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	<title>打ち合わせ  |  看護教員にこブログ　</title>
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	<description>看護学生・看護師・看護教員の一歩前進を応援する</description>
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		<title>その11：1年生の初めての実習指導　実習指導者との打ち合わせ内容⑤</title>
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		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 Dec 2022 12:49:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
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		<category><![CDATA[行動計画]]></category>
		<category><![CDATA[連携]]></category>
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					<description><![CDATA[看護実習の指導の準備。1年生は念入りに。 前回で、指導者さんとの打ち合わせ内容についての解説が終了予定でしたが、 肝心の「学生個々の状況についての共有：リーダーシップ・メンバーシップを支援する」について、解説が抜けていま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>看護実習の指導の準備。1年生は念入りに。</h2>
<p>前回で、指導者さんとの打ち合わせ内容についての解説が終了予定でしたが、</p>
<p>肝心の「学生個々の状況についての共有：リーダーシップ・メンバーシップを支援する」について、解説が抜けていました。</p>
<p>また、</p>
<p>「指導者さんにも朝のうちに今日の実習目標と行動計画を確認してもらう」</p>
<p>についても、大事にしていました。</p>
<p>この2点について、解説したいと思います。</p>
<h2>1年生の初めての実習指導　実習指導者さんとの打ち合わせ内容</h2>
<h3>指導者さんにも、朝のうちに「今日の実習目標と行動計画」を確認してもらう。</h3>
<p>看護教員にこの実習指導の実際：その２、３、４のブログの中で、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>「今日の実習目標の確認」と、「今日の行動計画の確認」をすると、</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>心配な学生と、大丈夫な学生をだいたい判断することができる。</strong></span></p>
<p>ということをお伝えしていましたが、</p>
<p>実習指導者さんにも、出来る範囲で構わないので、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>朝のうちに「今日の実習目標</strong><strong>と</strong><strong>行動計画</strong><strong>」の確認をお願いしていました。</strong></span></p>
<p>なぜ、指導者さんにお願いしていたかというと、</p>
<p>学生が担当している患者さんも、夜間帯や、週末のうちに、状態が変化している可能性があるからです。</p>
<p>1年生が担当させていただくので、患者さんは病状が安定している方が多かったのですが。</p>
<p>夜間帯で呼吸状態が悪くなった、とか、</p>
<p>高熱が出たとか、</p>
<p>今日から化学療法を開始することになったとか、</p>
<p>教員にも予想できない、想定外の出来事が起こっている可能性があります。</p>
<p>もちろん看護学校1年生は、初学者なので、突然の変化に対応できるはずがありません。</p>
<p>なので、朝のうちに指導者さんに実習目標と行動計画の妥当性を確認してもらえると、</p>
<p>今日一日の目標や行動を修正することができ、学生も安心して実習に臨むことができます。</p>
<p>また、患者さんの状態が悪くなり、学生が主体的に関わることが難しい状況になったとしても、</p>
<p>指導者さんから学生に</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>今日は、担当看護師さんの患者さんへの関わりをよくみて、患者さんの反応をとらえてください。</p>
</div>
</div>
<p>など、学生が学びやすいように配慮していただけるのではないかと思います。</p>
<p>実習に慣れていない1年生は、自分なりに一生懸命、患者さんへの思いを、</p>
<p>「実習目標や行動計画」に表現してきます。</p>
<p>2年生や3年生のように、病態生理学などを授業で学んでいない時期なので、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>あらー。。なんでこんな実習目標になっちゃったのかな？</p>
<p>寝たきりの患者さんなのに、車椅子で散歩にいくのねー。。</p>
</div>
</div>
<p>などと、看護師さんにすると、患者さんの状況にあっていない目標や計画を書いてくることもありますが。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-13 sbs-think sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/11157640c259f27194dccf834bd9f0d8-e1641609350771.png" alt="" width="495" height="465" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>ネットを検索していたら、寝たきりでも車椅子に乗って散歩している動画を見つけました。毎日散歩を続けていたら、寝たきりの患者さんが、笑顔になったり話すようになって。素敵だなって思ったんです。</p>
</div>
</div>
<p>学生は、自分なりに患者さんへの思いがあって、考えたことを書いています。</p>
<p>確かに、身体面の対象理解は不十分なのかもしれません。</p>
<p>そこは、きちんと勉強してもらわないといけません。</p>
<p>でも、その学生の優しい思いを否定することなく、活かしながら目標や計画を修正できれば。</p>
<p>学生も、看護師さんや指導者さんからの修正を素直に受け入れ、患者さんに関わることができるのではないかと思います。</p>
<p>「朝の忙しい時間帯に、無理です。」という声が聞こえてきそうですが。</p>
<p>毎日でなくても、</p>
<p>気になる学生の記録だけでも。</p>
<p>また、患者さんに変化があった学生の記録だけでも、見ていただけないでしょうか。</p>
<p>「〇〇さんが急変したんだけど、私は忙しいので、先生お願いします。と伝えてください。」と、</p>
<p>実習グループの学生リーダーに伝言していただくだけでも、非常に助かります。</p>
<p>連携ですね。</p>
<p>お互いに、大変な時は助け合って、学生指導ができるといいですよね。</p>
<p>もちろん、看護師さんや指導者さんにとっての優先順位が高いのは、患者さんです。</p>
<p>患者さんを尊重している姿勢や看護を、学生に見せていただけたらと思います。</p>
<h3>学生個々の状況について、共有する：リーダーシップ・メンバーシップを支援する。</h3>
<p>学生の実習を受け入れるにあたっては、1つの病棟で学生は5人から6人ぐらいかと思います。</p>
<p>各グループには、リーダーと、サブリーダーがいます。</p>
<p>実習中、グループ全員が良い成果を出すためには、グループ全体が協力し合うことが大切です。</p>
<p>初めての実習ですが、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>初めての実習だからこそ、看護はチームで実践する</strong></span>ということを、</p>
<p>学生たちに、肌で感じ取ってもらわないといけません。</p>
<p>小学校・中学校・高校と、様々な行事や委員会活動などを通して、</p>
<p>また、部活動などを通して、リーダーやサブリーダーを経験している学生もいますが、</p>
<p>まったくそのような役割をすることなく、学校生活を送ってきた学生もいます。</p>
<p>今までは、リーダーが指導力を発揮し、メンバーは、何となく従っていけば。</p>
<p>メンバーは、言われたことを真面目に実施すれば、グループ全体の結果として現れてきたかもしれませんが。</p>
<p>看護はそのようにはいきません。</p>
<p>リーダーだけが頑張っても、リーダーが疲弊してしまうだけで、</p>
<p>学生が担当している患者さん一人ひとりへの学生の関わりは、より良いものにはなりません。</p>
<p>初めての実習で学ばなければならないのは、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>リーダーシップだけでなく、メンバーシップも発揮しないといけない</strong></span>ということです。</p>
<p>初めての看護実習となると、今までリーダーを経験したことのある学生が、</p>
<p>自主的にリーダーを立候補することがあります。</p>
<p>でも、<span class="marker-under-red">実際に実習が始まると、今までのようにリーダーシップを発揮することができないことがよくあります。</span></p>
<p>それは、なぜか。</p>
<p>患者さん中心で病棟のスケジュールが進み、看護師さん達が協力し合って動いているからです。</p>
<p>「14:00から学生カンファレンスを開始するから、13:55にはみんな集合しよう。」と、</p>
<p>リーダーを中心に、朝のうちに決めていても、誰一人集まりません。</p>
<p>それどころか、リーダー自身も、時間通りに動くことができません。</p>
<p>なぜか。・・<span class="marker-under-red">患者さんが優先されるから</span>です。</p>
<p>学生一人ひとりは、自分の担当患者さんのために精一杯頑張っています。必死です。</p>
<p>そんな中、学生リーダーや、サブリーダーが、</p>
<p>頑張って「カンファレンスの時間だから、集まって。」と、</p>
<p>メンバーに<span class="marker-red"><strong>指示しても、ダメ</strong></span>なんです。</p>
<p>メンバーは、患者さん優先なので、集まれないのです。</p>
<p>そこで<span class="marker-red"><strong>重要になってくるのが、メンバーシップ</strong></span>です。</p>
<p>学生カンファレンスが時間通りに始められるように、</p>
<p>自分にできることは何かを、学生一人ひとりが自分で考え</p>
<p>行動することが求められているのです。</p>
<p><span class="marker-under-red">看護師さんたちは、当たり前のようにやっていること</span>なんですが、</p>
<p>それは、当たり前ではないのです。</p>
<p>患者さんの事を思い、自分の看護チームの状況を判断し、</p>
<p>誰かに負担が行き過ぎていないかを考えて、日々行動している訓練の賜物なんです。</p>
<p>たとえば、自分の担当患者さんのOPE出しが9:00だったとして、</p>
<p>ちょうど8:50に自分の他の担当患者さんからナースコールが鳴ったとしたら、</p>
<p>チームの誰かが、または、チームでなかったとしても、</p>
<p>「ナースコールの対応をしておくから、OPE出ししてきていいよ。」と、</p>
<p>フォローしてくれますよね。</p>
<p>エレベーターに乗ろうとしたら、科長さんがすでにエレベーターを開けて待っていたりして。</p>
<p>それって、素晴らしいメンバーシップだと思うのです。</p>
<p>時には、病棟の科長さんが、メンバーシップをとってくれます。</p>
<p>リーダーシップをとれる人は、メンバーシップがとれます。</p>
<p>メンバーシップがとれる人は、リーダーシップもとれるのです。</p>
<p>看護チームは、患者さんを中心に動いていますが、</p>
<p>学生も、担当している患者さんを中心にしながらも、一人ひとりがメンバーシップを意識すること。</p>
<p>小さな力でもかまわないので、自分にできることを看護チーム（実習グループ）に提供し、より良い看護につなげてほしいと思います。</p>
<p>たとえば、</p>
<p>「カンファレンスをする場所を確保しといたよ。」と、リーダーに報告する。</p>
<p>「指導者さんも含めた、人数分の椅子を用意したよ。」と、リーダーに報告する。</p>
<p>「〇〇さん、私、看護師さんと患者さんの援助に入るから、5分だけ送れるって伝えて。」と、メンバーに伝え、リーダーに報告してもらう。</p>
<p>「指導者さんに、14:00からのカンファレンス大丈夫か、再度確認したほうがいいかな。」と、リーダーがサブリーダーに相談する。など。</p>
<p>学生が担当している患者さん一人ひとりに、より良い看護や関わりをするためには。</p>
<p>また、リーダーに負担をかけすぎる事無く、有意義な実習をするためには。</p>
<p>学生の個の力だけでは、大変難しいのですが。</p>
<p>看護師さんのように、看護チーム（実習グループ）が動き始めると、</p>
<p>1人の学生が担当している患者さんの足浴の準備を、手の空いている学生２人が協力していたり。</p>
<p>患者さんとのコミュニケーションで悩んでいる学生に対して、</p>
<p>自分の事のように悩み、助言する姿が見られるようになります。</p>
<p>なので、看護師さんや指導者さんにお願いしたいのは、</p>
<p>学生一人ひとりは頑張っているんだけど、</p>
<p>実習グループとして、うまくいっていないんだよね・・・。</p>
<p>という時は。</p>
<p>リーダーシップとメンバーシップという視点でどうか見ていただき、</p>
<p>実習グループの力が高まるようにアドバイスを頂けるとありがたいなと思います。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回で、</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>1年生の初めての看護実習　指導者さんとの打ち合わせ内容</strong></span></p>
<p>についての解説を終了とします。</p>
<p>書き始めたら、どんどん伝えたいことが増えてきてしまいまして。</p>
<p>大変失礼いたしました。</p>
<p>初めての実習だからこそ、学生には、</p>
<p>「看護の道を選んでよかった。」とか</p>
<p>「学校で学んだことを、患者さんへの関わりに活かせて良かった。」とか、</p>
<p>「実習、大変だったけど、勉強になった。楽しかった。」とか、</p>
<p>「看護師さん、格好良かった。」と、</p>
<p>思ってもらいたい。</p>
<p>最初からつまずいてしまい、</p>
<p>「もう、二度と実習に行きたくない。」と、</p>
<p>思ってもらいたくない。</p>
<p>何事も、第一印象が肝心です。</p>
<p>教員にこも、失敗を何回も経験したからこそ、</p>
<p>今年こそは、と、いつも思います。</p>
<p>準備をすればするほど、学生が学べる実習になるのかな、と思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次回からのシリーズは、</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「1年生の最初の実習　学生へのオリエンテーション内容」</strong></span></p>
<p>についてです。</p>
<p>もちろん、学生にも準備が必要です。</p>
<p>お楽しみに。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>その10：1年生の初めての実習指導　実習指導者との打ち合わせ内容④</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors4/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors4/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 19 Dec 2022 12:15:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
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		<category><![CDATA[指導]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護実践]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
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					<description><![CDATA[看護実習の指導の準備。1年生は念入りに。 今回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、 初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。 教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。 について、お伝えしたいと思います。 学生が [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>看護実習の指導の準備。1年生は念入りに。</h2>
<p>今回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、</p>
<ul>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>について、お伝えしたいと思います。</p>
<p>学生が安全に、様々な学びを実習で得るためには、準備が重要です。</p>
<p>私が大事だな、と思っていることの1つひとつが、</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものです。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことはあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<p>学生さんも大歓迎です。</p>
<h2>1年生の初めての実習指導　実習指導者さんとの打ち合わせ内容</h2>
<h3>初めての担当患者さんは、会話ができる方が理想。</h3>
<p>私が30年前に看護学生だった時、初めて担当した患者さんは、肝臓がんの患者さんでした。</p>
<p>終末期に近く、腹水が著明で、呼吸をするのも、体を動かすのも辛そうでした。</p>
<p>寡黙な患者さんでしたが、私は、患者さんが会話をすることでさえも苦痛なのではないかと思い、</p>
<p>辛そうにしている患者さんのところに行くのが怖くて、</p>
<p>患者さんの顔色をうかがい、いつもナースステーションにいるような学生でした。</p>
<p>30年近く前の事ですが、今でも覚えていますし、後悔しています。</p>
<p>何で患者さんの側にいてあげなかったんだろうって。</p>
<p>体をさすったり、安楽な体位を整えたり、足浴したり。</p>
<p>今だったら、色々とやりたい「看護」が思いつくのに。</p>
<p>なぜ、<span class="marker-red"><strong>勇気をだして、「何が一番お辛いですか。」と、</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>声をかけられなかった</strong></span>のだろう。会話ができなかったのだろう。</p>
<p>30年前の私は、患者さんのところに行くのが怖かったし、</p>
<p><span class="marker-red">「怖い」と思ってしまっていることを、</span></p>
<p><span class="marker-red">患者さんとの会話がままならないことを、誰にも相談できずにいました。</span></p>
<p>祖父母がいて、両親がいて、3人兄弟、7人家族だった私でも、</p>
<p>病状が重い患者さんの考えていることが想像できず、まったく関わることができていませんでした。</p>
<p>いまは、昔と違って、様々な生活スタイルや家族の形があります。患者さんの生き方も多様です。</p>
<p>学生の家族も、核家族であったり、一人親であったり、兄弟夫婦と生活していたり。</p>
<p>様々な家族の形のなかで学生は生活していますが、</p>
<p>学生は「今を生きる」自分に精一杯です。</p>
<p>（若者は、皆そうだと思いますが。）</p>
<p>学生は、高齢の方々（高齢な方でなかったとしても）の人生や生活、</p>
<p>多様な生き方に思いをよせるということが難しいです。</p>
<p>ベテランの看護師さんにもなると、ベッドサイドに置いてある写真やカレンダー、</p>
<p>手帳や雑誌、几帳面に整理されている状況から。</p>
<p>また、何気ない患者さんのと会話の中から、患者さんの価値観や信念、</p>
<p>その患者さんの人生、思いを、察することができるかもしれません。</p>
<p>しかし、学生は、患者さんと会話をしていたとしていても、看護師さんと同じように、</p>
<p>患者さんの言葉に込められた、患者さんの何十年分もの人生の重みや、</p>
<p>患者さんの価値観を理解するのは、とても難しいです。</p>
<p>それはそうです。</p>
<p>学生の人生経験は、20年ほどですから。</p>
<p>私がいつも指導者さんにお願いしていることは、</p>
<p>「会話ができる患者さんを、1年生に担当させてほしい。」ということです。</p>
<p>看護が必要な方は、どんな人で、どんな思いで療養しているのか。</p>
<p>まずは、会話でのコミュニケ―ションをしっかりと取り、</p>
<p><span class="marker-red"><strong>患者さんと向き合う姿勢</strong></span>を培ってほしいと、考えています。</p>
<p>最初から、言語的コミュニケーションだけでなく、非言語的コミュニケーションも駆使して、</p>
<p>患者さんを理解してほしいと、そんな高度な事を求めているわけではないのです。</p>
<p>学生が、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-3 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/1a1e494c023424fa650a4b918ee8af17-e1641014094122.png" alt="" width="330" height="330" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p><strong>あなたの辛い事は何ですか。</strong></p>
<p><strong>その辛いことに寄り添いたいんです。</strong></p>
<p><strong>私に何かできることはありませんか。</strong></p>
</div>
</div>
<p>と、つらい思いをされている患者さんを目の前にしたときに、</p>
<p>患者さんとしっかり向き合って、自分の思いを伝えられる学生に成長してほしいのです。</p>
<p>患者さんの思いを理解しようと、<span class="marker-red"><strong>患者さんのために勇気を出せる</strong></span>学生になってほしい。</p>
<p>30年前の私のように、患者さんと向き合うのが怖くて、</p>
<p>言い訳をしながら、ナースステーションにいるような看護学生になってほしくない。</p>
<p>そんな私のねがいもあります。</p>
<p>もちろん、患者さんとの会話がかみ合わなかったり、</p>
<p>時には「来ないでほしい。」と言われてしまったり、</p>
<p>「孫のようだ」と、患者さんにかわいがられたり。</p>
<p>患者さんとの様々な出会いやコミュニケーションが生まれると思うのですが。</p>
<p>うまくいったこと、いかなかったこと。</p>
<p>嬉しかったこと、辛かったこと。</p>
<p>悲しかったこと、悔しかったことを。</p>
<p>自分だけで抱え込むのではなく、実習グループ全員で共有して、</p>
<p>みんなで、その患者さんにとって必要な、大切なコミュニケーションを考えられれば。</p>
<p>そして、何か一つでも、患者さんとの関わりに活かすことができれば。</p>
<p>それが、その学生の財産になり、</p>
<p>その学生が大切にしたい「看護」につながっていくと思います。</p>
<h3>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</h3>
<p>実習指導者さんの中には、経験が豊かな方もいれば、今回が初めてという方もいます。</p>
<p>今回が初めての実習指導者さんと打ち合わせをすると、</p>
<p>「学校の先生って、学生が夏休みの時、何をしているんですか。先生方も夏休みですか？夜勤もなくて、いいですね。」</p>
<p>と、必ず言われます。</p>
<p>答えは、NOです。誤解があります。</p>
<p>しっかりと、普通に学生の夏休み中も働いています。</p>
<p>そして、夜勤はありませんが、持ち帰りの仕事がたくさんあります。（泣）</p>
<p>看護教員の仕事を、きちんと理解されている看護師さんや指導者さんは、ほぼいません。</p>
<p>なので、看護師さんや、指導者さんは、学生が実習中にトラブルを起こしても、</p>
<p>「連絡をすれば、暇な先生がすぐに駆け付けてくれる。」と、思われているふしがあります。</p>
<p>でも、答えは、NOです。暇な先生はいません。</p>
<p>私の場合は、3年の実習生を6名指導担当していたとしても、3年生全体の担任でしたから、出欠状況の確認や、様々な連絡事項などのやりとりをしたり。</p>
<p>ホームルームの運営や、自治会とのやり取りもしていました。</p>
<p>また、保健担当でもあったので、全校生200名ほどの健康診断や予防接種状況の把握、健康状態に問題がありそうな学生のフォローなどもしていました。</p>
<p>また、講義も複数担当していたので、1・2年生に90分授業を1日に2回実施したり。</p>
<p>合間をぬって、会議に参加したり。</p>
<p>その上で、実習指導に病院施設にいっていました。</p>
<p>なので、授業中に、実習場から連絡が来ることもたびたびあり。</p>
<p>これは、きちんと臨床の看護師さんや指導者さんに理解してもらわないと、</p>
<p>本当に大変な事態になった時に、誰も対応ができない、と危機感を覚えた次第です。</p>
<p>（時には、誰も手が離せる人がいなくて、副校長に臨床まで行ってもらったこともあったりしました。）</p>
<p>私の場合、自分の勤務状況だけでなく（日勤、遅番、早番など）、</p>
<p>何時から何時まで実習場に行けるのか、スケージュール表を指導者さんや病棟の科長さんに、</p>
<p>お渡ししていました。</p>
<p>また、実習グループのリーダーにもスケジュール表を渡し、何か報告・連絡・相談があるときには、</p>
<p>緊急性を指導者さんと相談しながら行動するように指示していました。</p>
<p>このようなやりとりをするようになってから、授業中に呼び出されることがなくなりました。（笑）</p>
<p>学生に、教員をうまく活用して、患者さんに実施したい看護を考えてください。</p>
<p>と、いったら。</p>
<p>次の日には、私のスケジュールをうまく活用してくださり。</p>
<p>私は、学生の患者さんの足浴を3回続けて、見守ることになりました。（笑）</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の</p>
<ul>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>の解説をしました。</p>
<p>これで、終了予定でしたが、肝心の「学生個々の状況についての共有」</p>
<p>について、解説が抜けていました。次回、解説したいと思います。</p>
<p>とにかく、大事なのは準備です。</p>
<p>学生がのびのびと実習できるための環境づくり、支援をしたいですね。</p>
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		<title>その９：1年生の初めての実習指導　実習指導者との打ち合わせ内容③</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors3/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Dec 2022 12:14:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[打ち合わせ]]></category>
		<category><![CDATA[指導]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[看護実践]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
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					<description><![CDATA[看護実習の指導の準備。1年生は念入りに。 前回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の 実習初日の休憩タイミングは、こまめに。 学生の居場所の確保は重要。 病棟の一日の流れと学生の一日の流れをリンクさせる。 の部分で終わってし [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>看護実習の指導の準備。1年生は念入りに。</h2>
<p>前回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の</p>
<ul>
<li>実習初日の休憩タイミングは、こまめに。</li>
<li>学生の居場所の確保は重要。</li>
<li>病棟の一日の流れと学生の一日の流れをリンクさせる。</li>
</ul>
<p>の部分で終わってしまいました。</p>
<p>今回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、</p>
<ul>
<li>実習病棟の案内は、看護実践を想定して。</li>
<li>学生への指導は、指導者さんもその日のうちに。</li>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>について、お伝えしたいと思います。</p>
<p>学生が安全に、様々な学びを実習で得るためには、準備が重要です。</p>
<p>私が大事だな、と思っていることの1つひとつが、</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものです。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことはあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<p>学生さんも大歓迎です。</p>
<h2>1年生の初めての実習指導　実習指導者さんとの打ち合わせ内容</h2>
<h3>実習病棟の案内は、看護実践を想定して。</h3>
<p>実習施設の構造や設備、物品の説明については、毎回、指導者さんに実施していただいています。</p>
<p>プリントを学生に配り、口頭でも簡単に説明していただけるのですが、</p>
<p>実際に歩きながら案内してくださいます。</p>
<p>「ここは、患者さん用のトイレで、汚物を処理する時は、こちらで。」などと、丁寧に説明していただけます。</p>
<p>学生が実習をしていて困らないように、使用するであろう物品や場所を一通り説明してくださるので、</p>
<p>本当に助かるのですが。</p>
<p>学生の様子を見ると、メモを取っている学生は少数で、受け身で説明を聞いているのがわかります。</p>
<p>指導者さんは、必要だと思って一生懸命説明してくださっているのに。</p>
<p>学生は、指導者さんが、なぜ丁寧に説明をしてくださっているのか、本当の意味を飲み込めていないのです。</p>
<p>なので、ある程度、指導者さんの案内が終わったところで。</p>
<p>私は、学生に問題を出します。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>あなたの担当の患者さんが、便失禁をしてしまいました。</p>
<p>患者さんは、気持ちが悪いとおっしゃっています。</p>
<p>担当の看護師さんから、</p>
<p>「学生さん、オムツ交換の準備をしてきて。」といわれました。</p>
<p>患者さんにとって、何分以内で準備することが最善ですか？</p>
</div>
</div>
<p>そうすると、学生たちは相談しながら、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-1 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/8c4ff95dd1e7a5e08c570d04067d1777-e1641019997538.png" alt="" width="342" height="342" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>3分から5分以内でしょうか。</p>
<p>時間がかかりすぎると、不快だと思います。</p>
</div>
</div>
<p>と、答えを出します。</p>
<p>そこで、私は、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>では、病棟内の設備や物品の説明を聞いたばかりなので、準備できますよね。</p>
<p>みんなで協力して、5分以内に、オムツ交換の準備をしてください。</p>
</div>
</div>
<p>少し、意地悪ですね。</p>
<p>学生の反応は、</p>
<p>「えーっ。今からですか。」と、驚きます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>患者さんがいつ失禁するか、予測できないよね。</p>
<p>でも、このような場面は、いつでもありえますよ。</p>
<p>病棟の設備も、物品の場所も説明を受けているのだから、看護師さんは、皆さんに、このように指示を出すと思いますよ。</p>
</div>
</div>
<p>このように説明すると、学生達も、そっかー。と納得します。</p>
<p>実際に準備してもらうと、相談だけで、5分以上かかります。</p>
<p>「オムツと、おしりふきだけでいいのかな。」</p>
<p>「そういえば、オムツのサイズ、確認していない。」</p>
<p>「便失禁だから、拭くだけじゃ気持ち悪いよね。洗い流すのかな。」</p>
<p>「それも、確認していない。」</p>
<p>「拭く準備と、洗い流す準備、両方したら。」</p>
<p>「準備に時間がかかるよね。」</p>
<p>「陰部洗浄のお湯の温度って、何度だっけ？水温計の場所、どこだっけ？」</p>
<p>「便汚染したオムツの処理ってどうするの？説明、あったっけ？」</p>
<p>「病衣が汚れている可能性は？」</p>
<p>・・・。などなど。</p>
<p>受け身で説明を聞いていると、何も疑問に思わないのですが、</p>
<p>実際に援助する場面を想定し、準備しようとすると、様々な疑問に直面します。</p>
<p>今は、便失禁の場面でしたが、</p>
<ul>
<li>全身清拭と寝衣交換</li>
<li>口腔ケア</li>
<li>配膳・下膳</li>
<li>足浴</li>
<li>洗髪</li>
</ul>
<p>など、1年生の実習で、体験しそうな場面を設定し、</p>
<p>学生に考えさせる、準備をさせてみると、主体的な実習につながるかもしれません。</p>
<p>1年生に限らず、3年生には、</p>
<p>「術後のベッドの準備をしてみてください。」など、指示をしてみると、</p>
<p>学習の動機づけになったり、学生の理解度を確認する場面にもなると思います。</p>
<p>もちろん、学生は思考を巡らせて、体も動かすので、</p>
<p>ずっと説明を聞いていた学生からすると、良い気分転換？にもつながります。</p>
<p>また、時間がかかっても、一度準備ができてしまえば、</p>
<p>次回からは自信をもって、1人でも準備することができます。</p>
<p>これも、主体的な実習につながります。</p>
<h3>学生への指導は、指導者さんもその日のうちに。</h3>
<p>実習指導者さんの中には、経験が豊かな方もいれば、今回が初めてという方もいます。</p>
<p>指導方法については、学生の行動が一つひとつ気になり、その都度学生に指導してくださる方もいれば、</p>
<p>実習期間中、何事もなければいいと、よほどの事がない限り、指導しない方もいます。</p>
<p>学生に指導して、学生を泣かせてしまった過去の経験から、「私からは指導したくないです。先生にお伝えするので、先生から指導してもらっていいですか。」とおっしゃる指導者さんもいます。</p>
<p>学校の教員として、看護師さんや指導者さんにお願いしたいのは、</p>
<p>その場その時の患者さんの心や体の状況に対して、学生が話したことや行動、態度は、</p>
<p>患者さんやそのご家族にとってどうであったかを、看護師としてしっかり判断し、</p>
<p>看護のプロとして、学生に指導してもらいたいのです。</p>
<p>看護師らしい考え方を教えていただきたいのです。</p>
<p>・・。説明が難しいですね。</p>
<p>学生は、学校で看護の基本を教わって実習に来ます。</p>
<ul>
<li>患者中心の看護</li>
<li>個別性のある看護</li>
<li>その人の価値観や生活をふまえた看護</li>
<li>優先順位を考えた看護</li>
</ul>
<p>などなど。知識として理解していても。</p>
<p>目の前にいる患者さんにとって、どのようにアプローチすれば患者中心の看護になるのか。</p>
<p>寝たきりで、コミュニケーションが難しい患者さんの、価値観や生活をふまえた看護とはどうすることなのかがわからないのです。</p>
<p>たとえば、学生が、寝たきりで、コミュニケーションが難しい患者さんの掛け布団を<span class="marker-red"><strong>声をかけずに外した</strong></span>とします。</p>
<p>その様子を見ていたら、看護師のみなさんは、どのように思いますか。</p>
<p>患者さんに声をかける事無く、いきなり布団を外したら、</p>
<div class="danger-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>患者さんがびっくりするかもしれない。</li>
<li>患者さんが何をされるのだろうと怖がるかもしれない。</li>
<li>患者さんが寒い思いをするかもしれない。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">患者さんを一人の人として尊重していない。➡患者中心の看護になっていない。</li>
</ul>
</div>
<p>と、思うかもしれませんね。</p>
<p><span class="marker-red">今、この時、看護師さんや指導者さんが<strong><span style="font-size: 20px;">感じた事、考えたことに。</span></strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong><span style="font-size: 20px;">学生が、気づいたり、考えたりできる</span></strong>ように、学生にアプローチ</span>していただきたいのです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>学生さん。</p>
<p>いま、患者さんのお布団、いきなり外したでしょ。</p>
<p>私、びっくりしたんだよね。</p>
<p>何でびっくりしたと思う？</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<p>看護師さん、指導者さんは、今、<span class="marker-red">見た事、起こったことを<strong>そのまま表現</strong></span>し。</p>
<p><span class="marker-red">自分が<strong>感じたことを、学生に伝える</strong></span>だけでいいのです。</p>
<p>そうすると、学生は、</p>
<p>「今の、まずかったのかな。」と、自分で<span class="marker-red"><strong>自分が行った行動を自覚する</strong></span>ことができ、<span class="marker-red"><strong>場面を振り返る</strong></span>ことができます。</p>
<p>また、「看護師さん、<span class="marker-red"><strong>なんでびっくりしたんだろう。」と、考える</strong></span>ことができます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>患者さんの清拭が終わったら、よく考えてみてください。</p>
<p>お昼の休憩の前に、考えてみたことを教えてね。</p>
</div>
</div>
<p>これで、OKです。</p>
<p>どうでしょうか。</p>
<p>最初は勇気がいるし、難しいかもしれませんが、</p>
<p>まずは、目の前で起きていることを、そのまま表現してみるのは、いかがでしょうか。</p>
<p>たとえば、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>学生さん、今、歩いてきた廊下を振り返ってみてごらん。</p>
<p>なにか、気づかない？</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-10 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/30936833773c6cd026a56536ca1ebef2-1-e1641007447617.png" alt="" width="498" height="498" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>廊下が濡れています。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>そうだね。廊下が濡れていたね。</p>
<p>私、危ないと思ったんだ。学生さんはどう思う？</p>
</div>
</div>
<p>このようなやりとりで、十分です。</p>
<p>学生は、ヘンダーソンが言っていた、「環境」について思い出すかもしれませんし。</p>
<p>「医療安全」の授業を思い出すかもしれません。</p>
<p>看護の現場で、看護師さんや指導者さんとこのようなやりとりをしていていただけると、</p>
<p>学びがどんどん深まっていきます。</p>
<p>指導者さんに、「先生、今日、学生の〇〇さんが、患者さんとため口でお話していました。あとで指導してもらっていいですか。」と言われ、</p>
<p>あとで、その学生に指導しても、</p>
<p>「私、そんな言葉遣いしていないと思います。」と、学生に自覚がないことがあります。</p>
<p>また、看護師さんとの援助中、病衣の紐を縦結びにしていまい、看護師さんが結びなおしていたことがあっても、学生は気づいていないし、覚えていないこともあります。</p>
<p>実習終了間際に看護師さんに教えてもらっても、「そんなこと、ありましたっけ？」と反応する学生もいます。</p>
<p>実習中、学生は緊張と不安な思いを抱えて過ごしています。</p>
<p>そんな学生の物事を見る視野や考え方は、非常に狭く浅くなっています。</p>
<p>なので、何かしら<span class="marker-red"><strong>きっかけ</strong>があった時</span>に、（声をかけずに布団を外してしまう、廊下に水滴が落ちているなど）</p>
<p>学生を立ち止まらせ、その<strong><span class="marker-red">きっかけを印象付ける</span></strong>関わりをして頂けるとありがたいです。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の</p>
<ul>
<li>実習病棟の案内は、看護実践を想定して。</li>
<li>学生への指導は、指導者さんもその日のうちに。</li>
</ul>
<p>の解説をしました。</p>
<p>次回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、</p>
<ul>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>について、解説したいと思います。</p>
<p>とにかく、大事なのは準備です。</p>
<p>学生がのびのびと実習できるための環境づくり、支援をしたいですね。</p>
]]></content:encoded>
					
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			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>その８：1年生の初めての実習指導　実習指導者との打ち合わせ内容②</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors2/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors2/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 16 Dec 2022 09:41:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[休憩]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[実習準備]]></category>
		<category><![CDATA[居場所]]></category>
		<category><![CDATA[打ち合わせ]]></category>
		<category><![CDATA[挨拶]]></category>
		<category><![CDATA[看護学校]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=582</guid>

					<description><![CDATA[看護実習の指導の準備は、1年生がとても大変。 前回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の 手洗いのチェック 自己紹介 の部分だけで終わってしまいました。 今回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、 実習初日の休憩タイミングは、こ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>看護実習の指導の準備は、1年生がとても大変。</h2>
<p>前回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の</p>
<ul>
<li>手洗いのチェック</li>
<li>自己紹介</li>
</ul>
<p>の部分だけで終わってしまいました。</p>
<p>今回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、</p>
<ul>
<li>実習初日の休憩タイミングは、こまめに。</li>
<li>学生の居場所の確保は重要。</li>
<li>病棟の一日の流れと学生の一日の流れをリンクさせる。</li>
<li>実習病棟の案内は、看護実践を想定して。</li>
<li>学生への指導は、指導者さんもその日のうちに。</li>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>について、お伝えしたいと思います。</p>
<p>学生が安全に、様々な学びを実習で得るためには、準備が重要です。</p>
<p>私が大事だな、と思っていることの1つひとつが、</p>
<p>私自身の失敗や、体験に基づいたものです。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、必要なことはあるかもしれませんが。</p>
<p>私の気づきを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<p>学生さんも大歓迎です。</p>
<h2>1年生の初めての実習指導　実習指導者さんとの打ち合わせ内容</h2>
<h3>実習初日の休憩タイミングは、こまめに。</h3>
<p>実習初日、1年生は、とても緊張しています。</p>
<p>「よく寝て、朝ごはんはしっかりと食べてきてください。」と指導していても、</p>
<p>緊張で、あまり眠れていなかったり。</p>
<p>朝ごはんも、「野菜ジュースだけ飲んできました。」とか、</p>
<p>もともと、「朝ごはんは食べていないので。」とか、言う学生もいます。</p>
<p>ふだん、学校の授業は90分間で、ずっと座っていることが多いのですが。</p>
<p>実習だと、座っていることは、ほぼないですよね。</p>
<p>実習初日と言えど、挨拶してまわったり、病院内や病棟内を見学して回ったりと。</p>
<p>ゆっくりと座ることができず。</p>
<p>気がついたらお昼近くになっているということも、あります。</p>
<p>アルバイトなどで、立ち仕事に慣れている学生も中にはいますが。</p>
<p>大半の学生は、ずっと立っていることに疲れてしまい。</p>
<p>説明を聞くことに集中できなくなってしまいます。</p>
<p>なかには、病棟案内の途中で、気分が悪くなったり、ふらふらしたり。</p>
<p>顔色が青ざめて、貧血を起こしてしまう学生もいます。</p>
<p>また、トイレに行きたいのに、言い出すことができず、そわそわしていたり。</p>
<p>急に「生理が来てしまいました！」と、おろおろしている学生もいました。</p>
<p>なので、1時間に1回、または、何かしら次の行動に移る前に、</p>
<ul>
<li>体調は問題ないか。</li>
<li>トイレ休憩は必要ないか。</li>
<li>水分などを摂りたい人はいないか。</li>
</ul>
<p>確認するようにしていました。また、</p>
<p>動いた後は座る。</p>
<p>座って説明を受けた後は、動く。</p>
<p>動いた後は、また座って質問したいこと、不安なことを学生同士で相談してもらう。など、</p>
<p>ずっと座ったまま。ずっと立ったまま。</p>
<p>説明を受けっぱなし。ということがないように配慮していました。</p>
<p>私の実習用のバッグの中には</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-memo bb-red">
<ul style="margin-bottom: 1.8em;">
<li>小銭（学生が低血糖・脱水症状を起こしたときにジュースを買うため。）</li>
<li>生理用ナプキン（学生が急に生理になった時のため）</li>
<li>ティッシュ（学生の涙、鼻水用）</li>
<li>爪切り（学生の爪が長かった時用）</li>
<li>ヘアピン、ゴム（学生の髪の毛をまとめる用）</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">各種電話番号のメモ</li>
</ul>
</div>
<p>が入っています。</p>
<p>２～３年生であれば、ここまでの準備はいりませんが。</p>
<p>1年生は、実習の厳しさを知りません。</p>
<p>実習前に学生にオリエンテーションをしていても、</p>
<p>ハプニングに備えて、念のため、準備をしておきます。</p>
<p>指導者さんにも、実習初日は特に、休憩を随時とる、説明だけに偏らないようにとお願いしていました。</p>
<h3>学生の居場所の確保は重要です。</h3>
<p>皆さんは、自宅にいても、学校にいても、</p>
<p>自分にとっての落ち着く場所って、ありますよね。</p>
<p>自宅であれば、自分の部屋かもしれませんし、トイレやお風呂ということもあるかもしれません。</p>
<p>学校では、自分の机とか、教室の後ろの方とか。図書館とか。</p>
<p>人それぞれ落ち着く場所は違うと思うのですが、</p>
<p>「ここでゆっくりしよう。」と思う場所があると思います。</p>
<p>学生が実習しているときに必要なのが、自分の考えをまとめたり、気持ちを落ち着けることのできる場所です。</p>
<p>病棟だと、学生専用のスペースはまずありません。</p>
<p>常に実習生を受け入れている病院施設であれば、学生用のスペースが確保されていることもありますが、</p>
<p>実習人数に対して、十分なスペースがあるか、確認が必要です。</p>
<p>学生が実習をするにあたって、必要なスペースは</p>
<div class="danger-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>学生が持参した荷物を置く場所。</li>
<li>食事、水分摂取をする場所</li>
<li>実習記録を書く場所</li>
<li>カルテや看護記録などから、情報を得る場所</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">カンファレンス等、話し合いをする場所</li>
</ul>
</div>
<p>です。</p>
<p>同じスペースを利用してよいのであれば、それでよいのですが、</p>
<p>学生の私物など、貴重品の紛失、</p>
<p>実習記録など、患者さんの個人情報の流出につながらないように配慮してもらうこと。</p>
<p>また、水分を摂取するなど、体調をコントロールし、実習しやすいような配慮も必要です。</p>
<p>実習記録を書くためには、情報収集が必要になることも多いので、ナースステーションの中で記録を書くようになります。</p>
<p>カルテなどを見ながら情報収集をしたり、記録を書くことができる場所があるのかどうかの確認も必要です。</p>
<p>実習指導のために病棟に行くと、実習記録のファイルを抱え、立ったまま記録をしている学生を見つけることがあります。声をかけると、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>ずっと看護師さんがパソコンを使っているので、患者さんの情報、ほとんどとれていません。</p>
<p>記録する時に使っていいといわれた机も、お昼前だから、どいてほしいといわれました。</p>
<p>患者さんの食事介助の準備をするそうです。</p>
<p>先生、どこで記録したらいいですか。</p>
</div>
</div>
<p>という返事が返ってきます。</p>
<p>ナースステーション内を見てみると、使用していない椅子やパソコン、スペースがあるように思います。</p>
<p>私が看護師さんに、「使っていいですか？」と、声をかけると、</p>
<p>「大丈夫ですよ。座ってください。」と言われることもあるのですが、</p>
<p>1年生にとって、看護師さんに声をかけることは、とても勇気がいることです。</p>
<p>あらかじめ、</p>
<div class="danger-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>このパソコン、学生さん優先で使っていいよ。</li>
<li>先生方（医師）がいないときは、パソコン使っていいよ。</li>
<li>昼食前後の時間帯以外は、この場所で記録していいよ。</li>
<li>椅子がなくて座れないときは、ここから椅子を持ってきていいよ。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">学生さんの荷物は、鍵の付くこの棚に入れてください。棚を開けるときは、スタッフに声をかけて鍵を借りてください。</li>
</ul>
</div>
<p>などと伝えておくと、居場所がはっきりし、学生も安心して記録などをすることができます。</p>
<p>実習指導者さんを中心に、あらかじめ病棟内でルールを決めておいていただけると、ありがたいです。</p>
<h3>病棟の一日の流れと学生の一日の流れをリンクさせる。</h3>
<p>病棟の一日の流れ（日勤）は、ある程度決まっていると思います。</p>
<div class="info-box"><strong>8:30　 申し送り</strong>　夜勤・日勤看護師全員で患者さんの情報共有<br />
<strong>9:00 　情報収集</strong>　受け持ち患者さんの情報収集<br />
<strong>9:30　ラウンド</strong>　受け持ち患者さんの巡回　バイタルサインチェック<br />
<strong>10:30 　患者さんの清拭や洗髪など</strong><br />
<strong>11:30　 昼食の配膳、配薬</strong><br />
昼食休憩を11:30から交代で1時間<br />
<strong>12:00　昼食の介助　</strong>下膳、内服確認昼食、内服確認など<br />
<strong>13:30 　カンファレンス</strong>　看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーが集まり、患者さんの情報を共有<br />
<strong>14:00 　ラウンド　</strong>バイタルサインチェック<br />
<strong>15:00 　カルテ記録</strong><br />
<strong>16:30 　申し送り</strong>　日勤から夜勤看護師へ情報共有<br />
<strong>17:00 　終業</strong></div>
<p>だいたい、このような流れではないでしょうか。</p>
<p>学生も、8:30から実習スタートで、17:00に実習終了の学校が多いと思います。</p>
<p>ほとんどの看護学校の、1年生初めての実習目標は、</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>看護師さんは病院でどんな仕事をしているのかな。</strong></span></p>
<p>だと思います。なので、</p>
<p>学生がカルガモのように、看護師さんと一緒に行動すれば、看護師さんが病院でどんな仕事をしているのか、体験から理解することができます。</p>
<p>ただ、実習指導者さんに<span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>ここだけは支援していただきたい、というポイント</strong></span>があります。</p>
<p>それは、患者さん優先、業務優先で構わないので、</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>学生が、看護師さんたちにアプローチできる時間を1分でも、30秒でも、以下のタイミングで作ってほしい</strong></span>のです。</p>
<div class="danger-box">
<p style="color: #333333;"><strong>8:30 申し送り・・「実習よろしくお願いします</strong><strong>」</strong>の病棟全体への挨拶</p>
<p style="color: #333333;"><strong>9:00 情報収集・・「今日はこのような目標で、こんなことを実施したいです。一緒にお願いします。」</strong>の受け持ち患者さんの担当看護師さんへの挨拶</p>
<p style="color: #333333;"><strong>12:00昼食の介助後・・「これから休憩に入ります。ありがとうございました。午後もお願いします。」</strong>の受け持ち患者さんの担当看護師さんへの挨拶と、病棟全体への挨拶</p>
<p style="color: #333333;"><strong>13:30 カンファレンス前・・「休憩から戻りました。〇時から学生カンファレンスに入らせてもらいます。〇時から、また一緒に行動させてください。</strong><strong>」</strong>の受け持ち患者さんの担当看護師さんへの挨拶と、病棟全体への挨拶</p>
<p style="color: #333333;"><strong>15:00 カルテ記録頃・・「実習記録の報告をさせてもらってもいいですか。（アドバイスを頂いてもいいですか。</strong><strong>）」</strong>の受け持ち患者さんの担当看護師さんへの確認</p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>17:00 終業・・「実習ありがとうございました」</strong>の受け持ち患者さんの担当看護師さんへの挨拶と、病棟全体への挨拶</p>
</div>
<p>つまり、<span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>挨拶のタイミング</strong></span>です。</p>
<p>朝からてきぱきと優先順位をつけながら行動している看護師さん達を目の前に、学生たちは動けなくなってしまいます。</p>
<p>どのタイミングで挨拶すればいいのか。声をかければいいのか。</p>
<p>学生はその場の空気を読み、看護師さんに声をかけるのを躊躇します。</p>
<p>実習3日目頃になると、学生は自分でタイミングを考えて挨拶できるようになってきます。</p>
<p>実習指導者さんには、学生が病棟の雰囲気に慣れてくるまで、挨拶のタイミングを学生に合図していただけると助かります。</p>
<p>挨拶のタイミングが合えば、看護師さんたちの行動と学生の実施したい行動をリンクさせることができます。</p>
<p>（そのはずです。）</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>先生、看護師さんに声をかけたんですけど、「待っててね。」といわれてから、1時間経っちゃいました。援助に一緒に入らせてもらいたかったんですけど。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-19 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/12/2154585-scaled-e1670918294533.jpg" alt="" width="332" height="384" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>えー。先生と一緒に、看護師さんに声をかけよう。</p>
<p>・・・。すみません。学生の行動計画、聞いてもらっていいですか</p>
</div>
</div>
<p>・・・。</p>
<p>案の定、看護師さんは患者さんの全身清拭や陰部ケアを終えたところで、午前中は、患者さんのケアはないとのことでした。</p>
<p>学生は、やる気がないわけでもなく、挨拶ができないわけでもありません。</p>
<p>挨拶のきっかけ、タイミングがわからないのです。病棟の雰囲気にのまれてしまっているのです。</p>
<p>挨拶ができない学生って、第一印象、悪いですよね。</p>
<p>初めての実習なのに、</p>
<p>「最近の学生って、挨拶もできないよね。」と、看護師さんたちに思われてしまったら、</p>
<p>学生は、さらに萎縮してしまいます。</p>
<p>そのような状況にならないように、支援していけるといいなあと思っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、指導者さんとの打ち合わせ内容の</p>
<ul>
<li>実習初日の休憩タイミングは、こまめに。</li>
<li>学生の居場所の確保は重要。</li>
<li>病棟の一日の流れと学生の一日の流れをリンクさせる。</li>
</ul>
<p>の部分で終わってしまいました。</p>
<p>次回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、</p>
<ul>
<li>実習病棟の案内は、看護実践を想定して。</li>
<li>学生への指導は、指導者さんもその日のうちに。</li>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>について、お伝えしたいと思います。</p>
<p>とにかく、大事なのは準備です。</p>
<p>学生がのびのびと実習できるための環境づくり、支援をしたいですね。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>その７：1年生の初めての実習指導　実習指導者との打ち合わせ内容</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 Dec 2022 08:06:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[実習準備]]></category>
		<category><![CDATA[実習目標]]></category>
		<category><![CDATA[手洗い]]></category>
		<category><![CDATA[打ち合わせ]]></category>
		<category><![CDATA[病棟スタッフ]]></category>
		<category><![CDATA[看護学校]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[自己紹介]]></category>
		<category><![CDATA[行動目標]]></category>
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					<description><![CDATA[教員にこが、指導者さんとの打ち合わせの前に、必ずやっていたこと。 看護学生が実習させていただく実習施設や実習病棟は、多岐にわたります。 そして、実習施設の実習指導者さんも、新年度になると、違う役割になったりして。 常に同 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>教員にこが、指導者さんとの打ち合わせの前に、必ずやっていたこと。</h2>
<p>看護学生が実習させていただく実習施設や実習病棟は、多岐にわたります。</p>
<p>そして、実習施設の実習指導者さんも、新年度になると、違う役割になったりして。</p>
<p>常に同じ指導者さんと打ち合わせをする、というわけではありません。</p>
<p>なかには、「うちの指導者、産休に入ったので、違うスタッフにお願いいしました。」とか、</p>
<p>「結婚して、辞めちゃいました。」とか。</p>
<p>突然、科長さんに言われてびっくりすることもあり。</p>
<p>女性が多い職場だから、仕方がないと思いつつ。</p>
<p>（そのような連絡って、学校側にはなかなかこないし、打ち合わせに行ってみないとわからないこともあります。）</p>
<p>なので、毎回、指導者さんとは初めてタッグを組むつもりで打ち合わせに行きます。</p>
<p>指導者さんとの打ち合わせも大事なのですが、同じくらい大事なのが。</p>
<p>実習施設の管理者や病棟の科長さん、係長さん、主任さんに、私の顔（教員にこの顔）を覚えていただくことです。</p>
<p>特に、病棟の科長さんにはしっかりと挨拶し、何かしら会話をするようにしていました。</p>
<p>病棟の多くの科長さんは、入院していらっしゃる患者さん全員の様子をうかがいに、毎日訪室していらっしゃいます。</p>
<p>その訪室の際に、科長さんは、「看護学生さんを受け入れていただき、ありがとうございます。」などと、感謝の気持ちを患者さんにお伝えしてくださっているそうで。</p>
<p>患者さんから、「いい学生さんだね。」とか、「身の回りの事、よくやってもらってるよ。」など、良い反応の事もあれば。</p>
<p>「今どきの子は、挨拶ができない。」などと、苦言を言われることもあるそうで。</p>
<p>そういった情報を、挨拶した時に、科長さんに教えていただくことがあります。</p>
<p>（あとで、学生の指導に活かすことができます。）</p>
<p>また、係長さんや主任さん、学生が今日お世話になる看護師さんにも、挨拶をしておくと。</p>
<p>何気なく、学生の様子を気にしてくださって、「学生さん、清拭のときの患者さんへの声かけ、良かったですよ。」とか、</p>
<p>「患者さんの処置に一緒に入ったんですが、顔がこわばっていました。大丈夫ですかね。」など、</p>
<p>教えてくださいます。</p>
<p>このようなやりとりを続けていくと、何となく病棟の雰囲気が良くなってくるというか。</p>
<p>みんなで学生を育てていこうという雰囲気になってくるため、</p>
<p>学生にとって、実習がやりやすい環境になってきているのを感じてきます。</p>
<h2>実習指導者さんとの打ち合わせ開始です。</h2>
<p>前回は、勤務表を確認し、実習期間中に指導者さんがいらっしゃるか確認しました。</p>
<p>指導者さんも、長く続けていらっしゃると、実習期間中は日勤の方がやりやすいことがわかり。</p>
<p>前もって、科長さんに勤務希望を出しておいてくださいます。</p>
<p>（ありがたや。）</p>
<p>さて、打ち合わせ開始です。</p>
<h3>今まで、どんな実習を受け入れていたか確認する。</h3>
<p>私の場合、まず、さぐりをいれます。</p>
<p>どういうことかというと。</p>
<p>色々な看護学校や看護大学さんの実習を受け入れている病棟の場合。</p>
<p>最近まで、3年生が実習していました。とか。</p>
<p>2年生がきていました。とか。</p>
<p>准看の学生さんが来ていましたよ、ということがあります。</p>
<p>そうなると、病棟全体の雰囲気が、</p>
<p>「あぁ、学生さんね。昨日まで1人で足浴とかしてたから、大丈夫でしょ。」</p>
<p>みたいな感じで、「やりたいこと、どんどんやっちゃってー。」と、ウエルカムな雰囲気だったり。</p>
<p>「今回は、大丈夫でしょうね。挨拶ぐらい、できるよね。」と、なんとなく不信感を持っていることもあったり。</p>
<p>様々です。</p>
<p>看護師さん達は、夜勤をしているので、いつからいつまでどの学校が来ていて、</p>
<p>いつからうちの学生が実習に来るのか、よくわかっていないし、関心もさほどありません。</p>
<p>きちんと把握しているのは、実習指導者さんと、病棟の管理者（科長さん、係長さん、主任さん）ぐらいです。</p>
<p>なので、実習指導者さんに、確認するわけです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>最近まで、どこかの学校さん、実習に来ていましたか。</p>
<p>今回は、1年生の初めての実習でお世話になります。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>ちょうど今、違う学校の3年生、来ていますよ。</p>
<p>老年看護学実習です。援助、頑張っていますよ。</p>
</div>
</div>
<p>看護教員にこは、やっぱりかー。と思います。</p>
<p>3年生が実習に来ていて、援助を頑張っているということは、実習にも慣れてきていた学生さんだろうな。</p>
<p>老年看護学の実習だから、高齢者の特徴をふまえながら、コミュニケーションも上手にとれているんだろうなと。</p>
<p>看護師さんたちが、その3年生になれていたとしたら、うちの学生に対するハードルを、かなり下げてもらわないといけないなと。</p>
<p>考えるわけです。</p>
<p>こんな時、早めに打ち合わせに来ていて、よかったーと思います。</p>
<h3>指導者さんと、実習の目標と行動目標を共有する。</h3>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>今回の実習は、1年生なんです。<span class="marker-red"><strong>看護師さんと一緒に行動をさせてもらい、看護師の仕事を体験を通して知っていきます。</strong></span></p>
<p>技術試験は、バイタルサインとリネン交換を実施しました。</p>
<p>患者さんに何かしら援助を実施する時は、<strong>必ず看護師さんと一緒</strong>。<strong>必ず見守りのもと</strong>でお願いします。</p>
<p><strong>学生が1人で実施できる援助は、何もないです。</strong></p>
<p><strong>手洗いも、心配</strong>です。</p>
<p>コロナ禍の状況や患者さんの安全を意識してもらうためにも、初日のオリエンテーションの時に、<strong>手洗いのチェックをお願いしてもいいですか？（私も一緒にチェックします。）</strong></p>
</div>
</div>
<p>「看護師さんと一緒に行動させてもらい、看護師の仕事を体験を通して知る」＝実習目標です。</p>
<p>「必ず看護師さんと一緒に。」</p>
<p>「学生が1人でできる援助はない。」</p>
<p>「手洗いも心配。」➡チェックして、できるようになってもらう。</p>
<p>これらは、実習目標を端的に学生の行動で表現したものです。＝行動目標です。</p>
<p>これを伝えると、ベテランの指導者さんからは、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-8 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/61f28b7900d4e30e91022bdd4d051c26-e1641008079293.png" alt="看護師" width="462" height="462" /></figure>
<div class="speech-name">看護師</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>わかりました。</p>
<p>これから1週間、実習目標と、学生さんが何ができるのかを、毎日スタッフに周知するようにします。</p>
<p>休憩室にも、張り紙をしておきますね。</p>
<p>3年生とはちがいますからね。</p>
</div>
</div>
<p>といった反応が返ってきます。</p>
<p>どんなに優秀な学生であっても、</p>
<p>技術試験でよい結果を出していたとしても、</p>
<p>初めての環境で、初めて接する患者さんに、手際よく援助する1年生はいません。</p>
<p>コミュニケーションにも、つまずきます。</p>
<p>（バイタルサインを一通り測るのに、30分以上かかることもあります。）</p>
<p>そのような学生の状況を、病棟の看護師さんたちにわかってもらい、忍耐強く関わってもらう必要があります。</p>
<p>そして、そのような1年生が実習に来るということを周知するのに、1週間程度かかります。</p>
<p>（夜勤の看護師さんもいるので。）</p>
<p>（ちなみに、1週間程度、周知に時間をかけていただけると、医師や、理学療法士さん、看護助手さんなどから、「今年は元気な子、いる？」とか、「リハビリの見学、大丈夫ですよ。」とか、声をかけていただけます。）</p>
<p>病棟のスタッフ全員が、今回の1年生の実習の目標や、どこまで行動できそうなのか。</p>
<p>なんとなく分かってもらえると、実習環境が整ってきた空気感が私にも伝わってきます。</p>
<h3>実習初日のオリエンテーション内容を決める。</h3>
<h4><strong>手洗いのチェックをお願いしてもいいですか？</strong></h4>
<p>これは、私がいつも、意図的に指導者さんにお願いしていることで。</p>
<p>オリエンテーションの一環として、手洗いのチェックをしています。</p>
<p>実習指導者さんの手洗いのチェックを受けるということで。</p>
<p>学生には学内の技術試験とは違った緊張感が漂います。</p>
<p>患者さんを守るためにも、医療従事者の一員であると学生に意識してもらうためにも。</p>
<p>また、「手洗い」で学生に小さなミスをしてもらい、緊張をほぐすためにも実施しています。</p>
<p>学生は、病棟での初めての手洗いに緊張し、必ず洗い残し、拭き残しをします。</p>
<p>それを、指導者さんが、穏やかに</p>
<p>「洗い残しあったよ。」</p>
<p>「あなたは、素手で水道の栓を止めてしまったね、残念。」などと声をかけます。</p>
<p>学生全員をチェックし終わった頃には、</p>
<p>学生全員が、「やっちゃったね。ミスした―。」と苦笑いになり、</p>
<p>「みんなで気をつけよう」、という雰囲気にもなります。</p>
<p>また、指導者さんと学生の距離が縮まります。</p>
<h4>学生さんも、指導者さんも、自己紹介をお願いします。</h4>
<p>これも、私が指導者さんに意図的にお願いしていました。</p>
<p>学生さんに、自分の名前と、実習の自己目標の発表だけでなく、</p>
<p>好きなものや得意な事、はまっているものなどを一緒にアピールしてもらっていました。</p>
<p>また、指導者さんや教員も（私も）自己紹介していました。</p>
<p>私は、年のせいもあり。</p>
<p>指導者さんも、学生にかかりきりではないため、学生さんの顔と名前が覚えられない。一致するのに時間がかかるということがあり。</p>
<p>最初の自己紹介の時に何かしらアピールしてもらうと、「韓流好きの学生さんね」、とか、「猫好きの学生さんね」と。</p>
<p>学生の顔と名前が覚えやすく、親しみも抱くという。（笑）</p>
<p>逆に、指導者さんが、「食べるのが好き」などと自己紹介して、学生も親しみを覚えるという。（笑）</p>
<p>そうすると、実習中、指導者さんが、学生を名前で呼んでくれるようになり。</p>
<p>他の看護師さん達も、「学生さん、ちょっと来て。」や、</p>
<p>「鈴木さん（患者さんの名前）の学生さん」ではなく、</p>
<p>学生の名前を呼んでくださるようになります。</p>
<p>学生は、自分の名前を、患者さんや看護師さんに呼んでもらえると、とても嬉しそうにします。</p>
<p>（自分の存在を認めてもらえている。頼りにされているように思うのかもしれません。）</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、指導者さんとの<strong>打ち合わせ内容の</strong></p>
<ul>
<li>手洗いのチェック</li>
<li>自己紹介</li>
</ul>
<p>の部分だけで終わってしまいました。</p>
<p>次回、指導者さんとの打ち合わせ内容の、</p>
<ul>
<li>実習初日の休憩タイミングは、こまめに。</li>
<li>学生の居場所の確保は重要。</li>
<li>病棟の一日の流れと学生の一日の流れをリンクさせる。</li>
<li>実習病棟の案内は、看護実践を想定して。</li>
<li>学生への指導は、指導者さんもその日のうちに。</li>
<li>初めての担当患者さんは、会話できる方が理想。</li>
<li>教員の実習スケジュールを、指導者さんも把握する。</li>
</ul>
<p>について、お伝えしたいと思います。</p>
<p>とにかく、大事なのは準備です。</p>
<p>学生がのびのびと実習できるための環境づくり、支援をしたいですね。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nursing-t-niko.com/contents-of-meetings-with-nursing-practice-instructors/feed/</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>その６：1年生の初めての実習指導　実習指導者との連携が肝心</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/ways-to-succeed-in-the-first-ward-practical-training-for-first-year-students/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/ways-to-succeed-in-the-first-ward-practical-training-for-first-year-students/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 14 Dec 2022 05:33:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[実習準備]]></category>
		<category><![CDATA[打ち合わせ]]></category>
		<category><![CDATA[看護学校]]></category>
		<category><![CDATA[看護実習]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nursing-t-niko.com/?p=552</guid>

					<description><![CDATA[1年生の初めての実習。指導の失敗は許されません。 看護師になりたくて看護学校に入学した学生も、何となく入学した学生も。 半年ほど、講義や演習で、基本的な看護の知識や技術、態度について学びました。 いよいよ、1年生の初めて [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>1年生の初めての実習。指導の失敗は許されません。</h2>
<p>看護師になりたくて看護学校に入学した学生も、何となく入学した学生も。</p>
<p>半年ほど、講義や演習で、基本的な看護の知識や技術、態度について学びました。</p>
<p>いよいよ、1年生の初めての実習です。</p>
<p>ドキドキ、ワクワクといった期待と。</p>
<p>やばい、どうしようという不安や緊張と。</p>
<p>落ち着かない様子の1年生に、教員10年になる私も、次第に緊張してきます。</p>
<p>初めての実習だからこそ、失敗できない。</p>
<p>そんな思いがこみ上げてくるからです。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>1年生の初めての実習</strong></span>は、以下のような内容です。</p>
<div class="blank-box bb-red">
<p>医療機関や高齢者介護施設などで看護場面・看護業務を見学し、患者さんや地域の人々とコミュニケーションを取りつつ、看護師に求められる能力について学ぶ。</p>
</div>
<p>つまり、</p>
<ul>
<li>看護師さんは病院でどんな仕事をしているのかな。</li>
<li>看護が必要な人は、どんな人たちで、どんな思いで療養しているのかな。</li>
</ul>
<p>ということを、実際に医療の現場に行って、理解しよう。</p>
<p>ということです。</p>
<p>理解するためには、看護師さんと一緒に行動して、援助を体験したり。</p>
<p>患者さんとお話をして、患者さんの思いを知ったり。</p>
<p>病院施設の構造や、どのような方々が働いているのか。</p>
<p>1人の患者さんの命や生活を守るために、医療従事者はどのように協力し合っているか。</p>
<p>病院施設を見学したり、それぞれのスタッフに話を聞いたり。</p>
<p>時には体験させてもらったりする中で学習していきます。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 20px;"><strong>1年生の初めての実習、絶対に失敗できない！</strong></span></p>
<p>と、思うようになったのは、私自身、沢山の失敗を繰り返してきたからです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person" style="width: 98.1562px;">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" style="width: 98.1562px;" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon" style="height: 81.5938px; max-width: 86%;">
<p>先生、看護師さん、怖いです。忙しそうで、声かけられません。</p>
<p>もう、実習、行きたくないです。</p>
</div>
</div>
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<div class="speech-person" style="width: 98.1562px;">
<figure class="speech-icon"><img loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" style="width: 98.1562px;" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/417f0b148da4b3728aa176dca4c9f3d8-e1641644410480.png" alt="" width="827" height="756" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon" style="height: 52.7969px; max-width: 86%;">
<p>患者さんに、もう来なくていいといわれました。なぜだかわかりません。</p>
</div>
</div>
<div class="speech-wrap sb-id-19 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
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</div>
<div class="speech-balloon">
<p>なぜ？？</p>
<p>どうして、そんなことになったの？</p>
</div>
</div>
<p>このような、沢山の失敗？を経験し、学生さんや患者さん、指導者さんとのやり取りを繰り返す中で。</p>
<p>様々なノウハウを会得してきました。</p>
<p>まさしく、失敗から学ぶ、です。</p>
<p>ちょっとしたコツから、これだけは絶対にしたらダメということまで。</p>
<p>整理してまとめてみました。</p>
<p><span class="marker-red" style="font-size: 20px;"><strong>初めての実習だからこそ、最初の失敗が、3年生の最後の最後まで響きます。</strong></span></p>
<p>学生は、初めてのつまづきを忘れません。（心の傷になることも・・・。）</p>
<p>参考になったら嬉しいです。</p>
<h2>実習前に教員にこがする準備。どれだけ準備できたかが決め手。</h2>
<h3>自分が実習指導に行く施設の状況把握</h3>
<p>実習をさせていただく施設には、様々な施設があります。</p>
<ul>
<li>市町村：保健センター、市役所などの健康課</li>
<li>助産所</li>
<li>特別養護老人ホーム</li>
<li>訪問看護ステーション</li>
<li>障害者複視サービス事業所</li>
<li>介護老人福祉施設</li>
<li>病院</li>
<li>学校：小学校、特別支援学校</li>
<li>診療所</li>
<li>介護医療院</li>
</ul>
<p>などです。</p>
<p>看護の対象は、簡単に言うと、赤ちゃんから高齢者まで。（お亡くなりになった方も含めて）</p>
<p>健康な人も、病気を持ちながら日常生活を送っている人も。</p>
<p>入院して治療を受けている人も。寝たきりの人も。</p>
<p>全ての方々が看護の対象となります。</p>
<p>なので、様々な施設で実習をする必要があります。</p>
<p>看護教員として実習指導に行く場合、<span class="marker-red"><strong>どの施設に指導に行くのかで、準備が異なってきます。</strong></span></p>
<ol>
<li>看護師さんの仕事の実際を理解する、患者さんとお話をする目的の場合は、<span class="marker-red"><strong>看護師の実習指導者さんとの打ち合わせ</strong></span>をしなければなりません。</li>
<li>看護師さんが活躍する場を知る、様々な場で生活する看護の対象を理解する実習の場合、<span class="marker-red"><strong>実習施設の施設長さん（もしくは管理者さん、偉い人）と打ち合わせ</strong></span>をしなければなりません。</li>
</ol>
<h3>看護師の実習指導者さんと打ち合わせをする。</h3>
<h4>打ち合わせの日時確認は、3~4週間前に</h4>
<p>看護師の実習指導者さんと打ち合わせをする場合は、指導者さんの勤務状況の確認から必要です。</p>
<p>勤務先に電話をかけても、夜勤や休みでいないことが多々あります。</p>
<p>出勤されていても、患者さんの検査の付き添いや、援助中で電話に出れないなど、「また、後でかけなおすそうです。」と言われることもしばしば。</p>
<p>電話がかかってきても、今度は私が授業中、ということもあり。</p>
<p>タイミングを考えて連絡を入れる必要があります。</p>
<p>また、打ち合わせの日時が、病棟の検査や援助が落ち着いた14時に決まり、時間通りに伺っても。</p>
<p>急な入院があって、とか、ナースコールの対応をしてますとか。</p>
<p>5分、10分待つことは当たり前だったりします。</p>
<p>指導者さんが、学生の実習中、学生の指導だけに専念してもらえることは稀で。</p>
<p>いつも、指導者さんは、患者さんを担当しながら（普通に業務をしながら）、学生の指導をしてくださいます。</p>
<p>時には、リーダーの看護師さんが、入院などの調整をしながら、学生指導をしてくださることもあり。</p>
<p>本当にありがたく、時に申し訳なく思ってしまうこともあります。</p>
<p>なので、<span class="marker-red" style="font-size: 20px;"><strong>打ち合わせの日時の確認は、3~4週間前に電話連絡する。</strong></span></p>
<p>です。</p>
<p>メールは、見てくださらないこともあり。</p>
<p>また、打ち合わせ直前で、「欠勤者がでて、打ち合わせできそうにありません。」とか。</p>
<p>思わぬ事態の発生があり得ます。医療現場なので。</p>
<p>余裕をもっての準備が必須です。</p>
<h4>実習指導者さんが日勤かどうか。</h4>
<p>よし。打ち合わせをしましょう。</p>
<p>最初に、指導者さんに準備してもらうのが、勤務表です。</p>
<p>学生の実習期間中、指導者さんは日勤なのかどうか。</p>
<p>実習初日に指導者さんは日勤でいるのか。</p>
<p>実習最終日は、丸一日、実習指導に専念できるかどうかの確認をまずします。</p>
<p>ここ数年、コロナ禍ということもあり。病棟での実習自体も難しかったのですか。</p>
<p>指導者さんが学生指導に専念するということも、難しい状況がありました。</p>
<p>なので、実習12日間中、「指導者さんが日勤だったのは5日間だけ」、ということもあったりして。</p>
<p>病棟の科長さんが、学生指導をしてくださったこともありました。・・ありがたや。</p>
<p>ということで、学生の実習中に指導者さんが日勤でいるか。</p>
<p>日勤でいない場合は、誰に実習指導をお願いすればよいのかを確認しておきます。</p>
<p>学生が実習で学ぶことの責任者は、実習指導担当教員ですが、<span class="marker-red"><strong>学生が実習で関わる患者さんの看護の責任者は、その日の患者さんの担当看護師であり、実習指導者になります。</strong></span></p>
<p>学生が患者さんの私物を壊した、怪我をさせた、患者さんから苦情があった等、学校側も対応しますが。</p>
<p>教員が実習先にいないこともあるので、まず、病院として対応する必要がでてくるからです。</p>
<p>実習指導者さんが日勤でないときは、必ず誰かしらに実習指導をお願いしています。</p>
<p>3~4週間前の早い段階で打ち合わせができると、実習指導者さんの日勤が少なかったとしても。</p>
<p>病棟の科長さんに相談して、指導者さんの勤務を変更してもらったり。</p>
<p>指導者さんが看護業務を外れて、学生指導に専念していただけたり。なんてこともありました。</p>
<p>実習指導者さんが日勤でいるということは、<span class="marker-red"><strong>学生が相談しやすい看護師さんがいる</strong></span>ということです。</p>
<p>病棟の看護師さんたちは、とても忙しそうにしています。</p>
<p>学生は、困ったり、不安だったり、物の場所がわからなかったりしたときに、看護師さんに聞けばすぐに解決できそうなことも、看護師さんに声をかけられずに解決できないでいるときがあります。</p>
<p>時には、学生だけで相談しあって解決しようとし、事故や苦情につながる恐れもでてきます。</p>
<p>なので、学生は、指導者さんが日勤でいてくださるというだけで、安心します。</p>
<p>（もちろん、教員も安心します。）</p>
<div class="alert-box common-icon-box"><span style="background-color: #ffffff;">以前、学生が担当ではない患者さんにお昼の下膳を頼まれました。学生は、</span><span class="marker-red"><strong>担当でないのにいいのかな？</strong></span><span style="background-color: #ffffff;">と思いましたが、忙しそうな看護師さんに声をかけることができず、下膳してしまいました。その患者さんは、食事量でインスリン注射をする患者さんでした。看護師さんがすぐ気がつき、事なきを得ました。</span></div>
<p>実習中は、不測の事態が起こります。</p>
<ul>
<li>緊張して眠れなかった、食べれなかった➡倒れる</li>
<li>体調が悪くなった（熱がでた、お腹が痛くなった、下痢になった、吐き気がする）</li>
<li>急に生理になった</li>
<li>清拭中、患者さんに胸を触られた</li>
<li>記録用紙やメモを失くした</li>
<li>熱布用タオルでやけどした</li>
<li>（針などで）手を怪我した</li>
<li>患者さんに写真を撮られた　　　などなど。</li>
</ul>
<p>実習指導者さんのように、学生がすぐに相談できる人がいればいいのですが。</p>
<p>体調が悪いのを相談できないまま、我慢して意識を失ってしまったり。</p>
<p>怪我を隠したまま、半日が経過してしまったり。</p>
<p>患者さんとの関係性が悪くなるのではないかと不安になり、胸を触られてから2日間も言い出せずにいたり。</p>
<p>実習での学生の立場は弱いので、このような事にならないように、配慮しなければいけません。</p>
<p><span style="font-size: 20px;"><strong><span class="marker-red">実習指導者さんが日勤かどうか。いないときは、誰にお願いしたらよいのかを決めておく。</span></strong></span></p>
<p>そして、<span class="marker-red"><strong>学生がささいな事でも相談できるような体制を作っておく</strong></span>ことが重要です。</p>
<p>もちろん、教員も、学生の様子・変化を観察して、積極的に関わることが必要です。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、打ち合わせの段取りの部分だけで終わってしまい、</p>
<p>指導者さんとの<strong>打ち合わせ内容</strong>にたどり着くことができませんでした。</p>
<p>次回、打ち合わせ内容について、お伝えしたいと思います。</p>
<p>とにかく、大事なのは準備です。</p>
<p>学生がのびのびと実習できるための環境づくり、支援をしたいですね。</p>
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