なのか</strong></span>、わかるように書くよう指導しています。</p>
<p>看護師さんに行動計画を伝える時も、</p>
<p><strong>バイタルサイン測定を、</strong></p>
<p><strong>「<span class="marker-red">見学</span>させてください。」</strong>なのか、</p>
<p><strong>「脈拍測定を<span class="marker-red">体験</span>させてください。」</strong>なのか、</p>
<p><strong>「<span class="marker-red">1人で実施</span>したいので、見守りをお願いします。」</strong>なのか、はっきりさせましょう。</p>
<p>看護師さんも、学生さんの考えがわからないと、いつの間にか患者さんのバイタルサイン測定を終えてしまっていたり、全部自分で実施してしまいます。</p>
</div>
</div>
<div class="warning-box">
<div><span style="font-size: 18px;"><strong>行動計画の例</strong></span></div>
<div><strong>今日の学生の目標：</strong><span style="color: #333333;">看護師と看護援助を体験する中で、患者さんの療養環境を知る。</span></div>
<div>　　　　　　　　　<span style="color: #333333;">また、療養生活を送るうえでの患者さんの困りごとを知る。</span></div>
<div style="color: #333333;">8:30　ミーティングに<strong>参加</strong>　行動計画の<strong>発表</strong></div>
<div style="color: #333333;">9:00　患者さんに<strong>挨拶し、</strong>夜間の睡眠状況、朝食の摂取量を<strong>確認</strong></div>
<div style="color: #333333;">9:15　環境整備、リネン交換の<strong>体験</strong>　<strong>実施</strong></div>
<div style="color: #333333;">10:00　バイタルサイン測定の<strong>見学</strong>　一部<strong>体験</strong></div>
<div style="color: #333333;">　　　  清潔ケアの<strong>見学</strong>　一部<strong>体験</strong></div>
<div style="color: #333333;">11:00　担当患者との<strong>コミュニケーション</strong></div>
<div style="color: #333333;">12:00　配膳の<strong>体験</strong></div>
<div>・・</div>
<div>・・</div>
</div>
<div>このように行動計画が立案でき、看護師さんや指導者さんに伝えられると、いいですね。</div>
<div>看護師さんも、学生の考えていることが理解でき、協力していただけると思います。</div>
<p>しかしながら、最初からこのように書ける学生はいません。</p>
<p>だんだんと、書けるようになっていきます。</p>
<h3>ペアを組み、お互いに行動計画を発表する。そして、グループ内で共有する。</h3>
<p>グループメンバーの中でペアを組んでもらい、ペア同士で自分の書いた行動計画を発表してもらいます。</p>
<p>相手の発表を聞いているときには、自分が書いていることや書いていないこと、質問したいことをメモしながら聞いてもらいます。</p>
<p>ペアの相手の発表を聞いて、1人で考えた行動計画とどんな違いがあったか考えてもらい、お互いに助言し合います。</p>
<p>自分の行動計画に付け足す点があれば、足してもらいます。</p>
<p>ここまで、5分もかからないと思います。</p>
<p>実習メンバー全員が終わったら席を立ち、他のペアの行動計画がどのように計画されているか、見て回ってもらい、意見交換をしてもらいます。</p>
<p>最後に、1人で行動計画を考えた時、ペアで共有し合ったとき、グループ全員の行動計画を見た時の気づきを振り返り、意見交換してもらいます。</p>
<p>そんなに時間をかける必要はなく、1～2分もあれば十分です。</p>
<p>この体験を通して、<span class="marker-red"><strong>メンバーと一緒に学んでいけば、自分にはない視点や気づきがありそうだという体験</strong></span>ができます。</p>
<div class="warning-box">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>この行動計画の立案と修正の流れは、協同学習を応用しています。</strong></span></p>
<p>アメリカでは19世紀ごろから協同学習が活用されていて、学習者同士の信頼関係やその土台づくりを大切にしています。詳しくは、またの機会に。</p>
<p>協同学習の定義を簡単にお伝えすると、</p>
<ol>
<li>互恵的な協力関係が成立している（<strong>お互いプラスになるよう協力し合おう</strong>）</li>
<li>学習集団の目標と、学習活動における個人の責任が明確である（<strong>実習目標を達成する。わかったこと・わからないことについてお互いの理解のために進んで話し合う</strong>）</li>
<li>生産的相互交流が促進されている（<strong>建設的に協力し合っているかどうか</strong>）</li>
<li>「協同」の体験的理解が促進されている（<strong>実感を持って「自分のため、仲間のためになった」と学生たちが感じること</strong>）</li>
</ol>
<p>この4つができている状態が「協同学習」です。</p>
</div>
<h3>午後の行動計画を検討する。</h3>
<p>グループ内で行動計画を共有すると、実習初日のメンバー一人ひとりの目標や実施したいことがわかります。</p>
<p>その上で、メンバー全員が実習目標を達成し、計画したことを実施するためには、どのように午後の実習を進めていけばいいのか、みんなで考えようという流れになってきます。</p>
<p>自然と学生自身の持ち味を活かした役割分担がされていきます。</p>
<ul>
<li>話し合いを進める人</li>
<li>みんなの意見を整理する人</li>
<li>みんなの意見を書き留める人</li>
<li>実習要綱などを確認する人</li>
<li>じっくりとみんなの意見について考える人</li>
<li>様々なアイデアを提案する人　　などなど。</li>
</ul>
<p>最初はなかなか意見が言えない学生も、自分の得意なことで協力しようという姿勢が見られ、実習グループが一つのチームとして次第に動き始めます。</p>
<p>教員として、助言する内容としては、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>初めての実習で、午前中から様々なことを経験し感じたり学んだことがあったと思います。</p>
<p>また、不思議に思ったことや疑問に思ったこと、自分たちでは解決できないこともあったと思います。</p>
<p>せっかく医療の現場で学ばせてもらっているのですから、指導者さんに学んだことをお伝えしたり、質問などをして学びを深める機会をつくったらどうかな。</p>
</div>
</div>
<p>とカンファレンスの提案します。ほぼ強制的に、ですが。（笑）</p>
<p>カンファレンスの運営については、またの機会にお伝えします。</p>
<p>あとは、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>17:00までが実習時間なので、オーバーしないように計画的に行動してください。</p>
<p>17:00以降は夜勤帯になり、指導者さんも、看護師さん達も学生の指導は難しいと思います。患者さんの安全を損なうことにつながるからです。</p>
<p>みんなで協力して、時間通りに全員で揃って実習終了の挨拶をして、忘れ物がないように帰ってきてください。</p>
<p>個人情報の持ち出しなど、くれぐれも患者さんや病院施設に迷惑をかけることのないよう、みんなで確認行動をとってくださいね。</p>
</div>
</div>
<p>という指導で終了です。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、<strong>「実習初日の予定を計画する」</strong>について、解説しました。</p>
<p>行動計画の立て方や、協同学習を用いたチーム作りについて、お伝えしたつもりです。</p>
<p>次回は、</p>
<p>10．「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</p>
<p>11．技術練習について</p>
<p>12．グループの合言葉の確認　　　について、解説します。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students9/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その19：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容⑧</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students8/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students8/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Jan 2023 13:13:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[患者紹介]]></category>
		<category><![CDATA[情報収集]]></category>
		<category><![CDATA[挨拶]]></category>
		<category><![CDATA[病棟案内]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=755</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><span class="marker-red"><strong style="font-size: 18px;">」</strong></span></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>８</strong></em></span><span style="color: #800000;"><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生個々の実習目標と学習内容の発表</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">学生個々の実習目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">実習直前のオリエンテーション内容①</span></li>
<li><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>実習直前のオリエンテーション内容②</strong></em></span></li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>実習直前のオリエンテーション内容②</h2>
<p><span class="marker-red"><strong>初めて看護実習に行く1年生が、実習直前に、実習担当教員からどんなオリエンテーションを受けたらよいのか、</strong></span><span class="marker-red"><strong>想像できると思いますか？</strong></span></p>
<p>答えは、NOです。想像できません。</p>
<p>なので、実習指導担当教員は、<strong><span class="marker-red">学生が実習初日の行動をリアルにイメージできるように配慮しながらオリエンテーションする</span></strong>ことが求められます。</p>
<p>私はいつも、実習初日の一日の流れに沿って、必要な準備や気をつけることを確認したり、考えてもらっています。</p>
<h3>病院施設内での立ち居振る舞い</h3>
<p>前回、お伝えするのを忘れていましたが、大事なことなので解説します。</p>
<p>実習中、学生は病院施設内で、学ばせてもらう立場です。</p>
<p>病棟に行くまでに、廊下や売店、外来、検査室など、様々な場所を通ると思いますが、</p>
<p>その間にも、病院施設のスタッフや、患者さん、そのご家族など、様々な方とすれ違います。</p>
<p>その場面で、気持ちの良い挨拶ができるといいなと思います。</p>
<p>また、患者さんとすれ違うにしても、学生は廊下の端を一列になって歩くとか。</p>
<p>朝の忙しい時間帯、検査や手術に行ったりで、エレベーターも込み合います。</p>
<p>患者さんや医療スタッフを優先して、学生は階段を使って病棟まで行くなどの配慮も大事だと思いますし、</p>
<p>学生に教えるべき事でもあると思います。</p>
<p>実習用のユニフォームを着た学生は、患者さんやそのご家族にしてみたら、病院のスタッフの一員に見えます。</p>
<p>学生ではあるものの、医療従事者の一員とした態度や、思いやりを育んでいきたいですね。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>少し話はそれますが、私が病棟で実習指導をしている際、退院する患者さんとそのご家族が、ナースステーションに挨拶に見えました。</p>
<p>その患者さんとご家族に対して、病棟の科長さんはじめ、スタッフ全員がその場に立って、笑顔で「退院、おめでとうございます。頑張りましたね。」と声をかけていらっしゃいました。</p>
<p>学生は、我関せずで実習記録を書いていたのですが、</p>
<p>指導者さんが、「学生さんも、立って挨拶をしてね。」と、声をかけてくださいました。</p>
<p>指導者さんは、学生をスタッフの一員として育ててくれているのだと感じました。</p>
<p>ありがたいな、と思いました。</p>
<p>学生には、患者さんやそのご家族には「医療従事者として見られているかもしれない」という自覚を促さないといけないな、と思いました。</p>
</div>
</div>
<h3>病棟の案内</h3>
<p>あいさつが終わると、実習指導者さんが、学生が実習をする上で困らないように、必要な説明や案内をしてくださいます。</p>
<p>説明を聞きながら、必ずメモを取りましょう。</p>
<p>病棟の構造や避難経路、多床室や個室、特別室、面会室、処置室、などなど。</p>
<p>病棟の案内をしながら、物品の場所や取り扱い方法などを説明して回ります。</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>この時必ずメモを取るようにしましょう。</strong></span></p>
<div class="secondary-box"><strong>メモ帳に書くとよいこと</strong></div>
<ul>
<li>どの病室に感染性疾患の患者さんがいらっしゃるのか、学生の入退室の可否</li>
<li>清潔ケア物品（清拭・洗髪・足浴など）を用意する場所と物品の取り扱い、片付け方法</li>
<li>汚物室・リネン室の場所、リネン類の持ち出し方法、リネン類・汚物の取り扱い方法</li>
<li>食事の配膳・下膳方法、食事・水分制限などの確認方法</li>
<li>安静度の確認方法</li>
<li>その他、必要物品の管理場所と片付け方法</li>
</ul>
<p>他にも、学生が使用してよいトイレの場所や、カンファレンスを行う場所を確認するとよいでしょう。</p>
<p>また、学生の荷物置き場や、実習中に飲み物を飲みたくなったときはどうすればよいか確認しておくといいでしょう。</p>
<h3>ナースステーション内の案内</h3>
<p>看護師さんたちは、ナースステーションの中でミーティングをしたり、治療やケアの準備をしたり、記録をします。</p>
<p>1年生の実習内容は、「担当する患者さんとのコミュニケーション」「看護師と共に、看護援助を体験する」でした。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>学生のみなさんも、この実習内容を実践するために、ナースステーションの中で、自分で情報を得たり、準備をしなければなりません。</strong></span></p>
<p>ナースステーションの中にいれば、「担当する患者さんとのコミュニケーション」と「看護師と共に、看護援助を体験する」ができるのでしょうか。誰かが、指示してくれるのでしょうか。</p>
<p>誰も指示してくれません。</p>
<p>指導者さんのオリエンテーションをしっかり聞いて、自分で考えて行動しなければなりません。</p>
<p>担当患者さんからのナースコールがあったか、どこを見ればいいのでしょう。学生がナースコールをとっていいのでしょうか。</p>
<p>患者さんとお話しても大丈夫か、何で確認すればいいでしょうか。そもそも、患者さんのお部屋はどこでしょう。</p>
<p>患者さんの今日の担当看護師さんは誰でしょうか。</p>
<p>患者さんの今日の治療や検査の予定はどのようになっていて、準備はどこにされているのでしょうか。（もしくは、どこに準備すればいいのでしょうか。）</p>
<p>患者さんのバイタルサインや体調を、どこで確認すればいいでしょうか。</p>
<p>さあ、大変です。指導者さんのオリエンテーションを聞き逃さないようにしないといけませんね。</p>
<div class="secondary-box"><strong>メモ帳に書くとよいこと</strong></div>
<ul>
<li>学生さんの実習をサポートする実習指導体制、病棟師長・副師長と実習指導担当者の氏名（なお、氏名など、個人情報をどこまで書いてよいのかは、確認してください。）</li>
<li>病棟の特徴・特色　（外科病棟…消化器外科の術前・術後、化学療法など）</li>
<li>カルテからの情報収集の仕方（使えるパソコンや、使える時間帯）</li>
<li>学生が担当する患者さんを受け持つ看護師さんの、本日の予定（休憩のタイミングや、検査・治療・ケアなどの予定）をどこで確認するか</li>
<li>実習記録を書く場所、実習記録を提出する場所や時間</li>
<li>個人情報の管理方法</li>
<li>感染防止対策　　　など</li>
</ul>
<p>余裕があれば、実習グループメンバーが担当する患者さんがどの病室にいらっしゃるのか。</p>
<p>自分の担当患者さんではないが、珍しい処置や検査があるのかどうかなど。</p>
<p>どこを確認すればわかるのか、質問できるように準備しておくといいですね。</p>
<h3>自己紹介</h3>
<p>実習指導者さんに、自己紹介していただきます。</p>
<p>学生のみなさんにも、指導者さんに顔と名前を覚えてもらうために、自己紹介の時間を持つことを伝えておきます。</p>
<ul>
<li>名前</li>
<li>出身地（出身校）</li>
<li>好きなもの、得意なこと</li>
</ul>
<p>一言で構わないのですが、指導者さんが覚えやすいように工夫してください、と伝えます。</p>
<p>この自己紹介は、私自身も楽しみにしていることです。</p>
<p>なかには、「茶道を嗜んでいる」とか、「ソフトボールの県選抜メンバーです」とか。</p>
<p>学生の意外な一面を見ることができ、多様性があるなあと思います。</p>
<p>もちろん、教員も自己紹介します。</p>
<h3>担当患者さんの紹介</h3>
<p>この実習期間に担当する患者さんを決めます。</p>
<p>基本的には、学生の人数分受け持てそうな患者さんを、指導者さんが選んでくれています。</p>
<p>その中から学生個々の担当患者さんを決めていくのですが、初めての実習で、学生が自分で決めるのは難しいです。</p>
<p>なので、学生の希望を確認し、教員と指導者で決めていく場合もあります。</p>
<p>事前に担当患者さんの情報を提供してくれる病棟もありますが、なかなか患者さんが決まらず、実習当日に決まる場合もあります。</p>
<p>また、事前に決まっていても、事情があって代わってしまう場合もあります。</p>
<p>そのようなことを、あらかじめ学生に伝えておきます。</p>
<p>実習開始前に患者さんの情報が得られた場合には、</p>
<p>「このような事前学習をしておくといいですよ。」と助言し、事前学習に追加してもらいます。</p>
<h3>担当患者さんへの挨拶</h3>
<p>指導者さんの案内のもと、担当患者さんに挨拶をします。</p>
<p>患者さんへ挨拶をする際には、「所属」「自分の名前」「受け持たせていただく日数」をお伝えします。</p>
<p>例）</p>
<div class="speech-wrap sb-id-3 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/1a1e494c023424fa650a4b918ee8af17-e1641014094122.png" alt="" width="330" height="330" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>〇〇大学看護学部の△△です。</p>
<p>本日から〇日間実習で受け持たせていただきます。</p>
<p>よろしくお願いいたします。</p>
</div>
</div>
<h3>情報収集</h3>
<p>担当する患者さんとコミュニケーションをとるため、明日の予定を考えるために、情報を収集します。</p>
<p>情報収集の方法ですが、「カルテを見る」と、「患者さんとお話しする」の2パターンがあります。</p>
<p>先に患者さんの情報を少しとってから、患者さんのところに行けるのが望ましいですが。</p>
<p>学生さんが見れる電子カルテが少ない場合などは、一部の学生は患者さんのところに行くなど効率よく動けるとよいでしょう。</p>
<p>ただ実習初日で優先順位が高いのは、「患者さんの今日の予定」になります。</p>
<p>患者さんとお話したくても、検査や治療の予定が入っていれば、お話することができません。</p>
<p>また、その検査や治療の時間がわかっていれば、その時間はカルテからの情報収集にあてたり、グループでのカンファレンスの時間にあてられるかもしれません。</p>
<p>病棟の看護も患者さん中心で進んでいきます。</p>
<p>患者さんの予定に合わせて、学生さんも予定を組み立て、情報収集なり行動ができるといいですね。</p>
<p>情報収集する中で、「どうやら患者さん、具合が悪そう。話に行っていいのかな。」とか、</p>
<p>「これから、清拭をするみたい。挨拶はしたけど、いきなり援助に入らせてもらっていいのかな。」など、</p>
<p>戸惑ったり、悩んだときは、すぐに指導者さんや教員に相談するよう学生に伝えます。</p>
<p>学生の状況によって、どんどん体験を進めてもいい場合もあれば、刺激が強すぎて怖くなってしまう場合もあると思うからです。</p>
<p>学生の中には、「前日、全然眠れなかった」とか、「食べれなかった」という子がいます。</p>
<p>実習初日から、飛ばしすぎないようにしましょう。</p>
<h3>午前の報告</h3>
<p>実習初日で、何を報告すればいいのかわからないと思うかもしれませんが、看護実習では必ず「報告」が必要になります。</p>
<p>お昼の休憩に入る前に、患者さんの担当看護師さんに、必ず「報告」をしましょう。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>11時ごろに患者さんに挨拶に行ったのですが、リハビリ後、疲れてお休みになっていると理学療法士さんにお聞きしました。</p>
<p>なので、患者さんに挨拶ができていません。</p>
<p>午後、患者さんにX線検査の予定があるということが、情報収集してわかりました。</p>
<p>13時にお昼休憩から戻ってきますので、戻り次第、患者さんに挨拶し、検査に一緒に行っていいか伺いたいと考えています。</p>
<p>よろしいでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>12時になりますので、お昼休憩に入らせていただきます。</p>
<p>午前中のご指導、ありがとうございました。</p>
<p>午後もよろしくお願いいたします。</p>
</div>
</div>
<p>といった具合です。</p>
<p>学生さんの報告に対して、看護師さんは、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>配膳の時に、学生さんが挨拶したいといっていたことを、患者さんに伝えておきますね。</p>
<p>午後の検査には、私が車椅子でお連れしようと思っていたので、お昼休みの時に、車椅子の操作について、復習しておいてください。</p>
<p>一緒に検査に行きましょう。</p>
<p>しっかりと食べてきてね。お疲れさまでした。</p>
</div>
</div>
<p>などと、学生の報告を聞いて、助言をくださいます。</p>
<p>学生には、自分の実習状況や所在を、常に実習メンバーや教員、指導者さんや患者さんの担当看護師に明らかにしておく責任があります。</p>
<p>いつ、災害が起こるかわかりません。</p>
<p>しばらくある学生の姿が見えず、実習メンバー全員で探したら、トイレで倒れていたということがありました。</p>
<p>また、ある学生は「患者さんと売店に行ってきましたー。」と、笑顔で患者さんと病棟に戻ってきました。</p>
<p>実習を受け入れている病棟の責任として、実習中の学生が、どのような行動をとっているのか把握し、安全に実習ができるよう、環境を整える必要があります。</p>
<p>お昼休憩に入るだけ、と思うかもしれませんが、きちんと自分の実習状況や行動について報告し、場合によっては助言をいただく必要があります。</p>
<h3>お昼休憩前の挨拶</h3>
<p>一般的にはお昼に行く前に、実習メンバー全員でナースステーション内にいるスタッフに向かって挨拶をします。</p>
<p>忙しくて、学生の方を見てくれない場合もありますが、聞いてくださっていますので、挨拶します。</p>
<p>挨拶の内容は「学校名」「学生の人数」を伝えて、「お昼の休憩に入ります。」と伝えます。</p>
<p>また、何か用事があり、学生がそれぞれ別に休憩に行く場合には、それぞれがナースステーション内で挨拶します。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>お仕事中失礼いたします。</p>
<p>〇〇大学、学生〇名、今からお昼の休憩に入ります。</p>
<p>午前のご指導、ありがとうございました。</p>
<p>午後もよろしくお願いいたします。</p>
</div>
</div>
<p>といった感じです。</p>
<p>看護師さんたちは、「学生さん達、全員休憩に入ったのね。よかったー。」と、ほっとします。</p>
<p>（看護師さんたちは、忙しくて休憩に時間通り入れないこともあります。）</p>
<h3>お昼の休憩</h3>
<p>指示された休憩場所で休憩をとります。</p>
<p>休憩中ですが、急いで調べないといけなものがある場合には調べたり、カンファレンスを行う場合には、カンファレンステーマを相談する時間になります。</p>
<p>コロナ禍の状況ですので、おしゃべりしながらの食事はやめましょう。</p>
<p>様々な体験をして、メンバーと情報交換をしたいこともたくさんあるとは思いますが、マスクを着用するまでは我慢です。</p>
<p>また、食事前後の感染予防対策を忘れないようにしましょう。</p>
<p>午後の実習に備えて、しっかりと水分をとり、体調を確認することも必要です。</p>
<p>体が熱いなと思ったら、躊躇せず体温を測定しましょう。</p>
<p>興奮しているだけかもしれませんが、感染症の初期症状かもしれません。</p>
<p>とにかく、患者さんの安全を考えて、行動する必要があります。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、実習直前のオリエンテーション内容について、解説しました。</p>
<p>実習初日の午前中の動きや注意事項について、丁寧に解説したつもりです。</p>
<p>1年生の初めての実習だからこそ、イメージがわかないからこそ、丁寧に確認する必要があるのかな、と思っています。</p>
<p>実習初日は、実習メンバー全員が、病棟で倒れる事無く、お昼休憩に入れることを目標にしています。</p>
<p>（冗談のように聞こえるかもしれませんが、本気です。）</p>
<p>ここまでオリエンテーションを聞くと、学生たちも、実習をイメージができるようになります。</p>
<p>次回は、<strong>「実習初日の予定を計画する」</strong>について、解説します。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students8/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その18：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容⑦</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students7/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students7/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Jan 2023 07:01:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[挨拶]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<category><![CDATA[遅刻・欠席の連絡]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=734</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><span class="marker-red"><strong style="font-size: 18px;">」</strong></span></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>７</strong></em></span><span style="color: #800000;"><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生個々の実習目標と学習内容の発表</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">学生個々の実習目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換</span></li>
<li><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong><em style="font-weight: 400;"><strong>実習直前の</strong></em>オリエンテーション内容①</strong></em></span></li>
<li>実習直前のオリエンテーション内容②</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>実習直前のオリエンテーション内容</h2>
<p><span class="marker-red"><strong>初めて看護実習に行く1年生が、実習直前に、実習担当教員からどんなオリエンテーションを受けたらよいのか、</strong></span><span class="marker-red"><strong>想像できると思いますか？</strong></span></p>
<p>答えは、NOです。想像できません。</p>
<p>入院経験がある。身近な人が医療職である学生は、想像できるかもしれません。</p>
<p>でも、大半の学生は、どんなオリエンテーションを受けて、どんな準備をすれば、実習中に困ることがなく過ごせるのか、まったくわからない状態です。</p>
<p>だからといって、学生が、全て受け身で教員からのオリエンテーションを聴いていると、実際に実習が始まったときに、</p>
<p>「先生、そういえば実習前に何か言っていた気がするけど、メモを取ってないなあ。」とか、</p>
<p>「実習初日から、バイタルサイン測定するんだったっけ？時計もってきてないよ～！！」といった惨事につながります。</p>
<p>なので、実習指導担当教員は、<strong><span class="marker-red">学生が実習初日の行動をリアルにイメージできるように配慮しながらオリエンテーションする</span></strong>ことが求められます。</p>
<h3>実習直前の実習指導担当からのオリエンテーションとは</h3>
<p>オリエンテーションは、実際に学生が行く病棟実習について確認をする場です。必要な持ち物や、実習指導者さんへの質問を準備しておくほか、髪型や服装などの身だしなみを確認しておくことも大切です。</p>
<p>私はいつも、実習初日の一日の流れに沿って、必要な準備や気をつけることを確認したり、考えてもらっています。</p>
<p>私は3年生の担任ですので、朝の出席確認や連絡を伝えるなどの担任としての役割があります。</p>
<p>実習開始は8時30分からですので、朝から実習生と共に病棟に行くことはできません。</p>
<p>また、実習が始まったとしても、常に実習指導担当教員が病棟にいるわけではないので、（講義・演習や、会議などがあるので）学生たち自身で様々なことを判断し、行動する必要があります。</p>
<p>そんなわけで、学生たちが主体的に判断し、行動できるようにするために、オリエンテーションから意識して関わっていきます。</p>
<p>実習初日の一日の流れに沿っていくと、見落としがないのかな、と思います。</p>
<h3>当日の服装・身だしなみ</h3>
<p>病棟実習する際の看護学生としての配慮や身だしなみについてまとめました。</p>
<h4><span style="font-size: 16px;">看護学生としての配慮（気持ちの有りよう）</span></h4>
<p>看護学生さんが登校する時は、私服OKの場合が多いと思うのですが、中には制服の学校もあるかと思います。</p>
<p>「看護学校の校舎に出入りをする」、「病院実習で病院内に出入りをする」</p>
<p>看護学生なら、当たり前の行動ですが、その場面が他者からどのように見られているのかを、意識したことはありますか。</p>
<p>新型コロナウイルス流行下において、看護師は、「医療における重要な役割を担っている」、「接遇力が求められる」、「冷静さを求められる」、「危険を伴う職業」と世間一般から認知されるようになりました。</p>
<p>コロナ禍で大変な状況なのに、それでも看護師を目指す看護学生は、志の高い、「真の医療従事者」になろうとしている人、と期待も込めて見られているかもしれません。</p>
<p>看護学生のみなさんが、友人と楽しそうにおしゃべりをしながら、学校内もしくは病院内に入ってく姿を、</p>
<p>「元気で明るくていいな。」と思う人もいるかもしれませんが、</p>
<p>「医療者になろうとしている人が、大声でふざけながら登校している。」</p>
<p>「受診しようとしている人への配慮なく、道をふさぎ、話している。」と思う人もいるかもしれません。</p>
<p>暖かい眼差しで見守ってくださる方もいれば。</p>
<p>将来は看護師になる人達だと、厳しい眼差しで、期待をもって見守ってくださっているかもしれません。</p>
<p>自分たちの世界だけでなく、周囲の世界にも目を受けた、立ち居振る舞いが求められると思います。</p>
<p>学生一人ひとりの行動が、実習グループ全体の評価に、そして学年や学校の評価につながることもあります。</p>
<p>実習となると、どうしても気持ちが高ぶってしまったり、落ち着きがなくなったりするものだと思いますが。</p>
<p>グループで声をかけあって気をつけていきたいですね。</p>
<h4>身だしなみについて</h4>
<p>実習先から特に指定がなければ、リクルートスーツが望ましいと思います。事前にスーツにしわや汚れがないか確認し、靴も磨いておきましょう。</p>
<p>また、「服装自由」「私服OK」とされている場合でも、清潔感やきちんと感を意識してカジュアルすぎない服装を心がけるとよいと思います。</p>
<p>「服装自由」の場合は、職員の方が実際にどんな服装で通勤しているのか教えてもらうとよいかもしれません。</p>
<p>医療の厳しい現場で学ばせていただく。</p>
<p>「病気を治して早く家に帰りたい。少しでも長く生きたい。」と思いながら療養されている患者さんと関わらせていただく。</p>
<p>患者さんは、ご家族との面会が制限されているなかで、実習生を受け入れてくださる。</p>
<p>そのようなことを考えたときに、どのような服装がふさわしいと思うのかは、学生さん一人ひとりの倫理観によると思います。</p>
<p>「学校の決まりなので。」</p>
<p>「実習指導担当教員に言われたので。」ではなく、</p>
<p><em><strong><span class="marker-red">1人の人として、看護学生として、どのような姿で実習に臨みたいのかということです。</span></strong></em></p>
<p>髪型や、メイク・爪をどのように整えるべきなのかも、同じことです。</p>
<p>「清潔感を意識してすっきりまとめる」</p>
<p>「ナチュラルで清潔感があるメイク」</p>
<p>「爪は短く切る」</p>
<p>学校の先生方は、何度も何度も同じ指導をしているかもしれません。</p>
<p>患者さんの命を守る。患者さんに感謝し、学ばせていただく。</p>
<p>それを優先させるのであれば、自然とどのような身だしなみが好ましいか、わかるのではないでしょうか。</p>
<p>ただ、看護学生さんも、私生活においては、ファッションやメイクを思いきり楽しんでもいいと思います。</p>
<p>ただ、<span class="marker-red"><em><strong>看護学生としてのプライド</strong></em></span>も、実習を通して育てていただきたいです。</p>
<h4>実習中の服装</h4>
<p><strong>＜名札</strong><strong>＞</strong></p>
<p>学内ではネームプレートを使用している学校も多いと思います。実習では名札が必要不可欠。</p>
<p>ですが、患者さんの安全のために、ネームプレートは腰の位置につけてくださいなどと指示があるかもしれません。</p>
<p>実習用ユニフォームに名前が刺繍されている場合もあると思いますが、新カリキュラムになってから、実習場所も多様になってきています。</p>
<p>ジャージなどの運動着を指示する施設もあるかもしれません。</p>
<p>名札をどうするのか、指示を確認しましょう。</p>
<p><strong>＜ユニフォーム＞</strong></p>
<p>基本的には動きやすく派手ではない服装が望ましいもの。</p>
<p>病院や施設は、基本的に学校既定の実習用のユニフォームで大丈夫かと思います。</p>
<p>しかし、施設によっては「ジャージ禁止」など規定が設けられている可能性もあります。</p>
<p>確認しましょう。</p>
<p><strong>＜上履き＞</strong></p>
<p>施設内で着用する上履きについても、靴の種類や形、色などに規定がないかを尋ねましょう。</p>
<p>足の指先を保護したり、転倒を予防するためにも、サンダルは不可ということもあります。</p>
<p>また、施設内で足音が響かないように、ヒールが高くないものなどを指示される場合もあります。</p>
<p><strong>＜腕時計＞</strong></p>
<p>腕時計をしていると、手洗いで十分に手首が洗いにくいです。</p>
<p>そのため、普段は着用を避けるよう指示されることもあります。</p>
<p>バイタルサイン測定時などはどうしているのか確認をしておくといいでしょう。</p>
<p>また、着用が認められている場合はどのような時計が望ましいのか、尋ねておきましょう。<br />
（ベルトループに通せるものなど）</p>
<p><strong>＜マスク＞</strong></p>
<p>日常生活では、布マスクをしている方もいるのではないでしょうか。</p>
<p>病院施設では、サージカルマスクの着用を求められると思います。</p>
<p>飲食後はマスクを新しいものに変えてくださいと指示されることもあると思います。</p>
<p>個人的に、多めに準備しておくことをお勧めします。</p>
<h3>実習初日の持ち物</h3>
<p>基礎看護学担当の教員（基礎看護学実習全体の責任者）から、学年全体にオリエンテーションがあると思いますが、</p>
<ul>
<li>必要書類（誓約書など）</li>
<li>看護実習要綱</li>
<li>実習記録</li>
<li>筆記用具</li>
<li>メモ帳</li>
<li>ユニフォーム（ナース服）</li>
<li>上履き</li>
<li>名札</li>
<li>時計</li>
<li>弁当・飲み物</li>
<li>サージカルマスク（多めに）</li>
<li>クリアファイル（実習施設から資料を配布されることもある）</li>
<li>髪をまとめるネットなど</li>
<li>ハンカチ・ティッシュ</li>
</ul>
<p>これらのほかに指示があれば、あわせて用意します。</p>
<p>A4サイズの書類が入るトートバッグなどを持参するといいかもしれません。</p>
<p>荷物置き場が十分確保されているとは限らないので、大荷物にならないように注意しましょう。</p>
<h4>必要に応じて持参した方が良いもの</h4>
<ul>
<li>課題</li>
<li>参考書</li>
<li>電子辞書</li>
</ul>
<p>特に、実習開始前に課題が出されているときは、忘れてしまうと評価が下がることもあるので、絶対に忘れないように意識しましょう。</p>
<p>参考書・電子辞書は、実習中に見ることはあまりないかもしれませんが、昼休みなど、患者さんの使用薬剤を調べる時などに役立ちます。</p>
<h3>一日の流れと初日の動き</h3>
<h4>実習開始5分前に実習病棟に到着する。早くても遅くてもダメです。</h4>
<p><span class="marker-red"><strong>病棟実習が8:30から開始の場合、何時に病棟に到着すればいいでしょうか。</strong></span></p>
<p>8:25です。</p>
<p><span class="marker-under-red">約束した時間の5分前を目安に到着するのが基本</span>です。</p>
<p>もちろん遅刻は厳禁ですが、あまりに早く到着するのは失礼に当たります。</p>
<p>病棟の責任者や実習指導者さんが、学生に対応できない可能性も高いです。</p>
<p>（夜間に緊急入院があった。スタッフが急に休みになったなどの対応。）</p>
<p>実習の受け入れ側のことも考え、行動しましょう。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>病棟に8:25に到着するための段取り</strong></span>をどうしたらよいでしょうか。</p>
<p>「学生各自が病棟8:25に到着」では、施設側は、学生一人ひとりに対応せねばならず、大変な手間をかけさせてしまいます。グループ全員がそろって病棟に到着したほうがいいですね。</p>
<p>では、どこでグルプメンバー全員が集合できればいいでしょうか。</p>
<p><span class="marker-under-red">病院施設の入り口付近</span>が適当かと思います。</p>
<p>グループメンバー全員が揃ったら、<span class="marker-under-red">病院施設内では集団行動</span>をするのが適切です。</p>
<p>病院施設内に入ったら、更衣室に移動し、ユニフォーム（実習用）に着替え、病棟まで移動します。</p>
<p>8:25から逆算して考えたときに、病院施設の入り口に、何時何分に集合したらよいでしょうか。</p>
<p>もちろん、<span class="marker-red">施設の入り口から更衣室、更衣室から実習病棟まで、迷うことなくスムーズに移動ができることが前提です。</span></p>
<p>病院施設も、防犯上、夜間は施錠されています。</p>
<p>そのため、早く到着してしまっても、入り口が締まっていることもあります。</p>
<p>やはり、<strong><span class="marker-red">8:00頃に病院施設に到着するのが理想</span></strong>でしょう。</p>
<p>ただし、病院施設内は、</p>
<p>「メンバーの誰かが案内してくれるだろう。」</p>
<p>「先生が引率してくれるだろう。」という考えでいると、遅刻してしまうこともあります。</p>
<p>冒頭にもお伝えした通り、教員が引率できるとは限らないし、メンバーが施設の位置を知っていたとしても、更衣室の場所を把握しているとは限らないからです。</p>
<p>朝の通勤途中のスタッフを捕まえて、学生の更衣室を訪ねても知らない可能性もあります。</p>
<p>実習前に、<span class="marker-red"><strong>更衣室・実習病棟の場所を確認しておく。経路を確認しておく</strong></span>ことが必要です。</p>
<h4>明るく元気に挨拶する。</h4>
<p>実習病棟に到着したら、実習リーダーが、ナースステーションの入り口から、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>おはようございます。</p>
<p>〇〇看護学校、1年の〇〇と申します。</p>
<p>本日から〇月〇日まで、基礎看護学実習で学ばせていただきます実習生の6名です。</p>
<p>よろしくお願いいたします。</p>
<p>すみませんが、実習指導者の〇〇さんはいらっしゃいますか。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<p>と、まずは学校名・学部名・学年・名前を述べ、明るく元気に挨拶しましょう。</p>
<p>ナースステーションには、看護師さんだけでなく、医師や他の職員、患者さんもいらっしゃるかもしれません。</p>
<p>第一印象に直結する部分なので、しっかりと挨拶しましょう。</p>
<p>挨拶後に、実習指導者さんが対応してくださると思います。</p>
<p>指導者さんの指示に従って、行動しましょう。</p>
<p>先ほどは、実習リーダーが代表してあいさつしましたが、</p>
<p>指導者さんと実習グループメンバーでやりとりする時間が取れそうなときは、改めて指導者さんに挨拶しましょう。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>おはようございます。</p>
<p>〇〇看護学校、1年生6名です。</p>
<p>今回、リーダを務めます〇〇と申します。</p>
<p>本日から〇月〇日まで、基礎看護学実習で学ばせていただきます。</p>
<p>よろしくお願いいたします。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<p>このあと、病棟の朝のミーティングや、看護科長さんの前でも挨拶する機会があると思います。</p>
<p>その時には、学校名・学部名・学年・名前だけでなく、実習目的や内容についても、軽く述べた方が良いでしょう。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>おはようございます。</p>
<p>〇〇看護学校、<span class="marker-under-red" style="font-size: 18px;"><strong>1年生</strong></span>6名です。</p>
<p>今回、リーダを務めます〇〇と申します。</p>
<p>本日から<span class="marker-under-red" style="font-size: 18px;"><strong>〇月〇日まで</strong></span>、基礎看護学実習で学ばせていただきます。</p>
<p>今回の実習目的は、「看護の対象を理解し、看護の実際を知る」です。</p>
<p>担当の<span class="marker-under-red" style="font-size: 18px;"><strong>患者さんとお話したり、看護師さんと共に援助の体験</strong></span>をしながら学んでいきます。</p>
<p><span class="marker-under-red" style="font-size: 18px;"><strong>初めての実習</strong></span>なので、不安もありますが、<span class="marker-under-red" style="font-size: 18px;"><strong>頑張りたい</strong></span>と思います。</p>
<p>よろしくお願いいたします。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>1年生だということ、初めての実習を頑張りたいと思っていること、患者さんと話したり援助の体験を看護師さんと一緒にするということを、きちんと伝えらえると完璧</strong></span>です。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>実習先に到着し、明るく元気に挨拶ができれば、合格です。</p>
<p>あとは、指導者さんの指示に従って動けばいいのです。</p>
<p>大半の看護学校では、初日の午前中はオリエンテーションや施設見学で終わってしまうのではないでしょうか。</p>
<p>ただ、ここで安心してしまうと、大事なオリエンテーション内容が抜けてしまうこともあります。</p>
<p>メモをしながらオリエンテーションを聴き、あとで質問したり確認できるようにしておきましょう。</p>
</div>
</div>
<p>挨拶を、全て実習リーダーにまかせるのではなく、メンバー全員が、挨拶できるようにしておきましょう。</p>
<p>実習リーダーが欠席するかもしれません。体調が悪くなるかもしれません。</p>
<p>また、看護師さんと一緒に行動する時に、学生さん一人ひとりが担当の看護師さんに挨拶します。</p>
<p>その時には、必ず実習目的や行動目標をお伝えする必要があります。</p>
<p>実習は主体的に学んでいく場です。人任せにせず、自分から学びに行きましょう。</p>
<h3>遅刻や欠席の場合は速やかに連絡する</h3>
<p>交通機関の乱れや急な体調不良などで、実習に遅刻あるいは欠席する場合は、速やかに実習施設に電話連絡をとりましょう。</p>
<p>原則として遅刻や欠席は避けるべきことですが、誠意をもって対応すれば施設側も配慮してくれるかもしれません。</p>
<p>きちんと謝罪をしたうえで、実習に途中参加することを伝えてみましょう。</p>
<p>学校によっては、遅刻・欠席の連絡を学校に報告する決まりになっているかもしれません。</p>
<p>学校の実習オリエンテーションの際、遅刻・欠席の際の連絡先、連絡方法について確認しておきましょう。</p>
<p>あらかじめ、自分のスマートフォンに、遅刻・欠席時の連絡先を登録しておくと、慌てないかもしれません。</p>
<p>また、実習グループメンバーの連絡先を登録してくと、遅刻・欠席時などにもスムーズに連絡を取ることができますね。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、実習直前に必要なオリエンテーションについて、解説しました。</p>
<p>1年生の初めての実習だからこそ、イメージがわかないからこそ、丁寧に確認する必要があるのかな、と思っています。</p>
<p>実習病棟に行って、挨拶するまでの内容だよね。これでいいの？</p>
<p>と思われる方もいらっしゃると思いますが。</p>
<p>実習グループ全員で、時間通りに実習病棟に到着することができ、元気な挨拶ができれば。</p>
<p>8割がた、合格かな、と思っています。</p>
<p>あとは、忘れ物がないといいなと。（笑）</p>
<p>次回は、<strong>「実習直前のオリエンテーション内容②」</strong>について、解説します。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students7/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その17：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容⑥</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students6/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students6/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 30 Dec 2022 02:42:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[カンファレンス]]></category>
		<category><![CDATA[主体的]]></category>
		<category><![CDATA[共有]]></category>
		<category><![CDATA[学習内容]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習目標]]></category>
		<category><![CDATA[意見交換]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=722</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><span class="marker-red"><strong style="font-size: 18px;">」</strong></span></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>６</strong></em></span><span style="color: #800000;"><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生個々の実習目標と学習内容の発表</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;"><em><strong><span style="color: #800000;">学生個々の実習目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換</span></strong></em></span></li>
<li>教員にしてもらいたいオリエンテーション内容</li>
<li>教員からのオリエンテーション</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>学生個々の実習目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換</h2>
<p>基礎看護学実習１の実習目標は、<strong>「看護の対象を理解し、看護の実際を知る」</strong>でした。</p>
<p>ここでいう、<span class="marker-under-red"><strong>「学生個々の実習目標」</strong></span>とは、学生一人ひとりの、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>自分の成長や実習目標達成のための具体的な目標</strong></span>のことです。</p>
<p>また、明確な目標を立てることで、<span class="marker-under-red">実習のために必要な</span><strong><span class="marker-red">学習内容を決める</span></strong>ことができます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-15 sbs-stn sbp-l sbis-sn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/417f0b148da4b3728aa176dca4c9f3d8-e1641644410480.png" alt="" width="827" height="756" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p><strong>学生自身が、自己目標を意識して、実習に向けた学習を計画的に進めていけばいいのでは？</strong></p>
<p><strong>自己目標と学習内容をグループ内で共有し、意見交換する必要がありますか？</strong></p>
</div>
</div>
<p>と思うかもしれませんが。</p>
<p>学生が、自分一人の力で、患者さんにとって、より良い援助方法を調べたり、工夫して学習を進めていくのは、難しいものです。</p>
<p>そして、実習メンバーがみな同じ目標や学習内容ではなく。</p>
<p>自分の目標に沿った、それぞれ違う学習内容になります。</p>
<p>さらに、看護実習というのは、<strong>自分で経験しながら学んでいく学習形態</strong>です。</p>
<p>学内で受ける講義は、基本的に先生の授業を聞き、指示に従って考えたり、</p>
<p>クラスメイトと相談したり、問題を解いたり発表したりと、受け身の学習形態です。</p>
<p>先生に指名されたり、発表する時には緊張するかもしれませんが。</p>
<p>基本的には、「やってください」と、言われたことに従えばいいので、</p>
<p>精神的に不安定になることなく、周りの学生と同じように講義を受けていられるはずです。</p>
<p>しかし、看護実習では、学生一人ひとり、得意なこと・苦手なことが違い、</p>
<p>受け持つ患者さんも個性豊かな存在です。</p>
<p>同じバイタルサイン測定の場面でも、</p>
<p>難聴の患者さんとのコミュニケーションに苦労している学生もいれば、</p>
<p>なかなか脈拍を探し出すことができずにいる学生もいます。</p>
<p>また、一緒にいる看護師さんに見張られているようで、いつも通りに動けない学生もいれば、</p>
<p>患者さんに時間をかけて丁寧に測定を行い、患者さんから「疲れた。」といわれ、落ち込む学生もいます。</p>
<p>その、バイタルサインの場面を振り返った時に、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-5 sbs-stn sbp-r sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/da72a0cb3097a0d0f69b8bbed2d311d0.png" alt="" width="1240" height="1111" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>老年期で難聴がある患者さんとのコミュニケーションを学習しよう。</p>
</div>
</div>
<p>と、考える学生もいれば、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>家に帰って、家族全員の脈拍を測り、5秒以内で脈を蝕知できるようにしよう。</p>
</div>
</div>
<p>と、考える学生もいます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-13 sbs-think sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/11157640c259f27194dccf834bd9f0d8-e1641609350771.png" alt="" width="495" height="465" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>学校で、先生に患者役をしてもらおう。先生のバイタルサイン測定をして、自信をつけよう。</p>
</div>
</div>
<p>と考えたり</p>
<div class="speech-wrap sb-id-3 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/1a1e494c023424fa650a4b918ee8af17-e1641014094122.png" alt="" width="330" height="330" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>測定の基本は身についているはずだから、効率よく測定する方法を工夫しよう。</p>
</div>
</div>
<p>と考える学生もいます。</p>
<p>学生個々の目標も違えば、受け持つ患者さんも個性豊かな存在のため、</p>
<p>学習内容が、学生一人ひとり違ってくるのは当然ともいえます。</p>
<p>だからこそ、学生一人ひとりが何を考えていて、何をしようとしているのか。</p>
<p>どんな課題を抱えていて、どのようにその課題を克服しようと思っているのか。</p>
<p>実習グループ全体で共有し、意見交換する場をつくることが重要になってくるのです。</p>
<h2>グループ内での共有と意見交換のねらい</h2>
<h3><span class="fz-18px"><span style="font-size: 16px; font-weight: 400;">学生が学習上（実習上）の悩みや困りごとを相談しやすい環境（物理</span><span style="font-size: 16px; font-weight: 400;">的・人的）を作る</span></span></h3>
<p><span class="marker-red"><strong><em>物理的環境をつくる。</em></strong></span></p>
<p>実習前の学生達は、グループメンバーとの関係性が十分にできていない状態です。</p>
<p>なので、話し合う場をどのように設定し、誰がどこに座るのか決めるのにも時間がかかります。</p>
<p>リーダーとサブリーダーは隣同士がいいのか、教員はどこに座ればいいのか。</p>
<p>そもそも、「自己目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換」は、誰が進行するのか。</p>
<p>教員が仕切るのか、リーダーが仕切るのか。</p>
<p>まずは、<strong>物理的環境をどのように整えていくか</strong>の、学習の機会になればいいと思っています。</p>
<p>グループメンバー全員で教員に相談に来てもいいし、</p>
<p>学生たちが自分たちなりに考えて、物理的環境を整えてから教員に確認してもいいと思いますし。</p>
<p>リーダーがグループを代表して、教員まで相談に来てもいいと思います。</p>
<p>絶対これ、という正解があるわけではないのですが、</p>
<p>グループメンバー全員が納得できる形で、相談しやすい環境（＝実習上で学生カンファレンスを実施する時の環境）が、整えられるといいのかなと思います。</p>
<p>実習前に、メンバー全員でこのような段取りの練習をしておくと、</p>
<p>実習が開始されたときに、学生カンファレンスの場などで応用が利きます。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong><em>人的環境をつくる。</em></strong></span></p>
<p><strong>学習上（実習上）の悩みや困りごとを相談しやすい人的環境</strong>については、</p>
<p>「自己目標と学習内容のグループ内での共有と意見交換」の物理的環境を整える段階で、</p>
<p>メンバー内での報告・連絡・相談が必要になってきます。</p>
<p>教員に対しても、報告・連絡・相談が必要です。</p>
<p>その過程の中で、メンバーや教員が、お互いに話しかけやすい雰囲気を醸し出す努力をしたり。</p>
<p>きょういんにこが、学生の強みをみつけて強化できるよう意識してアプローチすることを重視しています。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/8c4ff95dd1e7a5e08c570d04067d1777-e1641019997538.png" alt="" width="342" height="342" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>先生、意見交換の場所ですが、第1教室で、16:30からお願いします。</p>
<p>実習メンバー全員集合してお待ちしています。</p>
<p>実習目標の用紙と自己学習のよういでだいじょうぶですか。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>報告、ありがとう。</p>
<p>それで、大丈夫です。</p>
<p>メンバー全員の調整、大変だったんじゃない？みんな、学習しているかな？</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/8c4ff95dd1e7a5e08c570d04067d1777-e1641019997538.png" alt="" width="342" height="342" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>サブリーダーの〇〇さんが、協力してくれたので、そんなに大変ではなかったです。</p>
<p>事前学習は、何をやったらいいのかわからないって言っている人もいました。</p>
</div>
</div>
<p>なるほど。</p>
<p>このリーダー学生さんは、時間や場所の調整だけでなくメンバー全員の準備状況にも目を配れるんだな。</p>
<p>自分だけで頑張るのではなく、サブリーダーさんなど、メンバーとも協力して、効率よく行動することができる子なのかもしれない。</p>
<p>今まで、リーダーのような役割をこなしてきた子なのかもしれないな。と、教員にこは感じました。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>こういう調整って、案外大変なんだけど、よく調整できましたね。</p>
<p>実習前なのに、もうこのような段取りができて、素晴らしいです。</p>
<p>では、16:30に、時間通りに始められるようにしましょう。</p>
<p>事前学習については、あまり進んでなくても大丈夫だよって、みんなに伝えておいてください。</p>
<p>まだ実習まで時間があるし、どんな風に進めていけばいいか、今日、確認できるといいよね。</p>
</div>
</div>
<p>といったやりとりをします。</p>
<p>意見交換の段取りも、事前学習も、この段階では完璧にできるとは思っていないので、ここまでやりとりできれば十分です。</p>
<p>とにかく、実習生と教員が何回もやりとりをして、<strong>学生が教員にこの人となりがわかって</strong>。</p>
<p><strong>気軽に話しかけやすい関係性を築く</strong>ということ。</p>
<p>特に、実習グループのリーダー学生と気兼ねなく話せる関係性を目指していきます。</p>
<h3>意見交換のねらい</h3>
<p><span class="marker-red"><em><strong>信頼関係を築く上での土台</strong></em></span></p>
<p>16:30に全員がそろっていたら、とにかく時間通りに行動できていることを褒めます。</p>
<p>これは当たり前のようで、当たり前ではありません。</p>
<p>特に実習が始まれば、患者さんや看護師さんの都合によって時間に間に合わないことがあり得ます。</p>
<p>また、時間変更が必要になることもあります。</p>
<p>その時に、どのように対処すればいいのか、考えて行動することが大事ですが。</p>
<p>その前提として、決められた時間を守る、最善を尽くすという姿勢が備わっている必要があります。</p>
<p>このような姿勢は、メンバー間の信頼関係を築く上での土台にもなります。</p>
<p>時間を守れるということは、自分の時間を大事にできるということ。</p>
<p>そして、メンバーの時間、教員の時間、看護師さんの時間、患者さんの時間を守ることにもつながります。</p>
<p>自分を大切にし、他者を大切にできることにもつながります。</p>
<p>話が少しそれました。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><em><strong>自己目標と事前学習の共有</strong></em></span></p>
<p>実習の自己目標をどのように定めたのか、事前学習をどのように進めているのか、</p>
<p>学生一人ひとりの発表を聴き、自分の発表をする中で、</p>
<p>「そんな目標もあるのか」</p>
<p>「そんな課題を克服したいんだ」</p>
<p>「私も、同じような目標にしたけど、学習内容が違う。どうしてだろう。」などと、</p>
<p>いろいろな意見が交わされる中で、考えや学びが深まっていきます。</p>
<p>また、自分なりに目標を達成するための学習内容を考え、計画しているけれども、</p>
<p>違った方法でも目標達成の方向性が見えてきたり、目標達成のための方法が拡がっていきます。</p>
<p>そして、「なるほど、こんなことも実習で起こるかもしれない」と、</p>
<p>経験していないことに対しての、備えができます。</p>
<p>なにより、 自分だけが困っているのではないとわかることで、</p>
<p>少し冷静になり、自分を客観視できるようになります。</p>
<p>実習メンバーとの考え方の違いや、似ているところを認めることができ。</p>
<p>安心したり、「私、結構頑張っているよね。」と、自分の成長を自覚できます。</p>
<p>このような機会を持つことで、実習に対する期待感を高め、</p>
<p>実習メンバーや、教員と対話することの価値観も高めていけます。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><em><strong>自己表出の少ない学生の場合</strong></em></span></p>
<p>学生たちのやりとりしている状況を見ながら、自己表出の少ない学生を確認することができます。</p>
<p>また、その学生の発言や反応から、学生の困っていること、気になっていることを推測することができ、</p>
<p>個別に確認したり明確化していくことができます。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><em><strong>最終的に、グループ全体の実習への意欲やグループ内で協力し合う学習行動が促進されるようになります。</strong></em></span></p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf"></div>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>お昼休みに、みんなでバイタルサイン測定の練習しようか。</p>
</div>
</div>
<p>とか、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>看護の対象を理解するって、患者さんって思っていたけど、健康な人も看護の対象って習ったよね？</p>
<p>看護学概論、見直した方がいいかな？</p>
</div>
</div>
<p>とか。</p>
<p>学生の主体的な行動が見られ始めたら、大成功です。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>前回もお伝えしましたが、教員が「こうしましょう。やりましょう。」と指示をするのではなく。</p>
<p>学生が自分で考えて、自分で出した目標や計画は、成功しても失敗したとしても、学生は納得します。</p>
<p>また、みんなで協力し合って取り組んだり考えたことは、</p>
<p>身に付きやすく、忘れることはありません。</p>
<p>時間はかかりますが、最初が肝心です。</p>
<p>先生に言われたから、ではなく。</p>
<p>学生が自分で決めた目標、計画で実習に臨めるように支援したいですね。</p>
<p>次回は、<strong>「教員にしてもらいたいオリエンテーション内容」</strong>についてもう少し深く解説します。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students6/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その16：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容⑤</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students5/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students5/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Dec 2022 13:17:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[学習内容]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習目標]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=710</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><strong style="font-size: 18px;">」</strong></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>５</strong></em></span><span style="color: #800000;"><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;"><em><strong><span style="color: #800000;">学生個々の実習目標と学習内容の発表</span></strong></em></span></li>
<li>学生の目標と学習内容に関する意見交換</li>
<li>教員にしてもらいたいオリエンテーション内容</li>
<li>教員からのオリエンテーション</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>学生個々の実習目標と学習内容の発表</h2>
<p>基礎看護学１の実習目標は、<strong>「看護の対象を理解し、看護の実際を知る」</strong>でした。</p>
<p>ここでいう、<span class="marker-under-red"><strong>「学生個々の実習目標」</strong></span>とは、学生一人ひとりが、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>自分の成長や実習目標達成のための具体的な目標を立てよう</strong></span>ということです。</p>
<p>「看護の対象を理解し、看護の実際を知る」の目標は、</p>
<p>抽象的過ぎて、他人事のように感じませんか。</p>
<p>私が皆さんにお伝えしたい目標設定とは、学生が自分にとっての明確な意義や目的を持ち、</p>
<p>それを叶えるための具体的な目標を立てることです。</p>
<p>明確な目標を立てることで、<span class="marker-under-red">目標達成のために学生自身ががすべきことを具体的にしていくことができます。</span></p>
<p>つまり、<span class="marker-under-red">実習のために必要な</span><strong><span class="marker-red">学習内容を決める</span></strong>ことができます。</p>
<p>また、目標設定を行うことで自分の現状を把握し、</p>
<p>目標達成へ向けた確実な努力を積み重ねやすくなります。</p>
<h3>目標設定の効果4つ</h3>
<p>実習に限りませんが、明確な目標設定を行うことで具体的な効果が期待できます。</p>
<p>ここでは目標設定の効果4つを紹介したいと思います。</p>
<h4>目標設定の効果1：課題や成果を見える化できる</h4>
<p>目標設定を行うことで自分の課題や成果を見える化することができます。</p>
<p>実習ファイルなど、自分の目に付くところに目標設定シートをファイリングしておけば、常に目標達成を意識して実習に取り組むことができます。</p>
<p>また、看護師さんや実習指導者さん、教員やグループメンバーに、自分の目標をわかりやすく伝えられるようになるため、実習最終日の評価にも役立つ資料になります。</p>
<h4>目標設定の効果2：モチベーションを維持できる</h4>
<p>目標設定をして努力をするプロセスが、実習のモチベーションの維持につながります。</p>
<p>目標を達成するための学習や計画が進んでいけば、さらにやる気の向上が見込めます。</p>
<p>また、今回の実習の目標達成後も、つぎの実習に向けた意欲を維持することにつながります。</p>
<h4>目標設定の効果3：学習や計画実践の効率が上がる</h4>
<p>目標設定を行うことで明確なゴールを目指すことができるようになるため、学習や計画実践の効率が上がります。</p>
<p>人は自分がすべきことがわかると行動力が上がります。</p>
<p>また、正しい目標設定が行われることにより、学習や計画の進捗状況から現在の達成度がわかるようになるため、目標達成まであとどのくらいなのか自分の現在地が把握できるようになります。</p>
<p>そのため、モチベーションを向上させて実習に取り組むことができます。</p>
<h4>目標設定の効果4：成長を実感できる</h4>
<p>目標設定を行い、目標達成を繰り返すことで、自信や成長に繋がります。</p>
<p>自分で立てた目標を達成するために自ら努力することで、実習に前向きな気持ちで取り組めるようになります。</p>
<p>また、目標への達成度も自分で把握できるため、身につけた知識・技術や経験が自信に繋がって目標達成の可能性を高めます。</p>
<p>さらに目標を達成することにより、より大きな自信を持つことができます。</p>
<h3>目標設定のコツ4つ</h3>
<p>ここまで目標設定を行うことによってさまざまな効果が得られることを紹介しましたが。</p>
<p>目標を設定する場合にはいくつかのコツがあります。</p>
<h4>目標設定のコツ1：細かく目標を設定する</h4>
<p>目標設定を行う場合、現実的な数字や期限を設定して細かい目標を立てるのがコツです。</p>
<p>基礎看護学実習1は、「7日間」の設定でした。</p>
<p>また実習目標は、「看護の対象を理解し、看護の実際を知る」です。</p>
<p>学生が自分の課題をどのように捉えているかにもよりますが、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>私は、ヘンダーソンの14の基本的欲求について、頑張って学習しました。</p>
<p>学んだことを対象理解に役立てたいです。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-3 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/1a1e494c023424fa650a4b918ee8af17-e1641014094122.png" alt="" width="330" height="330" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>私は、自分に自信がなくて、いつも、おとなしいねって言われます。</p>
<p>実習では、患者さんと積極的にお話して、どんな人生を歩まれてきた方なのか。</p>
<p>どのような思いで療養されているのか知りたいです。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>私は不器用です。</p>
<p>バイタルサイン測定の技術試験で、正確な血圧の値を読み取ることができませんでした。</p>
<p>練習して、自分の力で患者さんの血圧などの身体面の情報をとりたいです。</p>
</div>
</div>
<p>など、学生の頑張っていること、課題にしていることを大事した細かい目標でもいいと思います。</p>
<p>7日間という短い実習期間なので、教員としては、達成可能な目標を助言できるといいのではないでしょうか。</p>
<p>合わせて具体的な学習計画を立てるのも、1つのコツといえます。</p>
<h4>目標設定のコツ2：目標の数を決める</h4>
<p>目標設定を行う場合、達成したい目標の数を絞るのがコツです。</p>
<p>今回の実習目標は、「看護の対象を理解し、看護の実際を知る」です。</p>
<p>初めての実習なので、</p>
<ol>
<li>看護の対象を理解する</li>
<li>看護の実際を知る</li>
</ol>
<p>の2点について、学生は自己目標を具体的に立てられれば良いのではないかと思います。</p>
<p>学生の目標案</p>
<ol>
<li>生活構造とライフサイクルの視点で患者さんを生活者として理解する。</li>
<li>看護師が行っている援助を体験させてもらう。援助を実施する看護師さんの思いや援助を受けた患者さんの思いを知る中で、看護とは何かを考えまとめる。</li>
</ol>
<p>達成したい目標を欲張ると、学生の関心や集中が分散してしまうため、目標を達成しにくくなってしまいます。</p>
<p>また、学びも浅くなってしまいます。</p>
<p>実習目標に沿った、重要な目標に絞りましょう。</p>
<h4>目標設定のコツ3：モチベーションが上がる目標にする</h4>
<p>目標設定を行う場合、自分のモチベーションが上がる目標にするのがコツです。</p>
<p>自分が得意なことを取り入れたり、興味関心が高いことを取り入れることも一つです。</p>
<p>また、今は苦手だけど、実習で頑張っておけば今後も役に立つような、</p>
<p>達成するメリットがあるものを設定するのも一つです。</p>
<p>ただ、苦手なものは、目標達成の成功率も下がってしまうため、自分の興味があり、達成する意欲が湧くような目標を設定するのがコツといえます。</p>
<p>（コツ1の学生たちが言っているような目標だと、やりがいがありそうです。）</p>
<h4>目標設定のコツ4：実行する</h4>
<p>目標が決まったら、あとは目標達成のために計画的に実行するのがコツです。</p>
<h3>学習内容の確認</h3>
<p>学生個々の目標が定まったら、その目標が達成できるように、学習内容を計画するよう指示します。</p>
<p>すでに目標が練られているので、学習内容についてはさほど悩む学生はいません。</p>
<p>ただ、実習なので、知識を身につけるだけでなく、技術も身につける必要があります。</p>
<p>技術練習は必須です。</p>
<p>学習習慣がない学生や、学習の仕方がわからない学生も多いので、その点については、丁寧にやり取りをする必要があります。（怠けないように。）</p>
<h3>学生個々の実習目標と学習内容の発表</h3>
<p><span class="marker-red"><strong>教員にこと学生とのやり取りは、実習開始3週間前から始まります。</strong></span></p>
<div class="warning-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>実習開始3週間前：実習リーダーが教員にこに挨拶に来る。1週間後に実習目標用紙と事前学習を教員に提出するよう指示する。</li>
<li>実習開始2週間前：学生は実習目標用紙と事前学習を教員にこに提出する。教員は内容を確認する。</li>
<li>実習開始10日前：教員は実習メンバー全員を集め、実習目標用紙と事前学習について、全体に助言する。必要があれば個別指導、再提出を求める。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">実習開始1週間前：再度実習メンバー全員を集める。学生一人ひとりに実習目標を発表してもらう。学生個々の目標に対して、メンバー全員で意見交換する。また、学習内容について助言し合う。</li>
<li>実習3日前：学生は追加した学習内容を教員に提出する。教員は学習内容を確認し、すぐ返却する。</li>
<li>実習前日：最終オリエンテーション。</li>
</ul>
</div>
<p>学生個々の実習目標と学習内容の発表をすると、一人ひとりの学生がどんな実習をしたいと思っているのか。</p>
<p>何が強みで何が弱みなのか。</p>
<p>どんな課題に取り組もうとしているのか。</p>
<p>メンバー内で共有することができます。</p>
<p>実習開始3週間前からこのようなやりとりを開始しているので、</p>
<p>実習グループ内での関係性も、深まっていきます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>目標は高すぎても低すぎても意味がありません。</p>
<p>自分の理想を優先して高い目標を立てたとしても、それだけ達成することが難しくなります。</p>
<p>逆に、目標が低過ぎてもモチベーションにつながらない可能性があります。</p>
<p>目標自体には強制力がないため、なかなか自主的に行動に移すのは難しいですが。</p>
<p>グループ全員の関係性が構築できるよう、「3週間」という時間をかけたり。</p>
<p>実習グループ全員で目標が達成できるよう、発表し合って「共有する」仕掛けをつくったり。</p>
<p>また、「こんな看護師になりたい」という将来の自分の姿をしっかりイメージすることにより、モチベーションをアップさせることができます。</p>
<p>また、将来の自分の姿をリアルに思い描くことにより、目標達成のために行動を起こしやすくなります。</p>
<p>具体的な目標を立てて、目標達成までの期限を決めて取り組んだとしても、目標達成に至らないこともありますが。</p>
<p>そういった場合は学生とともに振り返り、分析し修正を必ず行う必要があります。</p>
<p>とにかく、初めての実習です。</p>
<p>一つひとつが初めてのことなので、目標ひとつ、計画ひとつ、最初はうまくいきません。</p>
<p>でも、「ここで先生の言う通りにしてごらん。」ではなく、</p>
<p>学生が自分で考えて、自分で出した目標や計画は、</p>
<p>成功しても失敗したとしても、学生は納得します。</p>
<p>時間はかかりますが、最初が肝心です。</p>
<p>先生に言われたから、ではなく。</p>
<p>学生が自分で決めた目標、計画で実習に臨めるように支援したいですね。</p>
<p>次回は、<strong>「学生の目標と学習内容に関する意見交換」</strong>についてもう少し深く解説します。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students5/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その15：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容④</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students4/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students4/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 27 Dec 2022 06:45:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[チームビルディング]]></category>
		<category><![CDATA[リーダーシップ]]></category>
		<category><![CDATA[信頼関係]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=691</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><strong style="font-size: 18px;">」</strong></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="color: #800000;"><em><strong>4</strong></em><em><strong>番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">学生の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;"><em><strong><span style="color: #800000;">グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</span></strong></em></span></li>
<li>学生個々の実習目標と学習内容の発表</li>
<li>学生の目標と学習内容に関する意見交換</li>
<li>教員にしてもらいたいオリエンテーション内容</li>
<li>教員からのオリエンテーション</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>実習開始前までに、大まかなチームビルディングをしておく。</h2>
<p>前回は、学生の自己紹介について解説しました。</p>
<p>実習グループメンバー間でお互いの好きなこと・得意なことを共有しておくことは、</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>自分の得意</strong><strong>を活かした行動</strong></span>につながり、<span class="marker-under-red"><strong>お互いを率先してサポートをする</strong></span>ことにつながります。</p>
<p>また、<strong>出来ていないことは指摘しやすい</strong>のですが。</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>できていることを認めて、それを大事に育てていく関わりの方が、長い目で見たときに、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>学生の成長につながっている</strong></span>と考えます。</p>
<h2>グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</h2>
<h3>リーダーをどのように決めたのか確認しておくことの重要性</h3>
<p>グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか。</p>
<p>自分から<strong>立候補した</strong>のか、<strong>推薦された</strong>のか。</p>
<p>それとも、<strong>ジャンケンやあみだくじ</strong>などで決めたのか。</p>
<p>その<span class="marker-under-red"><strong>決定方法によって、実習へのモチベーションが、より高まる場合もあれば、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>より低くなってしまう場合がある</strong></span>からです。</p>
<p>10年間、1年中ほぼ途切れることなく、1年生から3年生まで実習指導をしてきましたが。</p>
<p>自分から<span class="marker-under-red">立候補した学生は、何かしらのやりがいや、自己成長を目指している</span>ことが多く。</p>
<p>それ以外の学生は、様々な理由で、積極的にはリーダーになりたくないと考えています。</p>
<p><strong>リーダーを立候補した1年生</strong>に理由を聞いてみると、</p>
<div class="warning-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>高校生活で、学校行事やクラブ活動等、責任者になるのが嫌でリーダーを避けていたけど、リーダーをした方が充実した学校生活を送れたのではないかと後悔している。看護学校では、積極的に行動したいと思ったから。</li>
<li>みんなをまとめたり、みんなで何かを達成することにやりがいを感じている。</li>
<li>私は消極的で、それが課題だと思っているけど、今まで変われなかった。看護学生になったのを機に頑張りたいと思った。</li>
<li>リーダーをした方が、色々な視点で学べるのではないかと思った。</li>
<li>母や姉が看護師で、色々な話を聴き、私も同じように頑張りたいと思った。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">コミュニケーションにコンプレックスを感じている。いろいろな人と、コミュニケーションがとれるようになりたい。</li>
</ul>
</div>
<p>などがあります。</p>
<p>他にも、学生の数だけ様々な理由があるのですが、立候補した学生は、意欲があります。</p>
<p>その積極性や頑張りたい気持ちを大事にする必要があります。</p>
<p><strong>推薦やジャンケンなどで決まった1年生</strong>に話を聴くと、</p>
<div class="warning-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>初めての実習なので、不安や緊張が大きく、本当はやりたくない。</li>
<li>先輩から実習記録が大変だと聞いた。私はあまり成績もよくないし、器用でもないので、リーダーを務められるか心配です。</li>
<li>ふだん、あまり話したことがない人たちなので、みんなをまとめられるか不安です。</li>
<li>アルバイトをしているので、早く帰りたい。余計なことはしたくない。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">先生とやりとりをするだけでも緊張します。看護師さんや指導者さんとのやり取りも、うまくできるか不安です。</li>
</ul>
</div>
<p>などなど。</p>
<p>やはり、不安や緊張があり。</p>
<p>自信がなかったり、他に優先すべき事などがあり。</p>
<p>様々な理由で、自ら進んでリーダーにはなりたくなかったわけです。</p>
<p><strong><span class="marker-under-red">学生一人ひとり、リーダーをやりたかった理由、やりたくなかった理由がある</span></strong>ので、</p>
<p>その理由に沿った指導や助言、配慮を必要とします。</p>
<p>どんな方法であれ、メンバー合意のもとでリーダーを決めたのですから、</p>
<p>役割が果たせるように、サポートする必要があります。</p>
<h3>リーダーとは</h3>
<p><strong>グループの目標達成や課題解決に向けてかじ取りを行う人物のこと</strong>です。</p>
<p>グループメンバーの能力を見極めて適切な役割を与えつつ、自ら先頭に立って実習を行うことで、</p>
<p>グループ内の士気を高め、実習の遂行を目指します。</p>
<p>リーダーの素質には先天的なものもありますが。</p>
<p>多くは学習や在り方を見つめ続けることで、後天的に身に付けることが可能です。</p>
<h3>リーダーに向いている学生の共通点</h3>
<p>リーダーに向いている学生にはいくつかの共通点があります。</p>
<p>特に重要度の高い共通点は以下の3点です。</p>
<h4>目標達成に対して真摯になれる</h4>
<p>まず重要なのが、実習への取り組み方です。</p>
<p>リーダーに向いている学生は、目標達成に対して真摯です。</p>
<p>リーダーは必ずしも温和で人付き合いが良くなければならないわけではありません。</p>
<p>リーダーに最も重要なのは、<strong>目標達成のために何が正しいのかを考え、ぶれることなく行動すること</strong>です。</p>
<p>リーダーの中には、メンバーとのコミュニケーションを忘れずに行い、暖かいグループ作りを行っている人もいれば、厳格でストイックに実習を行うグループを形成している人もいます。</p>
<p>それぞれのリーダーは、持ち味は違いますが、「このようなグループにしていきたい」という思いが強いです。</p>
<p>そして、目標達成のために（グループのために）真摯に役割を果たしているのであれば、メンバーはしっかりとついてきてくれます。</p>
<p>役割に対して責任を持って行動できることが、リーダーにとって最も必要な能力といえます。</p>
<h4>自分の考えに自信を持ち、一貫した言動ができる</h4>
<p>リーダーに向いている学生には、自分の考えに自信を持ち、一貫した発言や行動ができる人が多いです。</p>
<p>一貫性のある言動を行うためには、常日頃から論理的な考え方を実践し、目標達成に必要なことを細分化してわかりやすく整理することが重要になります。</p>
<p>実習では、多くの物事を同時進行で片付けなけれななりません。</p>
<p>しかし、実際に実習を進めていくと、様々なことが複雑に絡み合い、どこから手を付けたらよいか分からないことがあります。</p>
<p>リーダーが、メンバーのふとした発言で右往左往すると、リーダーが頼りなく見えてしまいます。</p>
<p>実習でリーダーを頑張りたい学生に対しては、論理的思考がどの程度身についているのかを確認し、</p>
<p>一貫した言動ができるよう、支援する必要があります。</p>
<h4>グループメンバーの弱みよりも強みを大切にできる</h4>
<p>メンバーの特性を前向きにとらえることができる学生も、リーダーに向いています。</p>
<p>グループの実習目標を効率的に達成するためには、人の弱点を指摘するよりも強みを活かしたほうが効果的です。</p>
<p>メンバーとしても、自分の強みに合った役割を任されたほうがやる気になります。</p>
<p>結果的に、グループ全体として、実習目標の達成につながります。</p>
<p>加えて、メンバーの強みを活かした采配は、メンバーとの信頼関係の向上にもつながり、団結したグループをつくることができます。</p>
<p>リーダーの経験や自信があまりない学生に対しては、人の弱みよりも強みに着目できるような支援が必要です。</p>
<h3>リーダーの4つのタイプ　『PM理論』</h3>
<p>リーダーには、周囲を引っ張るヒーローのようなイメージを持つ人や、みんなをまとめる面倒見の良さをイメージする人もいるかもしれません。</p>
<p>しかし、リーダーにはさまざまな考え方があることから、理想的なリーダー像はひとつに留まりません。</p>
<p>リーダーを4つのタイプに分類する「PM理論」という考え方があります。</p>
<p>PM理論とは、1966年に心理学者の三隅二不二氏らが提唱した理論で、リーダーとリーダーシップは「P機能」と「M機能」の2つで構成されているという考え方のことです。</p>
<div class="blank-box bb-yellow">
<p><span class="marker" style="font-size: 18px;"><strong>P機能とは　：　</strong></span><span class="marker"><strong>目的達成機能（Performance function）</strong></span>のこと</p>
<p>組織の目標達成や問題解決をする働きをさします。</p>
<p>たとえば、「カンファレンスに間に合うスケジュールを組む」「リネン交換などの作業をメンバーに割り振って効率化する」「実習記録が進まないメンバーを指導する」などが具体的な行動です。</p>
<p>つまり、先頭に立ってメンバーを引っ張る力が強いタイプであり、皆が想像するリーダー像といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="marker" style="font-size: 18px;"><strong>M機能とは　</strong></span><span class="marker"><strong>：　集団維持機能（Maintenance function）</strong></span>のこと</p>
<p>メンバーとの人間関係を良好に保ち、組織の雰囲気作りをする働きのこと。</p>
<p>M機能の行動は、「メンバー一人ひとりとコミュニケーションを図る」「人間関係のトラブル解決に関わる」「メンバーが交流する場を設ける」「メンバーの労をねぎらう」などがあります。</p>
<p style="margin-bottom: 1.8em;">メンバーをひとつにまとめて統率を図るためには必要不可欠な能力です。</p>
</div>
<p>P機能とM機能をどちらも持っている人が、「理想のリーダー」と考えるのがPM理論の本質です。</p>
<p>P機能とM機能の高低差により、次の4つのタイプに分類されます。</p>
<div class="warning-box">
<p style="color: #333333;"><strong>【PM型】（P機能、M機能ともに大きい）</strong></p>
<p style="color: #333333;">　両方の能力が備わっており、組織をまとめながら目標を達成できる、理想像にふさわしいリーダータイプ</p>
<p style="color: #333333;"><strong>【Pm型】（P機能が大きくM機能が小さい）</strong></p>
<p style="color: #333333;">　目標を達成できる反面、組織をまとめる力に欠けるタイプ</p>
<p style="color: #333333;"><strong>【pM型】（P機能が小さくM機能が大きい）</strong></p>
<p style="color: #333333;">　集団をまとめる力はあるものの、目標を達成できないタイプ</p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>【pm型】（P機能・M機能ともに小さい）</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">　目標を達成する力と、集団をまとめる力も弱い、リーダーにふさわしくないタイプ</p>
</div>
<p>この4つのタイプを見ると、リーダーになった学生に、必ずひとつはあてはまりませんか。</p>
<p>リーダーには、どちらかが備わっているのではなく、両方がバランス良く備わっていることが重要です。</p>
<h3>リーダーの役割を学ぶ</h3>
<p>学生一人ひとり、実習グループのリーダーをやりたかった理由、やりたくなかった理由があります。</p>
<p>リーダーをやりたかった人も、やりたくなかった人も。</p>
<p>実習でリーダーという役割をまかせられたら、それが全うできるように努力すべきです。</p>
<p>なぜなら、看護師はチームで看護実践をしており、一人ひとりがリーダーシップ・メンバーシップを発揮することが求められているからです。</p>
<p>看護学校の1年生で、実習も初めてです。</p>
<p>性格的にリーダーの資質を持っていたとしても。</p>
<p>不安や緊張の中で、リーダーシップを発揮するのは難しいです。</p>
<p>また、PM理論を見てもらうと、リーダーにも4つのタイプがありました。</p>
<p>学生一人ひとり、また、その時その時の状況に応じたリーダーの在り方が求められます。</p>
<p>（目標達成ばかりを意識して、メンバーの努力や苦労をねぎらうことがなかったら、そのリーダーは孤立してしまいますよね。また、仲良くすることだけに一生懸命で、目標が達成できなかったら、残念な実習になってしまいます。）</p>
<p>教員は、学生の主体的なリーダーシップ、メンバーシップを大切にしながら、</p>
<p>学生自身が自分の強みを伸ばし、自分の弱みを客観的に把握して成長につなげられるよう支援していきたいですね。</p>
<p>また、学生がリーダーシップを発揮するには、</p>
<ul>
<li>実習記録などの学習支援</li>
<li>時間管理の指導</li>
<li>個人面接</li>
<li>人間関係調整</li>
<li>コミュニケーション方法指導</li>
</ul>
<p>などの、様々な視点からのアプローチも必要になると思われます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>学生は、実習リーダーをするのを嫌がりますが、学年が上がるにつれて、自分からリーダーをやりたいと立候補する学生がでてきます。</p>
<p>実習を重ねるうちに、リーダーシップが苦手な自己の傾向や課題に気づくからでしょう。</p>
<p>少しでも成長していきたい、理想とする看護師になりたいという意欲の表れです。</p>
<p>3年生の最後の方の実習になると、何回もリーダーを経験したことのある学生がでてくるので、</p>
<p>私は、「リーダーを学ぶ機会を、あまりリーダーをやったことのない学生にも与えてください。」と、</p>
<p>グループ全体になげかけます。</p>
<p>前回も述べましたが、リーダーシップをとれる学生は、メンバーシップもとれます。</p>
<p>また、メンバーシップをとれる学生は、リーダーシップもとれます。</p>
<p>ただ、PM理論のように、リーダーにも様々な持ち味があります。</p>
<p>学生の個性や長所を大事にして、リーダーとしての成長を支援していきたいですね。</p>
<p>次回は、<strong>「学生個々の実習目標と学習内容の発表」</strong>について解説します。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students4/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その14：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容③</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students3/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students3/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 25 Dec 2022 06:32:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[チームビルディング]]></category>
		<category><![CDATA[信頼関係]]></category>
		<category><![CDATA[問題解決能力]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実行可能性]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<category><![CDATA[自己紹介]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=667</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１（7日間） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><strong style="font-size: 18px;">」</strong></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、<span style="color: #800000;"><em><strong>３番目</strong></em></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><span style="font-size: 16px; color: #333333;">教員の自己紹介</span></li>
<li><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>学生の自己紹介</strong></em></span></li>
<li>グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</li>
<li>学生個々の実習目標と学習内容の発表</li>
<li>学生の目標と学習内容に関する意見交換</li>
<li>教員にしてもらいたいオリエンテーション内容</li>
<li>教員からのオリエンテーション</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>学生からは、</p>
<p>「先生、熱い、熱すぎるよ。」</p>
<p>「患者さんよりも、先生に寄り添えるか、心配。」（苦笑）</p>
<p>と、言われた時期もありました。</p>
<p>（年と共に、自分を客観視できるようになり、穏やかになりました。たぶん。）</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<p>看護教員になったばかりの先生方、実習指導者になったばかりの看護師さん。</p>
<p>きっと、自分が学生だった時との違いを学生に感じ、</p>
<p>戸惑っていらっしゃる方もいるかもしれません。</p>
<p>私も教員になりたての時は、学生の考えていることがわからず、</p>
<p>指導に悩んでいました。今も、悩みながら指導しています。</p>
<p>指導のヒントや指導案のヒントになったら、嬉しいです。</p>
<h2>実習開始前までに、大まかなチームビルディングをしておく。</h2>
<p>前回は、教員にこの自己紹介について解説しました。</p>
<p>実習グループの学生たちと、信頼関係を構築しておくことは、</p>
<p>学生が担当す<span class="marker-under-red">る患者さんの安全を担保する</span>ことにつながり、</p>
<p><span class="marker-under-red">学生の実習目標の達成にも大きく影響を与えます</span>。</p>
<p>そのため、チームビルディングの一環として、</p>
<p>実習指導者としての教員にこの立場や価値観を学生と共有し、</p>
<p>気さくに話ができるような雰囲気づくりに努めました。</p>
<p>次は、学生の自己紹介です。</p>
<p>学生の自己紹介においても、<strong><span class="marker-under-red">チームビルディングを意識</span></strong>します。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">
<p><span class="marker-under-red"><strong><span style="color: #800000;">チームビルディング</span></strong>とは</span></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em;">メンバーの能力や経験を最大限に引き出し、高いパフォーマンスを上げるチームを作ることです。</p>
</div>
<p>今回の実習目標は、<strong>看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong>です。</p>
<p>実習グループ全員の能力や経験を最大限に引き出し、チーム全員が看護の対象を理解し、看護の実際を知らなければいけません。</p>
<h2>学生一人ひとりに自己紹介してもらう。</h2>
<h3>グループ内で学生個々の経験や価値観を共有する重要性</h3>
<p>看護学校に入学し、学籍番号順に席が決められていて、その周囲の子と仲良くなった。</p>
<p>ある講義のグループワークで、教員がグループメンバーを決めた。そのメンバーのうち一人の子と仲良くなった。</p>
<p>そんな経験、皆さんにはありませんか。</p>
<p>そして、仲良くなった子とは、親密にいろいろなことを話すけど、</p>
<p>クラスのほとんどの子とは、挨拶程度で、当たり障りなく話す程度。</p>
<p>そんなこと、ありませんか。</p>
<p>学校内で過ごす分には、さほど困らず、それでいいのですが。</p>
<p>看護実習に行くと、今まで生きてきた中で、考えたこともないような事を考えたり。</p>
<p>びっくりするようなことを患者さんに言われたり、経験します。</p>
<p>脱毛や嘔吐を繰り返しながら、「まだ生きていたい」と、化学療法を受けている癌患者さんを受け持ち、</p>
<p>生きることの意味を考え、コミュニケーションの難しさに泣いたり。</p>
<p>患者さんの生活や価値観、患者さんの尊厳について考えたり。</p>
<p>看護師になるということは、患者さんと向き合わなくてはならないのですが。</p>
<p>同時に、自分の生活や価値観、今まで生きてきた自分自身の人生を振り返ったり、</p>
<p>自分自身とも向き合うことにもなります。</p>
<p>患者さんのつらさ、悲しみ、不安、恐怖に触れたときに、</p>
<p>私自身、とても辛く、悲しくなりますし、どのように患者さんと接したらよいのか分からず、</p>
<p>誰かに相談したくなります。</p>
<p>でも、相談したくなった時。</p>
<p>実習グループメンバーとは、今まで挨拶しかしたことがない。</p>
<p>メンバーが、どんな性格で、どんなことが得意で、何が苦手か分からず。</p>
<p>メンバーの、価値観もわからない状況で、そのような<span class="marker-under-red"><strong>重い相談</strong></span>ができるでしょうか。</p>
<p>とても難しいですよね。</p>
<p>なので、グループメンバー一人ひとりの好きな事、嫌いな事、得意な事、苦手な事、</p>
<p>今まで経験してきたこと、性格や価値観などを。</p>
<p>詳細に知る必要はないですが、グループメンバー全員で共有する必要があります。</p>
<p>教員にこだけが、実習グループ一人ひとりを把握している。</p>
<p>学生の実習リーダーだけが、みんなのことを把握している。ではなく。</p>
<p>メンバー間で、お互いのことを理解し合うことが、大切です。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>患者さんのところに行ったら、</p>
<p>「今日は、吐き気が強いから、あまり来なくていいって言われた。」</p>
<p>何もできない私が側に行ったら、迷惑ってことかな・・・。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<p>と、思ったときに、あなたなら、どんな人に声をかけますか。</p>
<ul>
<li>とにかく、今の思いを聴いてほしい。気持ちがモヤモヤしていてスッキリしない。</li>
<li>患者さんにとって、このまま何もしないのは良くないと思う。私の考えがあっているのか確認したい。</li>
<li>私と一緒に解決策を考えて欲しい。1人では解決策が思いつかない。</li>
<li>患者さんに言われたことがショック。1人でこの気持ちを抱えるのが辛い。</li>
</ul>
<p>など、患者さんの言葉をどのように受けとめたかにもよりますが。</p>
<p>とにかく、物事を前向きに考えて、より良い方法に進めるようアドバイスしてくれるメンバーもいれば、</p>
<p>じっぐりと友人の話を聴き、友人の気持ちに寄り添おうとするメンバーもいるかもしれません。</p>
<p>また、悩んでいる人の話を聴き、論理的に物事の本質を整理しようとするメンバーや、</p>
<p>過去の自分の体験を通して、アドバイスしてくれるメンバーもいるかもしれません。</p>
<p>グループのメンバー一人ひとりが、「どんな特徴を持った人なのか」「得意なことや不得意なことは何か」などを共有すると、</p>
<p>グループ内での関係を作りやすくなり、信頼関係の構築につながっていきます。</p>
<p>そして、何か困ったことや不安な事、相談したいことがあった時に、</p>
<p>今の自分の状況にあった、頼りやすいメンバーに声をかけることができるのではないでしょうか。</p>
<h3>チームビルディングのメリット</h3>
<p>チームビルディングを行うことで、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。<br />
主な3つのメリットをご紹介します。</p>
<h4>メンバーの実習への意欲が高まる</h4>
<p>メンバー同士の信頼関係を築くことで、実習へのモチベーションが向上します。</p>
<p>皆さんも感じたことがあるかもしれませんが、実習する上での（働く上での）人間関係は非常に重要です。</p>
<p>人間関係が良好で、和気あいあいとした雰囲気があるチームでは、</p>
<p>メンバーが前向きに実習（仕事）に取り組むことができます。</p>
<h4>グループとしての実行性可能性や問題解決能力の向上</h4>
<p>メンバーのモチベーションが向上することで、成果にもつながりやすくなります。</p>
<p>例えば、グループ内のコミュニケーションが円滑になり、情報共有がしやすくなることで、</p>
<p>一人ひとりの<span class="marker-under-red"><strong>実行可能性</strong></span>がアップします。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">実行可能性とは、実際に行動に移すことができる可能性です。</div>
<p>逆に、「こんなこと言ってもいいのかな？」という遠慮や不安があると、</p>
<p>「まあいいか」と自分の中に閉じこもることになり、</p>
<p>報告・連絡・相談の漏れが発生してしまいます。</p>
<p>また、メンバー同士の<span class="marker-under-red"><strong>ノウハウの共有</strong></span>などが活発になることで、</p>
<p>チーム内での問題解決能力の向上などが見込まれます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>午後に足浴をする時は、お昼休みから戻ったらすぐ、看護助手さんにワゴンを使う時間を伝えておいた方がいいよ。</p>
<p>助手さん、午後になると物品を材料室にとりに行ったり、薬剤を取りに行くのに、ワゴンを使うんだって。</p>
</div>
</div>
<p>など、ちょっとしたノウハウかもしれませんが、重要な情報ですよね。</p>
<h4>新たなアイデアが生まれやすくなる</h4>
<p>コミュニケーションがスムーズに取れることにより、</p>
<p>新しいアイデアが出やすくなります。</p>
<p>メンバー同士の関係性が深まることで、「あの人の力を借りたら、こんなことも実現できそう」</p>
<p>といった相乗効果も期待できます。</p>
<p>グループでの話し合いが前向きになり、実習が楽しくなります。</p>
<h3>学生の自己紹介の実際</h3>
<p>実際に、自己紹介をする時は、その場で、学生に負担がかからないような内容で、</p>
<p>楽しい雰囲気の中で行えるよう、配慮します。</p>
<p>自己紹介の内容は、以下の4項目ぐらいが妥当かな、と思っています。</p>
<ol>
<li>出身</li>
<li>好きなこと・得意なこと</li>
<li>自分を漢字1字であらわすと</li>
<li>頑張りたいこと</li>
</ol>
<p>1人2~3分ぐらいで自己紹介します。</p>
<p>自己紹介の順番は、学生に決めてもらってもいいし、教員が指示してもいいと思います。</p>
<p>「好きなこと・得意なこと」や、「自分を漢字1字であらわす」と、を聞くと、</p>
<p>メンバーの強みなどが把握しやすく、どんな時に頼りになりそうか、相談できそうか、</p>
<p>判断しやすくなります。</p>
<p>また、自己紹介をして、自分の強みや頑張りたいことを伝えることで、</p>
<p>協力を得やすくなり、実習も進めやすくなります。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>先生は、漢字一文字であらわすと</p>
<p>「炎」かな。</p>
<p>情熱的とか、熱いってよく言われます。（笑）</p>
</div>
</div>
<h2>まとめ</h2>
<p>学生は実習に対する不安と緊張が強い反面、看護師らしい学習が始まる看護実習に、期待する気持ちもあります。</p>
<p>実習が始まると、知識や技術が未熟な学生は、実習の様々な場面で自信を無くすことがあるのですが、</p>
<p>それは、当たり前で仕方のないことです。初学者ですから。</p>
<p>でも、教員や看護師さん、指導者さんから、学生のためを思った指導を受けたとしても。</p>
<p>「さっき、オムツ交換の手際が悪かったよ。練習しようね。」</p>
<p>「もっと積極的にコミュニケーションをはかってごらん。」</p>
<p>「緊張していて、問診の内容が足りなかったよ。」などと、</p>
<p>できなかったこと、弱みや欠点を指摘され続けると、</p>
<p>「私は、なぜこんなにできないのだろう。」と、自己嫌悪に陥ります。</p>
<p>そして、教員や指導者さんに声をかけるのが怖くなったり、患者さんに関わるのが怖くなったり、</p>
<p>実習が嫌いになってしまいます。</p>
<p><span class="marker-under-red">自己紹介で、好きなこと・得意なことや頑張りたいことに視点を当てたのは、</span></p>
<p><span class="marker-under-red">グループメンバー全員が、お互いにできないことを指摘し合うのではなく。</span></p>
<p><strong><span class="marker-red">お互いの好きなこと・得意なことを活かして、患者さんやメンバーのために実習を頑張り、</span></strong></p>
<p><strong><span class="marker-red">「ありがとう。」と感謝されたり、実習メンバー全員の学びが深まった方が、</span></strong></p>
<p><strong><span class="marker-red">私にもできることがある。また頑張ろう。と前向きに頑張れると思うからです。</span></strong></p>
<p><span class="marker-under-red">自分の得意を活かして率先して行動したり、お互いのサポートをしたりすることが、</span></p>
<p><span class="marker-under-red">看護チームにも必要なこと</span>だと、私は思います。</p>
<p>教員もグループの一員であることや、学生の味方であることを理解してもらい。</p>
<p>学生一人ひとり、そしてグループが看護チームとして成長できるように関わっていきたいものです。</p>
<p>また、出来ていないことは指摘しやすいのですが。</p>
<p>できていることを認めて、それを大事に育てていく関わりの方が、長い目で見たときに、</p>
<p>学生の成長につながっていると考えます。</p>
<p>その場、その時にしかできない「できていなかった」指導もありますが、</p>
<p><span class="marker-red">「できていたこと」の指導も同じくらい、それ以上にしていきたい</span>ですね。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students3/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その13：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容②</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students%ef%bc%92/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students%ef%bc%92/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Dec 2022 02:40:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[チームビルディング]]></category>
		<category><![CDATA[信頼関係]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<category><![CDATA[自己紹介]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=652</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 前回から 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説しています。 基本設定は、 基礎看護学実習１ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2><span class="red-under">教員歴10年のにこが実施している</span>、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p>前回から</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><strong style="font-size: 18px;">」</strong></p>
<p>について、シリーズで解説しています。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１<em><span style="color: #800000;">（7日間）</span></em></strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。＊<strong><em><span style="color: #800000;">7日間</span></em></strong>を追加しました。_(._.)_</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<p>今回は、2番目です。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li><em><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><strong>教員の自己紹介</strong></span></em></li>
<li>学生の自己紹介</li>
<li>グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</li>
<li>学生個々の実習目標と学習内容の発表</li>
<li>学生の目標と学習内容に関する意見交換</li>
<li>教員にしてもらいたいオリエンテーション内容</li>
<li>教員からのオリエンテーション</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>学生からは、</p>
<p>「先生、熱い、熱すぎるよ。」</p>
<p>「患者さんよりも、先生に寄り添えるか、心配。」（苦笑）</p>
<p>と、言われた時期もありました。</p>
<p>（年と共に、自分を客観視できるようになり、穏やかになりました。たぶん。）</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<p>看護教員になったばかりの先生方、実習指導者になったばかりの看護師さん。</p>
<p>きっと、自分が学生だった時との違いを学生に感じ、</p>
<p>戸惑っていらっしゃる方もいるかもしれません。</p>
<p>私も教員になりたての時は、学生の考えていることがわからず、</p>
<p>指導に悩んでいました。今も、悩みながら指導しています。</p>
<p>指導のヒントや指導案のヒントになったら、嬉しいです。</p>
<h2>実習開始前までに、大まかなチームビルディングをしておく。</h2>
<p>私は、3年担任です。</p>
<p>ふだん、1年生とはあまり関わらないのですが。</p>
<p>基礎看護学領域の講義や演習を担当することもあり。</p>
<p>1年生の顔と名前は一致しないのですが、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>あ、この子は見たことがあるな。</p>
<p>元気な子だよね。</p>
</div>
</div>
<p>と、何となくわかる、知っている状況です。</p>
<p>きっと1年生の方が、講義などを受けて、私の事をよく知っているかもしれません。</p>
<p>これから、看護チームとして、患者さんと2週間弱、関わるのですから。</p>
<p>（土日は休みだったり、平日に1日授業があったりするので。）</p>
<p>しっかりとチームビルディングをしていかないといけません。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">
<p><span class="marker-under-red"><strong><span style="color: #800000;">チームビルディング</span></strong>とは</span></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em;">メンバーの能力や経験を最大限に引き出し、高いパフォーマンスを上げるチームを作ることです。</p>
</div>
<p>今回の実習目標は、<strong>看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong>です。</p>
<p>実習グループ全員の能力や経験を最大限に引き出し、チーム全員が看護の対象を理解し、看護の実際を知らなければいけません。</p>
<p>1年生なので、学生一人ひとりの知識・技術は未熟ですし、</p>
<p>実習にいって、学生一人ひとりが、どれだけ患者さんと会話をしたり、看護援助の体験ができるかわかりません。</p>
<p>自分だけの体験では、担当した患者さんを通した<strong>看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong>になってしまいますが。</p>
<p>その体験を、実習グループ全員で共有し、意見交換する中で、</p>
<p>担当した患者さんを、違ったものの見方でみることができるようになったり、</p>
<p>自分の考えに根拠が持てるようになったりします。</p>
<p>学びが深まり、学生一人ひとりが高いパフォーマンスを（実習目標を）達成できるようになります。</p>
<p>また、看護はチームで実践するものです。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>そして、実習グループの中には、教員にこも含まれています</strong></span>。なんとなんとっ</p>
<p>私は、常々そのような考え方で、実習指導をしています。</p>
<p>その方が、楽しいですし、学生の考えに触発されて、看護を創造できると感じています。</p>
<p>実習指導の醍醐味です。</p>
<p>前回、<strong><span class="marker-red">オリエンテーションから実習が始まっている</span></strong>と書きましたが。</p>
<p>実習に行ってから、学生と教員が。そして、学生同士が「初めまして、よろしくね。」</p>
<p>ではなく。</p>
<p>実習前に、教員と学生同士がコミュニケーションをとり。</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong><span class="marker-red">実習を乗り切るためのチームビルディング</span></strong></span><span class="marker-red"><strong>を大まかにしておきたい</strong></span>という、意図もあります。</p>
<p>初めての実習施設、初めての看護師さん、指導者さん、初めての患者さん。</p>
<p>それだけでもハードルが高いのに、</p>
<p>実習メンバーとも、「初めまして」からのスタートだと、精神的に非常に辛いものがあります。</p>
<p>私も、教員として、学生個々の状況に合わせた指導はできません。</p>
<p>よって、大まかにチームビルディングができたところで、実習が開始できるようにしていきます。</p>
<h2>教員にこは、自己紹介で学生のやる気を引き出す。</h2>
<h3>学生との信頼関係構築の重要性</h3>
<p>実習指導するにあたって、私は学生との信頼関係の構築が非常に重要だと考えています。</p>
<p>看護実習では、学生は、予想もしないような状況に遭遇することがあります。</p>
<p>ベッドから車椅子に移乗する時は、ナースコールを押さなければいけないのに、</p>
<p>患者さんが「大丈夫、大丈夫。」といって、移ろうとしてしまったり。</p>
<p>糖尿病で、カロリー制限をしているはずなのに、</p>
<p>隠していたお菓子を食べようとしている患者さんを発見したり。</p>
<p>教員に、「援助は看護師さんと一緒に体験してね。」と言われているのに、</p>
<p>看護師さんに、「先に行って、患者さんの背中を拭いていて。」と言われてしまったり。</p>
<p>信頼関係が十分に構築されていないと、</p>
<p>「こんなこと言ってもいいのかな？行ってもいいのかな？」という遠慮や不安につながり、</p>
<p>「まあいいか。」と、自己判断で見過ごしてしまったり、</p>
<p>報告・連絡・相談の遅れにつながってしまいます。</p>
<p>今までの学校生活で、「まあいいか。」で済ませていたことも、</p>
<p>臨床現場では許されないこともありますし、場合によっては大きな事故につながる恐れがあります。</p>
<p>学生だからと言って、知らなかった、わからなかったでは済まされません。</p>
<p>そのため、学生が、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-15 sbs-stn sbp-l sbis-sn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/417f0b148da4b3728aa176dca4c9f3d8-e1641644410480.png" alt="" width="827" height="756" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>患者さんの言うとおりにしていいのかな？</p>
<p>にこ先生の言っていることと、看護師さんの言っていること、違うな。</p>
</div>
</div>
<p>などと、引っ掛かりを感じたときに、躊躇せず相談できることが大切です。</p>
<p>躊躇せず相談するためには、信頼関係の構築が大切です。</p>
<p><span class="marker-under-red">学生同士の報告・連絡・相談も大切ですが、学生なりの問題解決になってしまい、</span></p>
<p><span class="marker-under-red">専門的な知識や経験に基づくものではないため、危険です。</span></p>
<p>やはり、<span class="marker-red">看護教員や実習指導者さん、看護師さんに躊躇せず相談できることが、</span></p>
<p><span class="marker-red">患者さんの安全を守るためにも重要</span>になってきます。</p>
<h3>教員にこの自己紹介は、チームビルディングを意識している。</h3>
<p>先ほども述べた通り、学生との信頼関係をどのように築いていくのかが、鍵です。</p>
<p>私は教員であり、学生個々の実習指導担当であり、学生個々の実習目標の到達状況の評価者でもあります。</p>
<p>教員・指導者・評価者という点で、学生よりも立場が強いです。</p>
<p>学生からすると</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>カンファレンスで変なことをいったら、実習評価が下がるかも。</p>
<p>こんなことも知らないの、って怒られるかも。</p>
<p>オリエンテーションで説明したよねって、あきれられるかも。</p>
<p>実習記録に赤ペンで指導されていた。どういう意味なのか確認したいけど、怖い。</p>
</div>
</div>
<p>というようなことを思いがちですし、思うのも当たり前です。学生と教員ですから。</p>
<p>でも、このような関係性のままだと、躊躇なく相談できませんよね。</p>
<p>そこで、教員にこの作戦発動です。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">
<p><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><strong>チームビルディングの目的3つ</strong></span></p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em;">
<li><span style="color: #800000;"><strong>信頼関係の構築に向けた、コミュニケーションの活性化</strong></span>：意見を交換したり、協力し合ったりするためにも、気さくにコミュニケーションが取れる雰囲気を作る。</li>
<li><span style="color: #800000;"><strong>チームとしての結束力を高める</strong></span>：チームビジョンや価値観を共有することで、一体感を持って目標に向かう。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;"><span style="color: #800000;"><strong>チームが目指す目標達成の確率を高める</strong></span>：チームで目指すべき目標や各自の役割を理解することで、パフォーマンスの向上につなげる。</li>
</ol>
</div>
<p>チームビルディングの目的をふまえていきます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>実習指導を担当します、教員のにこです。よろしくお願いします。</p>
<p>私も、この<span style="font-size: 18px;"><strong><span style="color: #800000;">実習グループのメンバーの一員です</span></strong></span>。</p>
<p>皆さんがこれから担当する患者さんへの関わりや援助が、より良いものになるように<span style="font-size: 18px;"><strong><span style="color: #800000;">協力したい</span></strong></span>と思っています。</p>
<p>教員だからと言って、仲間外れにしないでくださいね。</p>
<p>皆さんと協力し合って、<strong><span style="color: #800000;">実習目標が達成できるといいな</span></strong>と思っています。</p>
</div>
</div>
<p>どうでしょうか。</p>
<ul>
<li>教員も、実習グループメンバーの一員である</li>
<li>指導ではなく、学生に協力したい　　＝　主体は学生にある</li>
<li>実習目標を達成するという価値観を学生と共有する</li>
</ul>
<p>この3点を意識して、つかみの挨拶をしました。</p>
<p>続いて、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>皆さん、講義などで私の事をご存じかと思いますが、教員10年目です。</p>
<p>現場を離れてずいぶん経ってしまったので、<span style="color: #800000;"><strong>初心に戻って、皆さんと一緒に看護を学び、体験していきたい</strong></span>と思っています。</p>
<p>患者さんとお話したり、清拭などの援助の体験を通して、患者さんの思いを汲み取り、<strong><span style="color: #800000;">私の考える優しい援助を実践していきたい</span></strong>と思っています。</p>
<p>また、<strong><span style="color: #800000;">グループの一員として、皆さんの相談にのったり、時には皆さんの意見をお聞きして、患者さんとのコミュニケーションや援助に活かしていきたい</span></strong>と思います。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>1年生だからこそ、気づけたり感じること、考えることがある</strong></span>と思います。</p>
<p>ぜひ共有していきたいです。</p>
</div>
</div>
<ul>
<li>教員にこの、考えや価値観（1年生としての強み）</li>
<li>教員にこの役割</li>
</ul>
<p>この2点を意識して伝えました。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>私は息子が3人いるのですが、実習中の週末に、小学校6年生息子のサッカーの試合があります。</p>
<p>長男・次男は成人しているので、<strong><span style="color: #800000;">三男が可愛くて仕方がない</span></strong>です( ´∀｀ )</p>
<p>その、<strong><span style="color: #800000;">試合観戦を楽しみ</span></strong>に、実習頑張りたいと思います。</p>
<p>ワークライフバランスを意識していきます。</p>
<p>皆さんも実習だけで<strong><span style="color: #800000;">へとへとにならないように協力していきましょう</span></strong>。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<ul>
<li>気さくに話ができる雰囲気づくり</li>
</ul>
<p>この点を意識しました。</p>
<p>まずは、教員自身が自己開示すること。</p>
<p>教員自身の好きなものや楽しみにしていることを伝えることで、その場の雰囲気が和んできます。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>教員は、学生にとって強い立場にあり、立場上、どうしてもマウントをとってしまいがちです。</p>
<p>学生と接する時は、そのパワーバランスが大きく崩れていないかどうか、</p>
<p>学生が不利になっていないかどうか、常に意識しながら関わる必要があります。</p>
<p>また、学生にとって初めての実習なので、全ての事を一つひとつ教え、導かなければならないのですが。</p>
<p>教員も、チームの一員であること。</p>
<p>学生の味方であることを、学生に理解してもらえるよう関わる必要があります。</p>
<p>私自身、言葉だけでなく、行動も伴なうよう、気を引き締めています。</p>
<p>（時に、ゆるんでしまうこともあります。ごめんなさい。）</p>
<p>学生がのびのびと実習に臨めるよう、応援していきたいですね。</p>
<p>次回は、「学生の自己紹介」です。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students%ef%bc%92/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その12：1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容①</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students1/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students1/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Dec 2022 02:30:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[事前学習]]></category>
		<category><![CDATA[実習オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習目標]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=631</guid>

					<description><![CDATA[教員歴10年のにこが実施している、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。 今回からは、 「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容」 について、シリーズで解説していきたいと思います。 基本設定は、  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2><span class="red-under">教員歴10年のにこが実施している</span>、1年生へのオリエンテーション内容をお伝えします。</h2>
<p>今回からは、</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の初めての実習。学生へのオリエンテーション内容</strong></span><strong style="font-size: 18px;">」</strong></p>
<p>について、シリーズで解説していきたいと思います。</p>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護学実習１</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
</div>
<p>とします。</p>
<p>学生へのオリエンテーション内容（解説内容）は、以下を予定しています。</p>
<div class="danger-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</li>
<li>教員の自己紹介</li>
<li>学生の自己紹介</li>
<li>グループリーダーとサブリーダーをどのように決めたのか確認</li>
<li>学生個々の実習目標と学習内容の発表</li>
<li>学生の目標と学習内容に関する意見交換</li>
<li>教員にしてもらいたいオリエンテーション内容</li>
<li>教員からのオリエンテーション</li>
<li>実習初日の予定を計画する</li>
<li>「私の実習目標」と「事前学習」の再提出</li>
<li>技術練習について</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">グループの合言葉の確認</li>
</ol>
</div>
<p>追加もあり得ます。（笑）</p>
<p>なお、それぞれの看護学校や大学によって、</p>
<p>また、先生方の考え方によって、</p>
<p>オリエンテーション内容や方法は様々だと思います。</p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間オリエンテーションを続けてきた中での、</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれているもの</strong></span>です。</p>
<p>学生からは、</p>
<p>「先生、熱い、熱すぎるよ。」</p>
<p>「患者さんよりも、先生に寄り添えるか、心配。」（苦笑）</p>
<p>と、言われた時期もありました。</p>
<p>（年と共に、自分を客観視できるようになり、穏やかになりました。たぶん。）</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものなので、</p>
<p>参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<p>看護教員になったばかりの先生方、実習指導者になったばかりの看護師さん。</p>
<p>きっと、自分が学生だった時との違いを学生に感じ、</p>
<p>戸惑っていらっしゃる方もいるかもしれません。</p>
<p>私も教員になりたての時は、学生の考えていることがわからず、</p>
<p>指導に悩んでいました。今も、悩みながら指導しています。</p>
<p>指導のヒントや指導案のヒントになったら、嬉しいです。</p>
<h2>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</h2>
<p>うちの看護学校の場合、各領域（成人・老年・基礎など）の担当教員が、</p>
<p>担当する領域の実習オリエンテーションを学年全体に行います。</p>
<p>基礎看護学領域の実習の場合は、基礎看護学担当の教員が、まず、</p>
<p>1年生全体にオリエンテーションをするわけです。</p>
<p>学生には、事前に</p>
<p>「実習要綱を熟読してオリエンテーションに参加するように」と、</p>
<p>指示がされているので、</p>
<p>基礎看護学担当教員がオリエンテーションする時には、</p>
<p>学生は、「こんな感じの実習なんだ。」と、理解しているはずなのですが。</p>
<p>・・・。</p>
<p>とにかく、学生は、実習要綱を読んできていません。</p>
<p>読んできているのは、本当に真面目な子、素直な子で、少数です。</p>
<p>ほとんどの学生は、教員からのオリエンテーションの時に、理解すればいいと思っています。</p>
<p>実習指導担当教員の出番は、領域の先生のオリエンテーションが終わった数日後です。</p>
<p>基礎看護学領域の担当教員から、<span class="marker-under-red">「私の実習目標」を書き、</span></p>
<p><span class="marker-under-red">自分が実習に行く病院施設をふまえた「事前学習」をまとめ</span>て、</p>
<p><span class="marker-under-red">〇日までに実習指導担当教員まで、提出してください</span>。と、指示があります。</p>
<p>なので、私は、学生からの提出を待ちます。</p>
<p>うちの学校の場合、一人ひとりが教員に提出をするのではなく、</p>
<p>グループのリーダーとサブリーダーが、提出物を集め、</p>
<p>実習指導担当教員に、挨拶とともに提出してくれます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>リーダーになりました、〇〇です。</p>
<p>よろしくお願いします。</p>
<p>メンバー全員の「私の実習目標」と「事前学習」を提出しに来ました。</p>
<p>ご確認の上、ご指導をよろしくお願いします。</p>
</div>
</div>
<p>と、緊張しながらも、挨拶してくれます。かわいいです。</p>
<p>初めての実習なので、全員提出することが多いのですが。</p>
<p>たまに、提出が遅れる学生がいます。</p>
<p>リーダーの学生が、申し訳なさそうに、</p>
<p>「△△さん、今日は提出ができないといっていました。すみません。」というのですが。</p>
<p>リーダーの不備ではありません。</p>
<p>私は、リーダーの学生に、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>あなたが謝る必要はないですよ。</p>
<p>あなたはきちんと役割をはたしています。</p>
<p>あなたにお願いするのは申し訳ないのだけど、△△さんに、私のところに来るよう伝えてください。</p>
</div>
</div>
<p>と言います。そして、△△さんが来たら、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>あなたの不備を、リーダーが代わりに謝罪していましたよ。</p>
<p>自分の不備を、誰かに謝罪させるのは、違うと思いませんか。</p>
<p>このような場合は、あなたも、リーダーと一緒に来て報告と謝罪ができるとよかったですね。</p>
<p>学生としてだけでなく、社会人としても大事なことですよ。</p>
</div>
</div>
<p>と、指導します。</p>
<p>もちろん、<span class="marker-under-red">なぜ、今日提出ができないのかも確認</span>し、<span class="marker-under-red">次回から、このような状況にならないためにはどうしたらよいか、考えてもらい、自分の言葉で表現してもらいます</span>。</p>
<p>そして、<span class="marker-under-red">何月何日の何時に提出するのかを、はっきりとさせます</span>。</p>
<p>なぜ、このようなやりとりを長々と書いたのか？と思うかもしれませんが。</p>
<p>私の中では、<span style="font-size: 18px;"><strong><span class="marker-red">すでに実習指導が始まっている</span></strong></span>のです。</p>
<p>何事も最初が肝心です。</p>
<p>学内にいるときから、看護師を育てているという意識で、学生と関わっています。</p>
<p>（熱すぎますかね、指導が。）</p>
<h2>「私の実習目標」で、何を確認するのか。</h2>
<p>「私の実習目標」は、A４のプリントです。記入すべき内容は</p>
<div class="info-box">
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>今回の私の実習目標</li>
<li>どんな看護師になりたいのか</li>
<li>2のような看護師になりたいのはなぜか</li>
<li>１を達成し、2のような看護師になるために、今回の実習で意識して取り組むことは何か</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">実習までに、準備しておくことは何か</li>
</ol>
</div>
<p>です。</p>
<p>2番、3番は、学生の考えを素直に書いてもらえばよい内容です。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-3 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/1a1e494c023424fa650a4b918ee8af17-e1641014094122.png" alt="" width="330" height="330" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>信頼される看護師になりたいです。</p>
<p>以前入院した時に、一回も点滴を失敗しない看護師さんがいました。</p>
<p>患者さんに疼痛を与えないような技術力のある方で、プロだなあと思って感激しました。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>優しい看護師になりたいです。子どもの頃、入院していた時に、寂しくて泣いていたら、そばに座ってお話を聞いてくださいました。不安を受け止めることのできる、優しい看護師になりたいです。</p>
</div>
</div>
<p>一年生なので、こんな考えを書いてきます。純粋で、かわいいです。</p>
<p>学生の顔と名前が一致しないので、写真入りの学籍簿と照らし合わせながら。</p>
<p>なるほどな、こんなことを考えているんだな、と思って読みます。</p>
<p>問題なのは、1番、4番、5番です。</p>
<p>1番については、実習の要綱を読みこみ、基礎看護学領域のオリエンテーションを受けていれば、きちんとかけるはずです。</p>
<p>今回の実習は、</p>
<p>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</p>
<p>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</p>
<p>看護師と共に、看護援助を体験する</p>
<p>でした。なので、</p>
<p>1番の「今回の私の実習目標」は、<strong><em>看護の対象を理解し、看護の実際を知る</em></strong>と、実習目標そのままでもいいのです。</p>
<p>ようは、この実習目標の達成を意識した私の目標になっているかな？ということです。</p>
<p>4番の「１を達成し、2のような看護師になるために、今回の実習で意識して取り組むことは何か」では、</p>
<p><strong><em>患者さんの療養生活上のつらさを理解するために、4側面を意識して会話をする。また、積極的に看護師さんにアプローチして看護援助を体験する。</em></strong></p>
<p>など、実習目標を意識して書いてあれば、合格です。</p>
<p>5番は、「実習までに、準備しておくことは何か」なので、</p>
<p><em><strong>患者さんの苦痛を4側面からとらえられるように、授業内容を復習し、整理する。会話に活かせるようにする。</strong></em></p>
<p><em><strong>実習病棟に多い疾患について、学習する。</strong></em></p>
<p><em><strong>今まで習ってきた看護技術の練習をする。患者さんを想定して援助の工夫や声かけを考える。</strong></em></p>
<p>などです。1番、2番に書いたことが達成できるように、4番と5番が関連して書かれていればOKです。</p>
<p>学生の中には、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-15 sbs-stn sbp-l sbis-sn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/417f0b148da4b3728aa176dca4c9f3d8-e1641644410480.png" alt="" width="827" height="756" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>実習を休まないように頑張ります。</p>
<p>笑顔が素敵な看護師になりたいです。</p>
<p>いつも笑顔だと、患者さんも元気になれるからです。</p>
<p>体調を整えて休まないようにします。</p>
<p>実習病棟の特徴を調べておきます。</p>
</div>
</div>
<p>これじゃ、ダメですか？？　といった学生もいます。</p>
<p>学生の思いは大事にしてあげたいですが。</p>
<p>実習目標をふまえていないですよね。</p>
<p>実習でやるべきこと、学ぶべきことを理解していない学生は、</p>
<p>実習中も、自分で考える事が無く、指示があるまで動くことができません。</p>
<p>病棟内をふらふらと漂ってしまい、壁の花になってしまいます。</p>
<p>周りの学生に合わせ、同じように患者さんと話したり、援助の体験をしているつもりでも。</p>
<p>学びに深みがありません。</p>
<p>なので、実習でやるべきこと、学ぶべきことを理解していない学生には、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>実習要綱を読みこんで、「私の実習目標」を書き直し、プリントは、再提出してくださいね。</p>
</div>
</div>
<p>と、伝えます。</p>
<h2>「事前学習」で何を確認するのか。</h2>
<div class="speech-wrap sb-id-15 sbs-stn sbp-l sbis-sn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/417f0b148da4b3728aa176dca4c9f3d8-e1641644410480.png" alt="" width="827" height="756" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>正直、事前学習は何の意味があるか分からない。</p>
</div>
</div>
<p>と思っている学生が多いかもしれません。</p>
<p>内容も多く、勉強方法が分からず、教科書を丸写ししたり、</p>
<p>資料をコピーするだけという学生も中にはいます。</p>
<p>事前学習は、実習をスムーズに進めるために必要な勉強です。</p>
<p>看護学生の実習は、勉強を教えてもらう場所ではありません。</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>授業や演習で身につけた知識や看護技術を、患者さんへの関わりに活用し、より看護の学びを深める</strong></span>機会になります。</p>
<p>患者さんは、病気を治療するために入院しているのであって、看護学生のために入院しているわけではありません。</p>
<p>看護学生の実習という形の学習を理解していただいた上で、学習に協力していただいています。</p>
<p>患者さんを相手に自分の知識の確認をしたり、技術の練習をするといった考えは、大変失礼です。</p>
<p>不十分な事前学習によって、患者さんの体調の変化を見逃したり、良かれと思って実施した援助で安全を損なう恐れがあります。</p>
<p>十分な知識や技術を身につけたうえで実習に行く必要があります。</p>
<p>私が事前学習を確認するポイントは、<span class="marker-red"><strong>「実習で活用できるかどうか」</strong></span>です。</p>
<p>実習の事前学習を効率的にまとめる方法についてアドバイスします。</p>
<h2>実習の事前学習は項目別にまとめるのがポイント</h2>
<h4>解剖生理の基本</h4>
<p>解剖生理は1年生で学習する基本知識ですが、疾患を理解するためには欠かせない知識です。</p>
<p>解剖生理をおさえておくと、疾患を習っていなかったとしても、身体への影響や全体のつながりが分かるようになります。（正常と異常の判断ができますね。）</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">
<p>最低限必要な解剖と生理は頭に入れておくように、教科書や参考書を見ながらまとめる。</p>
<p>イラストを描きながら進めると、見返した時に理解しやすい。</p>
<p style="margin-bottom: 1.8em;">イラストが苦手という人は、教科書や参考書のイラストをコピーしたものをノートに貼り付けて勉強する方法もある。</p>
</div>
<h4>メジャーな疾患</h4>
<p>担当する患者さんの情報は、実習が始まるまで分からない場合が多いです。</p>
<p>実習施設や病棟に多いメジャーな疾患について押さえておきましょう。</p>
<p>実習では、教科書に載っているメジャーな疾患を受け持つことが多いです。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">
<p><strong>メジャーな疾患</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em;">肺炎<br />
脳梗塞<br />
脳出血<br />
虚血性心疾患<br />
認知症<br />
高血圧<br />
COPD（慢性閉塞性肺疾患）<br />
胃ガン<br />
乳がん<br />
大腿骨骨折<br />
脊椎間狭窄症</p>
</div>
<p>特に、<span class="marker-under-red"><strong>高血圧や糖尿病は既往歴に多い疾患</strong></span>なので、どの領域の実習に行っても遭遇することがあります。合わせて学習しておきましょう。</p>
<p>1年生は、初めての実習なので、病棟に多い疾患名を羅列しますが、</p>
<p>どんな疾患か、症状か、どんな治療や看護が必要なのかを学習していない場合があります。</p>
<p>実際に患者さんを目の前にしたときに、症状を一つも問診できなかったり観察できないようでは困りますね。</p>
<h4>実施される検査</h4>
<p>実習中は患者さんのケアだけでなく、検査について見学をすることもあります。</p>
<p>実施される検査は、受け持ち患者さんの状況によっても変わってきますが、</p>
<p>メジャーな疾患と合わせて勉強することが大切です。</p>
<p>検査項目を勉強するときは、以下のポイントを押さえておきます。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">検査の目的<br />
検査の内容<br />
検査の方法<br />
検査結果の見方</div>
<p>患者さんに「なぜ、その検査が必要なのか」「なぜ、その検査を実施したのか」という、</p>
<p>という目線で検査目的や内容について理解しておくことが必要です。</p>
<h4>観察項目</h4>
<p>実習では、看護師さんとともに、受け持ち患者さんにバイタルサイン測定や清潔ケアなどを行います。</p>
<p>ケアや処置を実施する時には、必ず観察を行います。</p>
<p>看護技術別に観察項目をまとめておくと、実習をスムーズに進めることができます。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point">
<p><strong>実習中に実施することが多い看護技術</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em;">清潔ケア<br />
バイタルサイン<br />
食事介助<br />
体位変換<br />
歩行介助<br />
移動・移乗</p>
</div>
<p>また、<strong>病態ごとの観察項目もまとめておくと便利</strong>です。</p>
<p><strong>特に糖尿病、高血圧は既往歴に多い疾患</strong>なので、観察項目をまとめておくと便利です。</p>
<h4>看護のポイント</h4>
<p>看護のポイントは、<span class="marker-under-red"><strong>受け持ち患者さんにケアを実施するときの注意点など</strong></span>です。</p>
<p>例えば、大腿骨骨折の患者さんの場合は、骨折部位を考慮した方法で実施することが必要になります。</p>
<p>また、シャントを増設している患者さんの場合は、シャント側での血圧測定は禁忌などの決まりがあります。</p>
<p>看護を安全に行う上で大切になるポイントであり、必ず押さえておきたい部分です。</p>
<p>上記に挙げたポイントは、看護の参考書や教科書に書いてあるので、しっかり理解してまとめておきましょう。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>事前学習がどれだけ出来ているかで、実習の理解度も変わってきます！</p>
</div>
</div>
<p>事前学習はめんどくさいと思っている学生も多いと思います。</p>
<p>事前学習でどれだけ勉強が出来ているかで実習の理解度や進め方が変わってきます。</p>
<p>出来れば実習に行きたくないと思っている人も多いですが、</p>
<p>実習をスムーズに進めるためには効率的な事前学習が必要になります。</p>
<p>事前学習を提出してもらい、内容を確認すると、学生全員が、再提出になります。</p>
<p>ほぼ全員が、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>学習の仕方がわからない、まとめ方がわからない。</p>
<p>先生、正解を教えてください・・・。（泣）</p>
</div>
</div>
<p>という状況になります。</p>
<p>なので、事前学習の考え方、まとめ方、ポイントを全員に指導することもあります。</p>
<p>初めての実習なので、要領がわからないのは当たり前です。</p>
<p>実習に行く前に、「実習に行きたくない」に、ならないようにしたいですね。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、</p>
<ol>
<li><strong>「私の実習目標」と「事前学習」の確認と返却</strong></li>
</ol>
<p>の解説をしました。</p>
<p>とにかく、大事なのは準備です。</p>
<p>「十分に準備ができたから、実習が楽しみ！」とまではいけなくとも、</p>
<p>「それなりに準備ができたし、みんなもいるから、なんとかなるかな。」と、</p>
<p>学生が思えることを目指したいですね。</p>
<p>学生がのびのびと実習できるための環境づくり、支援をしたいです。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/first-nursing-practice-in-first-year-orientation-content-for-students1/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
