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	<title>病棟オリエンテーション  |  看護教員にこブログ　</title>
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	<description>看護学生・看護師・看護教員の一歩前進を応援する</description>
	<lastBuildDate>Wed, 25 Jan 2023 07:58:25 +0000</lastBuildDate>
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		<title>その27：基礎看護実習　初日の指導案⓺</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/basic-nursing-practice-education-plan-on-the-first-day6/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/basic-nursing-practice-education-plan-on-the-first-day6/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 25 Jan 2023 07:58:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[体調管理]]></category>
		<category><![CDATA[基礎看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[患者紹介]]></category>
		<category><![CDATA[指導案]]></category>
		<category><![CDATA[病棟オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
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					<description><![CDATA[基礎看護実習、初日の指導案を解説します。 基本設定は、 基礎看護実習１（7日間） 実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る 実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション 　　　　　看護師と共に、看護援助を体験す [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>基礎看護実習、初日の指導案を解説します。</h2>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
<p><span style="color: #333333;"><strong>実習時間：8時30分～16時30分（昼休憩1時間）</strong></span></p>
</div>
<p>です。</p>
<p><span style="color: #333333;">それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、実習での指導方法は様々だと思います。</span></p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間実習指導を続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれた指導方法</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、大切なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の学びを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>「病棟オリエンテーションを受ける」7番からの指導案</h2>
<p>「病棟オリエンテーションを受ける」ところからの指導案。</p>
<p>今回でシリーズ最後です。それでは９番から解説します。</p>
<div class="warning-box">
<p><strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong></p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>場所の準備</li>
<li>自己紹介</li>
<li>病棟紹介</li>
<li>病棟案内</li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">私物の管理</span></li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">個人情報の管理</span></li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">感染対策</span></li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">危機管理</span></li>
<li><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>体調管理</strong></em></span></li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;"><span style="font-size: 18px; color: #800000;"><em><strong>担当患者の紹介・質問・最終体調確認</strong></em></span></li>
</ol>
</div>
<h3>体調管理</h3>
<p>看護実習で学んでいくためには、心身ともに健康であることが重要です。</p>
<p>実習が始まると、通学時間や生活のリズムが大きく変化し、 体調を崩しやすくなります。</p>
<p>体調不良の状態で実習を行うと、集中力や判断力が落ち、患者さんとの関わりや看護師さんと援助を体験する中での気づきが得られず、せっかくの学びの機会を失ってしまいます。</p>
<p>また、事故を起こすリスクも高まりますし、集中して実習をしていない様子は看護師さんや患者さんにも伝わります。</p>
<p>信頼関係を構築する上でも支障をきたすようになります。</p>
<p>時々、病棟オリエンテーションや学生カンファレンスの最中に、居眠りをしてしまう学生がいます。</p>
<p><span class="marker">指導者さん、教員、学生6名でカンファレンスをしているのに、なんで居眠りができるの？？</span></p>
<p>と、指導者さんもびっくりするのですが。</p>
<p>声をかけたり、体をゆすり、一時的に目を開けても、眠くなってしまうのです。</p>
<p>不安で眠れなかったのか、緊張の糸が切れたのか、事前学習が間に合わずに徹夜したのか。</p>
<p>学生によって原因は様々ですが、このような実習態度でよい実習ができるはずもありません。</p>
<p>このような学生がいた場合は、あとで個別に生活状況確認と指導をします。</p>
<p>さらに体調を崩して休んでしまったら、7日間しかない実習のうち、何日実習に参加できるのでしょうか。</p>
<p>コロナ禍ということもあり、解熱や症状消失後、既定の日数は症状が再発しないことを確認してからの登校・実習再開となります。</p>
<p>7日間の実習は、すぐに終わってしまいますね。</p>
<p>実習に出席できた日数で、実習目標はどこまで到達できるのでしょうか。合格点がもらえるのでしょうか。（実習態度も評価に含めている学校がほとんどだと思います。）</p>
<p>なにより、臨床での貴重な学びの機会だからこそ、患者さんと看護と向き合って、しっかりと学んでほしいのです。</p>
<p>誰しも体調不良になることはあります。仕方がない場合もあります。</p>
<p>でも、<span class="marker-red"><strong>実習で学ぶための準備を誠実に行っていればこそ、「仕方がないよね。」という判断になります。</strong></span></p>
<p>指導者さんは、実習のたびに患者さんの選定に奔走してくださいます。</p>
<p>学生さんに、しっかりと実習で学んでほしいからです。応援しているからです。</p>
<p>担当させていただく患者さんも、学生が好きで受け持ちを許可してくださるわけではありません。（なかにはそのような方もいらっしゃいますが。）</p>
<p>「立派な看護師さんになってほしい。そのお手伝いをしたい。」という思いで、心身がお辛いなかで担当を許可してくださいます。</p>
<p>学生の皆さんは「若いから大丈夫、2~3日寝なくても何とかなる。」と思うかもしれませんが。</p>
<p>病気と闘っている患者さんと向き合うのは、学生さんにとって、大変苦しい経験になることもあります。</p>
<p>心身が健康だからこそ、前向きに物事をとらえ、勇気を出して患者さんや看護師さん、医療スタッフと向き合うことができるのです。</p>
<p>学生さんは、実習が初めての経験なので、一日一日がどれほど疲れるか予想できないかもしれませんが。</p>
<p>心身共に万全の状態で日々過ごせるよう、ご家族にも協力を得ながら頑張っていただきたいと思います。</p>
<p>看護師は常に体調管理が求められています。</p>
<p>体調管理に気を付けていれば、患者さんの看護を全力で行うことができます。</p>
<p>また、私生活も充実させることができ、趣味なども全力で楽しむことができるようになります。</p>
<p>それは精神的な安定にもつながっていきます。</p>
<p>実習だけ乗り切ればよい、ではなく。</p>
<p>これからの学校生活、看護師生活を自分で切り開いていくために、ぜひ頑張ってもらいたいところです。</p>
<h3>担当患者の紹介</h3>
<p>学生一人ひとりの担当患者さんを、学生に紹介していきます。</p>
<p>患者さんの氏名、年齢、性別、疾患名、治療やリハビリの状況、ADLの状況、主な看護ケアなど。</p>
<p>1年生なので、詳細とまではいきませんが、ほとんど答えを述べてしまっている感じです。（笑）</p>
<p>1年生への患者紹介は、情報収集するポイント・答えを教えているようなもの。</p>
<p>でも、それでいいんです。</p>
<p>教えてもらった情報をもとに、学生が自分でカルテを確認し、患者さんからお話を聴く。</p>
<p>そして、<span class="marker-red"><strong>指導者さんの言った、「・・・。」という情報って、こういうことだったのね。</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>というような、知識から体験を通した理解になればいい</strong></span>のです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-3 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" fetchpriority="high" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/1a1e494c023424fa650a4b918ee8af17-e1641014094122.png" alt="" width="330" height="330" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>担当の患者さん、「<span class="marker-red"><strong>ADLは全介助</strong></span>だけど、コミュニケーションに問題はない」って指導者さんが言っていました。</p>
<p>私が患者さんに、「おはようございます。」と声をかけたら、</p>
<p>目を見て、「おはよう。」って言いながら右手をあげて笑ってくださいました。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>全介助って聞いてドキドキしていました</strong></span>が、丁寧にお話しながら関わらせてもらおうと思いました。</p>
</div>
</div>
<p>この学生は、全介助とは寝たきり・まったく動けないというイメージがあったのかもしれません。</p>
<p>また、あまり反応のない患者さんをイメージしたのかもしれません。</p>
<p>でも、実際に患者さんにあってみて、日常生活動作すべてに介助は必要かもしれないけど、自分と変わらない「一人の人間」、「生活者としての人間」と感じたのかもしれません。</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>1年生の実習目標は</strong></span>、「<span class="marker-under-red">看護の対象を理解</span>し、看護の実際を知る」</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>実習内容は</strong></span>、「<span class="marker-under-red">担当する患者さんとのコミュニケーション</span>」でした。</p>
<p>「学校で学んだ知識を体験を通して理解する」とは、このような体験を大事な学びの機会として取りあげていくということです。</p>
<p>少し難しいですね。</p>
<p>話は変わります。</p>
<p>学生は、自分が担当する患者さんの情報のみメモを取ろうとするのですが。</p>
<p>看護はチームで行うものです。</p>
<p>自分の担当患者さんの情報だけをとればよいというわけではありません。</p>
<p>看護学校1年生チームとして、協力し連携しながら実習していくためには、自分の担当患者さんの情報だけでなく、チームメンバーが担当している患者さんの情報もとらないといけません。</p>
<p style="margin-bottom: 0px;">何も情報がないと、カンファレンス等でアドバイスができず、また、相談しても適切なアドバイスが得られないからです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なので、メンバーが担当する患者さんの情報もメモするよう促します。</p>
<p>2・3年生になると、疾患や疾患に伴う看護を学んでいるので、患者さんの氏名、年齢、性別、疾患名ぐらいを紹介するのみで、あとは自分で情報収集するよう促します。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>この場面で注意しなければならないことは、患者さんの個人情報を、どのようにメモに取っているかです。</p>
<p>フルネームや年齢、病室をそのまま書いていないか。</p>
<p>個人情報保護の視点で、学校の規定を守ったメモの取り方をしているか、確認する必要があります。</p>
<p>学生全員の紹介が終わったところで、みんなでメモの取り方を確認し合います。</p>
<p>必ず、個人が特定されてしまうようなメモの取り方をしている学生がでてきます。</p>
<p>注意を促すためにも、初めての実習では早い段階でメモ帳を確認するとよいと思います。</p>
</div>
</div>
<p>学生が担当する患者をどのように決めるのかは、またの機会に解説したいと思います。</p>
<h3>質問・体調確認</h3>
<h4>病棟オリエンテーションを受けた学生からの質問</h4>
<p>指導者さんからの病棟案内・病棟オリエンテーションを全部受け終わったところで、60分から90分でしょうか。</p>
<p>途中で教員の方から実習指導者さんに質問をしましたが、学生は基本的に受け身でオリエンテーションを聞いていました。</p>
<p>なので、最後に学生から質問や確認したいことがないか、指導者さんが学生にします。</p>
<p>大抵は、担当する患者さんについての質問です。（笑）</p>
<p>指導者さんは、答えられるところはお応えくださり、学生自身が情報収集してほしい部分は、</p>
<p>「患者さんとお話してみてね。」</p>
<p>と、上手にやり取りしてくださいます。</p>
<p>なかには、指導者さんに、趣味を掘り下げるような質問をするツワモノもいます。</p>
<p>そんなやり取りができるのも、指導者さんがそのような雰囲気づくりに協力してくださったおかげかな、と考えます。</p>
<h4>最後の体調確認です。</h4>
<p>いよいよ、患者さんに挨拶に行きます。</p>
<p>時間はすでに10時です。</p>
<p>ほとんどの看護師さんは、ナースステーションにいません。</p>
<p>点滴交換や清潔ケア、バイタルサイン測定やナースコールの対応をしています。</p>
<p>これから学生は、担当患者さんをケアする看護師さんに挨拶し、患者さんのところに行きます。</p>
<p>その前の、最終体調確認です。</p>
<p>朝の時点で問題がないことを確認していますが、本当に問題がないか、トイレに行かなくても大丈夫か。</p>
<p>水分をとらなくて大丈夫か。</p>
<p>担当患者さんが決まったところで、事前学習の確認はしなくても大丈夫か、学生に尋ねます。</p>
<p>みんな、緊張した面持ちですが、気合は入っています。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、「<strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong>」の解説、最終回でした。</p>
<p>長かったですね。指導者さんとの出会いの大事な部分が終わりました。</p>
<p>これから、ようやく看護師さんに挨拶に行って、患者さんとご対面です。</p>
<p>まだ、10時です。</p>
<p>次回は、実習初日、午前中の指導案について解説したいと思います。</p>
<p>今までは、学生全体に指導する形でしたが、これからは、学生個々の状況に合わせた指導について解説できればと思っています。</p>
<p>これからも長くなりそうな気配ですが、日頃、新任の先生方や指導者さんにゆっくりお伝えできていなかったことを、解説できるようにしたいと思っています。</p>
<p>よろしくどうぞ、お付き合いください。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>その26：基礎看護実習　初日の指導案⑤</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/basic-nursing-practice-education-plan-on-the-first-day5/</link>
					<comments>https://nursing-t-niko.com/basic-nursing-practice-education-plan-on-the-first-day5/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 24 Jan 2023 07:04:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[危機管理]]></category>
		<category><![CDATA[基礎看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[感染対策]]></category>
		<category><![CDATA[指導案]]></category>
		<category><![CDATA[病棟オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
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					<description><![CDATA[基礎看護実習、初日の指導案を解説します。 基本設定は、 基礎看護実習１（7日間） 実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る 実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション 　　　　　看護師と共に、看護援助を体験す [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>基礎看護実習、初日の指導案を解説します。</h2>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
<p><span style="color: #333333;"><strong>実習時間：8時30分～16時30分（昼休憩1時間）</strong></span></p>
</div>
<p>です。</p>
<p><span style="color: #333333;">それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、実習での指導方法は様々だと思います。</span></p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間実習指導を続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれた指導方法</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、大切なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の学びを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>「病棟オリエンテーションを受ける」7番からの指導案</h2>
<p>「病棟オリエンテーションを受ける」ところからの指導案。</p>
<p>今回は、７番から解説します。</p>
<div class="warning-box">
<p><strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong></p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>場所の準備</li>
<li>自己紹介</li>
<li>病棟紹介</li>
<li>病棟案内</li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">私物の管理</span></li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">個人情報の管理</span></li>
<li><span style="color: #800000; font-size: 18px;"><em><strong>感染対策</strong></em></span></li>
<li><span style="color: #800000; font-size: 18px;"><em><strong>危機管理</strong></em></span></li>
<li>体調管理</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">質問・体調確認</li>
</ol>
</div>
<h3>感染対策</h3>
<h4>報告・相談できる体制づくり</h4>
<p>コロナ禍の状況において、実習開始後も感染予防対策は徹底しなければなりません。</p>
<p>しかし、実習中の学生は不安や緊張・慣れない環境によるストレス、実習記録などの課題に取り組む中で睡眠不足に陥りやすく、体調を崩しやすいといえます。</p>
<p>食欲不振や腹痛・下痢などの症状が、ストレスによるものなのか。</p>
<p>頭痛や微熱、めまいなどの症状が、睡眠不足によるものなのか。生理などによるものなのか。</p>
<p>判断が難しい場合もあります。</p>
<p>ただ、学生の自己判断に任せてしまうと、取り返しのつかないこともあります。</p>
<p>現状で一番危険なのが、新型コロナウイルス感染症に罹患していた場合です。</p>
<p>教員は、当該学生だけでなく、実習グループの学生全員、その学生が関わらせていただいている患者さん、実習病棟の患者さん達やスタッフ全員に療養上・職務遂行上の影響が及ばないように細心の配慮をしなければなりません。</p>
<p>場合によっては、実習中止の判断を検討しなければなりません。</p>
<p>速やかに対応するために、私が心がけていることは、<span class="marker-red"><strong>報告・相談できる体制づくり</strong></span>です。</p>
<div class="danger-box">
<ul>
<li>学生が、自分の気になる症状を、教員にすぐに相談できる。<strong>実習指導者さんに相談できる。</strong></li>
<li>学生が、実習グループの友人の気になる様子を、教員にすぐに相談できる。<strong>実習指導者さんに相談できる。</strong></li>
<li>教員が、学生や学生が担当している患者さんの気になる症状について、<strong>実習指導者や病棟の管理者に相談できる。</strong></li>
<li><strong>指導者さんが、学生や学生が担当している患者さんの気になる症状について、教員や病棟の管理者に相談できる。</strong></li>
<li><strong>教員や指導者、病棟管理者が、学生や学生が担当している患者さんの気になる症状について、実習施設の感染管理担当者に相談できる。</strong></li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;"><strong>教員や学校責任者が、実習施設の感染管理担当者に実習の継続や中止を相談できる。</strong></li>
</ul>
</div>
<p>学生は、実習前にオリエンテーションを受けているとはいえ、<strong><span class="marker-red">自分の行動が、患者さんや病棟、病院施設や実習全体にどのような影響を及ぼすのか、リアルにイメージができません。</span></strong></p>
<p>また、病態生理学などの授業が進んでいない時期なので、<span class="marker-red"><strong>日常生活動作が自立している患者さんであったとしても、検査データや使用薬剤などから、感染リスクが高いとか、貧血による転倒転落リスクが高いなどのアセスメントができません。</strong></span></p>
<p>学生は、</p>
<p>「少しのどが痛いけど、空気が乾燥しているせいかな。」</p>
<p>「微熱があるけど、走って登校したからかもしれない。」</p>
<p>と、自己判断で様子を見てしまうこともありますし。</p>
<p>「今、休んでしまったら、患者さんとお話ができず、情報が取れない・・・。」</p>
<p>などと、自分の実習状況から、症状を隠しながら実習を続けてしまうかもしれません。</p>
<p>実習開始前から教員が学生と関係性を構築しておけば、学生も教員に相談しやすいと思いますが。</p>
<p>実習中、教員は常に学生のそばにいるわけではありません。</p>
<p>学生は、気がかりを自分の判断で指導者さんや病棟のスタッフに相談しなければなりません。</p>
<p>そのために、指導者さんは病棟のオリエンテーションで、</p>
<div class="danger-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>学生や学生が担当する患者さんだけでなく、病棟の患者さん全員を守り、療養環境や看護体制を維持するため。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">学生の学習環境を整えていくため。</li>
</ul>
</div>
<p>などの、報告・相談の重要性を学生に説明する必要があります。</p>
<p>また、<span class="marker-red"><strong>教員や実習指導者さんは、気がかりな状況を自分のなかにとどめず、学校管理者や病棟責任者、実習施設の感染管理担当者に速やかに相談し、対応していくことが重要</strong></span>です。</p>
<h4>感染拡大防止のための確実な標準予防策の実施</h4>
<p>学生は、実習開始前に、基本的な看護技術を習得しています。</p>
<p>標準予防策は、看護技術の基本であり、入学してすぐに習う技術でもあります。</p>
<p>技術試験を実施している学校もあるのではないでしょうか。</p>
<p>しかし、<span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>「学校で技術試験を実施して合格した学生だから大丈夫」、ということはまずありません。</strong></span></p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>学校の施設、備品を使うからできる</strong></span>のであって、病院施設でできるとは限りません。</p>
<p>なので、<span class="marker-red" style="font-size: 18px;"><strong>指導者さんには、病院施設の備品を使用した標準予防策の実施を、学生と一緒にやってもらいたいのです。</strong></span></p>
<p>水道の蛇口が違うだけで、学生は緊張します。</p>
<p>防護用具のエプロンの色や手袋の感触が違うだけでも緊張します。</p>
<p>でも、1回指導者さんと標準予防策を実施するだけで、学生は安心します。</p>
<p><span class="marker-red">「場所やモノが少し違うだけで、基本は学校で習ったものと同じだ。」と気づきます。</span></p>
<p>また、標準予防策が曖昧だった学生も、一度一緒にやると、確実にできるようになりますし、</p>
<p>「患者さんを守るのは、私なんだ。」という自覚も芽生えます。</p>
<p>さらに、使用したエプロンや手袋をどのように処理すればいいのか。感染拡大防止の視点で指導してくださると、１年生であっても、医療従事者の一員としての責任ある行動が求められていることを実感すると思います。</p>
<h4>病棟の感染経路別予防策への対応</h4>
<p>実習施設や実習病院には、呼吸器感染症や尿路感染症など、すでに何らかの感染症をお持ちの患者さんが入院されており、感染経路別予防策が実施されているかもしれません。</p>
<p>3年生ぐらいになり実習経験を積んでくると、その感染経路別予防策に対応しながら実習できるかもしれませんが。</p>
<p>1年生の初めての実習で対応するのは、難しいと思います。</p>
<p>そのため、1年生が担当する患者さんは、感染症をお持ちでない方を選定する。集団隔離されている患者さんを担当しないなどの配慮が必要です。</p>
<p>また、感染症をお持ちの患者さんはどこにいらっしゃるのか。</p>
<p>①接触感染、②飛沫感染、③空気感染の３つの経路うち、どの経路からの感染リスクがあるのか。</p>
<p>学生が理解できるように説明したり、明示しておく必要があります。</p>
<p>担当患者さんとのコミュニケーションをする分には問題ないかもしれませんが。</p>
<p>「看護師と共に、看護援助を体験する」時に、実習指導者ではない看護師さんと、集団隔離されている患者さんの援助に入ってしまったり。</p>
<p>援助後のワゴンを片付けようとして、感染症の患者さんをケアしたタオルやリネン類を、不適切な場所に片付けてしまうなど。</p>
<p>意図せず、感染を拡大する行動をとってしまうかもしれないからです。</p>
<p>1年生が、すぐに気付いて予防行動がとれるように、病院施設で申し合わせている目印や決まり事を周知してもらう必要があります。</p>
<p>オリエンテーションで聞くだけでは理解が難しいので、実際に病室の前やナースコール、電子カルテの目印がどのようになっているのか、学生に見て確認してもらうとよいと思います。</p>
<h4><strong>手洗いのチェックをお願いしてもいいですか？</strong></h4>
<p>これは、私がいつも、意図的に指導者さんにお願いしていることで。</p>
<p>オリエンテーションの一環として、手洗いのチェックをしています。</p>
<p>実習指導者さんの手洗いのチェックを受けるということで。</p>
<p>学生には学内の技術試験とは違った緊張感が漂います。</p>
<p>患者さんを守るためにも、医療従事者の一員であると学生に意識してもらうためにも。</p>
<p>また、「手洗い」で学生に小さなミスをしてもらい、緊張をほぐすためにも実施しています。</p>
<p>学生は、病棟での初めての手洗いに緊張し、必ず洗い残し、拭き残しをします。</p>
<p>それを、指導者さんが、穏やかに</p>
<p>「洗い残しあったよ。」</p>
<p>「あなたは、素手で水道の栓を止めてしまったね、残念。」などと声をかけます。</p>
<p>学生全員をチェックし終わった頃には、</p>
<p>学生全員が、「やっちゃったね。ミスした―。」と苦笑いになり、</p>
<p>「みんなで気をつけよう」、という雰囲気にもなります。</p>
<p>また、指導者さんと学生の距離が縮まります。</p>
<h3>危機管理</h3>
<p>危機管理は、実習中に自然災害（地震及び台風などの風水害など）が発生した時、学生や教員、指導者さんはどのように行動するのかということです。</p>
<p>日本は、世界有数の災害大国といわれています。</p>
<p>日本の位置や地形、地質、気象条件などにより、地震や津波、火山噴火、台風・大雨が発生しやすく、世界的な異常気象による影響も増えています。</p>
<p>「実習中に、そんな事あるわけない。」と、思うかもしれませんが。</p>
<p>私は、数年前、3年生の夜間実習中に地震が発生してエレベーターが動かなくなり、朝食の配膳が間にあわず、学生と共に階段を使って配膳の手伝いをした経験があります。</p>
<p>ということで、実習中に何が起こるかわからない。</p>
<p>何かが起こった時に、患者さんや実習施設にご迷惑をおかけする存在になるのではなく。</p>
<p>学生として、とるべき行動がとれるようにオリエンテーションをしておく必要があります。</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong><span class="marker-red">災害時に特別な行動をとるのではなく、日頃からの行動や習慣が適切であれば、災害発生時にも対応できるということです。</span></strong></span></p>
<h4>常に所在を明確にしておく。</h4>
<p>実習開始時の挨拶「〇〇看護学校1年生6名、本日も実習でお世話になります。」</p>
<p>昼休憩に入るときの挨拶「実習生6名中5名、これから休憩に入ります。」</p>
<p>・・・この挨拶が、看護師さん達に聞こえるように言えるだけで、学生の人数と所在の確認になります。</p>
<p>また、患者さんと散歩に病棟外に行くときも、担当の看護師さんに</p>
<p>「学生の〇〇です。担当患者のAさんと、△△まで20分ほど散歩に行ってきたいと思います。」</p>
<p>と、報告できれば、問題ありませんね。</p>
<p>学生が1人遅れて休憩に入るときも、勇気を出して、看護師さん達に聞こえるように挨拶する。</p>
<p>このような事が当たり前にできていれば、災害発生時にも、学生の所在は速やかに確認できます。</p>
<h4>安全の確保と避難について</h4>
<p>病棟オリエンテーションの一環として、避難経路を確認することも重要です。</p>
<p>初めての実習、慣れない場所で被災した際、容易にパニックに陥るからです。</p>
<p>避難経路とともに、集合場所を確認しておくといいでしょう。</p>
<p>また、様々なシチュエーションを想定し、学生に考えさせることも重要です。</p>
<p>例えば・・</p>
<div class="danger-box">
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>患者さんの清拭中に地震が起こった。</li>
<li>患者さんと病棟外に散歩に出かけていて、地震が起こった。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">1人でお昼の休憩中に地震が起こった。　　など。</li>
</ul>
</div>
<p>「寝たきりの患者さんだったら、清拭を中断して、病衣を着てもらう。ベッド柵をあげて揺れがおさまるのを待つ。」</p>
<p>「看護師さんと援助をしていたら、看護師さんの指示に従う。」</p>
<p>「患者さんと歩いていたら、窓ガラスから離れる。揺れが落ち着くまで、その場で待機する。近くの病棟に駆け込み、看護師さんの指示を仰ぐ。電話を借りて、状況を病棟に報告する。」</p>
<p>「揺れがおさまったら、ナースステーションにいく。教員や看護師さん、病棟責任者の指示に従う。」など。</p>
<p>教員や学生は、自分の身の安全を確保した上で、実習施設の看護師の指示のもとに患者さんの安全を確保し、避難・報告ができればよいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分の身を自分で守り、患者さんの安全安楽を第一優先とする。</p>
<p>また、日頃からの報告・連絡・相談ができていれば、災害発生時にもあわてる事無く指示に従い行動できます。</p>
<p>言うまでもなく、メンバーシップ・リーダーシップを発揮できれば、パニックになることなく協力し合うことができるでしょう。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、<strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong>の、</p>
<p>７．感染対策<br />
８．危機管理</p>
<p>について、解説しました。</p>
<p>初めての実習だからこそ、医療従事者になるものとしての自覚や責任を意識してもらう必要があると考えます。</p>
<p>どの実習でも、どんな場面においても必要となる基本のオリエンテーション内容です。</p>
<p>学生を受け入れる実習施設側にとっては、毎回のことと思うかもしれませんが、学生の耳が痛くなるほどすりこませたい内容でもあります。</p>
<p>患者さんの安全・安楽を守るためにも、学校側としても気を抜かずに指導していきたいと思います。</p>
<p>次回で、基礎看護実習　初日の指導案シリーズ最終回です。</p>
<p>最後まで、頑張ります。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>その25：基礎看護実習　初日の指導案④</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/basic-nursing-practice-education-plan-on-the-first-day4/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Jan 2023 13:54:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[カルテの閲覧]]></category>
		<category><![CDATA[個人情報保護]]></category>
		<category><![CDATA[基礎看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[指導案]]></category>
		<category><![CDATA[病棟オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<category><![CDATA[私物の管理]]></category>
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					<description><![CDATA[基礎看護実習、初日の指導案を解説します。 基本設定は、 基礎看護実習１（7日間） 実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る 実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション 　　　　　看護師と共に、看護援助を体験す [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>基礎看護実習、初日の指導案を解説します。</h2>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
<p><span style="color: #333333;"><strong>実習時間：8時30分～16時30分（昼休憩1時間）</strong></span></p>
</div>
<p>です。</p>
<p><span style="color: #333333;">それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、実習での指導方法は様々だと思います。</span></p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間実習指導を続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれた指導方法</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、大切なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の学びを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>「病棟オリエンテーションを受ける」5番からの指導案</h2>
<p>「病棟オリエンテーションを受ける」ところからの指導案。</p>
<p>今回は、5番から解説します。</p>
<div class="warning-box">
<p><strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong></p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>場所の準備</li>
<li>自己紹介</li>
<li>病棟紹介</li>
<li>病棟案内</li>
<li><span style="color: #800000; font-size: 18px;"><em><strong>私物の管理</strong></em></span></li>
<li><span style="color: #800000; font-size: 18px;"><em><strong>個人情報の管理</strong></em></span></li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">感染対策</span></li>
<li><span style="color: #333333; font-size: 16px;">危機管理</span></li>
<li>体調管理</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">質問・体調確認</li>
</ol>
</div>
<p>順を追って解説します。</p>
<h3>私物の管理</h3>
<p>ここでの私物とは、</p>
<ul>
<li>患者さんの私物</li>
<li>学生の私物</li>
</ul>
<p>についてです。</p>
<h4>患者さんの私物の管理について</h4>
<p>学生は、授業などで患者さんの私物の取り扱いについて学びます。</p>
<p>看護学校に入って最初に学ぶ看護技術が環境整備ですが、ベッドメイキングができたり、環境清拭ができればよいというものではありません。</p>
<p>患者さんそれぞれに適した生活しやすい療養環境を整えながら、安全やプライバシーに配慮する必要があります。</p>
<p>私は基礎看護学の授業も担当していましたが、環境整備の演習をする時に、</p>
<ul>
<li>わざとティッシュに包んだ入れ歯をオーバーテーブルの上に置く。</li>
<li>枕の下に、ハンカチに包んだお金を隠しておく。</li>
</ul>
<p>など、臨床の場面であるかもしれない状況を設定していました。</p>
<p>学生は素直なので、</p>
<div class="speech-wrap sb-id-14 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/d6056a246fe6eebbd47d06e268624a29.png" alt="" width="1240" height="1157" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>テーブルの上のゴミ、捨てておきますねー。</p>
</div>
</div>
<p>と、患者役（教員）に丁寧に声をかけ、入れ歯をゴミ箱に捨ててしまったり。</p>
<p>お金が包んであるハンカチを発見しても、お金に気づかずに床頭台の上に置いたままベッドを離れてしまったり。</p>
<p>わかりやすく、トラップに引っ掛かってくれました。（笑）</p>
<p>学生の実習中の事故報告として、</p>
<div class="alert-box common-icon-box">
<p style="margin-bottom: 0px;"><span style="font-size: 18px;"><strong>例1：病衣のポケットに千円札</strong></span></p>
<p style="margin-bottom: 0px;">学生が患者さんの寝衣交換のお手伝いをして、病衣を新しいものに交換しました。</p>
<p style="margin-bottom: 0px;">学生は患者さんが着ていた病衣のポケットに何か入っているか確認せず、古い病衣をリネン置き場に片付けました。</p>
<p style="margin-bottom: 0px;">後から、患者さんに、「病衣のポケットにお金が入っていなかった？」と言われ、看護師さんに報告して一緒にリネン入れの病衣を探しました。</p>
<p style="margin-bottom: 0px;">病衣のポケットに千円札が入っていました・・・。</p>
</div>
<div class="alert-box common-icon-box">
<p style="margin-bottom: 0px;"><span style="font-size: 18px;"><strong>例2：iPadを落として破損</strong></span></p>
<p style="margin-bottom: 0px;">学生が、多床室の環境整備にはいらせてもらいました。</p>
<p style="margin-bottom: 0px;">学生がベッドサイドの環境清拭をしていたところ、カーテン越しに学生の臀部のあたりで隣のベッドのオーバーテーブルに勢いよくぶつかってしまいました。</p>
<p>物が落ちる音がしたので、隣のベッドに急いで行ってみると、iPadが床に落ちて破損していました。</p>
</div>
<p>といったことが、実際にありました。</p>
<p>また、自分では動けない患者さんに、「新聞を買ってきてほしい」と頼まれ、学生が現金を預かってしまったり。</p>
<p>意思の疎通が難しい患者さんのオムツ交換をする時に、患者さんに断りもなくベッドサイドの棚を開けてオムツやおしりふきを取り出してしまったり。</p>
<p>学生自身の注意力や知識不足などの要因も大きいですが、看護師さんや医療スタッフの行動を見よう見まねで行動してしまっていることも多々あります。</p>
<p>学校で学んでいても、知識レベルのことであって、実習での看護実践につながるとは限りません。</p>
<p>特に1年生は、<span class="marker-red"><strong>「患者さんの療養環境を生活の場ととらえ、プライバシーに配慮しながら関わらなければならない」と、頭では理解していたとしても、とっさの行動として患者さんの私物の紛失や破損、プライバシーへの配慮不足につながる恐れ</strong></span>があります。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>オリエンテーションの際に、指導者さんが、病棟で実際にあった学生の事故事例に触れる</strong></span>など、</p>
<p>折に触れ、実習グループ全体でヒヤリ・ハット事例などを共有しながら実習を進めていく必要があります。</p>
<p>また、このような事故は、学生と患者さんとの信頼関係の構築に影響を及ぼす恐れもあります。</p>
<p>このような事が起こらないことが一番ですが、万が一、起こってしまった場合の対応についても、実習開始前にはオリエンテーションをしておく必要があります。</p>
<p>（当校の場合は、実習調整者が学年全体に指導しています。）</p>
<h4>学生の私物管理について</h4>
<p>学生が常に持ち歩いているものは、スマートフォンです。</p>
<p>学校の授業中に着信音がすることがあり、私もたびたび注意します。</p>
<p>もちろん、実習に行くときには、実習バッグの中にスマホは入れない、実習場に持ち込まないという約束になっていますが、</p>
<p>持ち歩くのが当たり前になっていると、<span class="marker-red"><strong>意識せずに実習ユニフォームのポケットにスマホが入っており、気づかずに実習をしていた、ということもあるかもしれません。</strong></span></p>
<p>（実際にあったのですが・・・。）</p>
<p>実習施設との決まり事として、個人情報を適切に取り扱うというものがあります。</p>
<p>その前提として、実習に必要なものだけを持参する必要があります。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>実習中に、意図せずに持ち込んでしまったスマホから着信音が聞こえたらどうでしょうか。</strong></span></p>
<p>ナースステーション内で着信音が響いたら。</p>
<p>患者さんへのケア中に着信音がしたら。</p>
<p>様々な誤解を受け、実習態度を疑問視され、批判されるかもしれません。</p>
<p>さらには、<span class="marker-under-red">患者さんの<strong>個人情報を撮影</strong>したり<strong>録音している</strong>かもしれない</span>、などと疑われるかもしれません。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>病棟のオリエンテーションだからこそ、「もちろん、みんなは大丈夫だよね。」という指導者さんからのなげかけが、効果的な注意喚起になるかもしれませんね。</strong></span></p>
<p>スマートフォン以外にも、学生の実習バッグを収納する鍵のかからない棚に、多額のお金の入った財布をいれてあるとか、アパートの鍵も入っているとか。</p>
<p>病院施設は、不特定多数の人間が出入りする場所です。</p>
<p>実習が初めての1年生は、いくら実習前に言われていたとしても、他人事のように感じています。</p>
<p>実際に行ってみて、「怖いな、気をつけなくちゃ。」と感じます。</p>
<p>学生自身の私物管理も徹底するよう、指導が必要です。</p>
<p>（実習に慣れてくれば、できるようになります。）</p>
<h3>個人情報の管理</h3>
<p>多種多様な個人情報を日常的に取り扱う看護師。</p>
<p>看護師としての経験が長くなれば長くなるほど、患者さん達の個人情報を日常的に取り扱う感覚に慣れていきます。</p>
<p>しかし、1年生は、医療スタッフの会話を聞き、患者さんのカルテを見て、こんなことまで看護師さんたちは患者さんの個人情報を知っているのかと、衝撃を受けます。</p>
<p>患者さんのご家族でさえ知らないような患者さんの個人情報を、看護師という資格がある赤の他人が、ご家族よりも色々と知っているのです。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>学生は、個人情報の取扱いに気をつけようとするのですが、初めての実習であり、不安や緊張、実習に慣れていないために、不適切な言動をとりがち</strong></span>です。</p>
<p>具体例とともに、個人情報流出を防ぐための予防策を解説したいと思います。</p>
<div class="blank-box sticky">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>事例１：印刷物やメモを放置する</strong></span></p>
<p>実習記録やバイタルサインを書いたメモ帳、オリエンテーション用紙など、個人情報が記載された用紙を、患者さんのベッドサイドや、ワゴン上、ナースステーション内の机の上に置いたまま離れる。</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>予防策</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em;">
<li>実習記録はナースステーションから持ち出さない。記録中に看護師さんや患者さんから呼ばれた時は、近くにいる学生に渡して片付けてもらう。少し時間がかかっても、実習記録をしまってから動く。</li>
<li>実習記録用紙に記録する時も、必ず実習ファイルに綴じたままにしておく。実習記録用紙を1枚だけファイルから外すようなことはしない。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">メモ帳がユニフォームから離れないように、ストラップでつなげておく。</li>
</ul>
</div>
<div class="blank-box sticky">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>事例２：実習記録用紙やメモを、個人情報が特定される状態で破棄する</strong></span></p>
<p>個人情報が記載された実習記録用紙やメモ帳を、そのままゴミ箱に破棄した</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>予防策</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em;">
<li>いらなくなった実習記録用紙やメモ帳を破棄する際は、シュレッダーにかける。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">氏名や年齢、病室番号などは、記録しない。略語などを用いて、個人が特定されないようにする。</li>
</ul>
</div>
<div class="blank-box sticky">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>事例３：印刷物やメモ等の紛失</strong></span></p>
<p>個人情報が記載された実習記録用紙やメモ帳を、実習中に紛失した<br />
レポートを作成するため、USBに患者データを保管していて紛失した</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>予防策</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em;">
<li>実習記録用紙を何枚持っているか、把握しておく。</li>
<li>実習記録用紙はファイルに挟んで管理することを学生全員で統一する。</li>
<li>実習終了時に、グループメンバー全員で、実習ファイルと実習記録用紙、メモ帳がそろっていることを確認する。</li>
<li>不要な実習記録用紙は持ち歩かない。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">患者を特定できる状態で患者情報を保管しない。USBに保管する場合は、パスワードによるロックをかける。</li>
</ul>
</div>
<div class="blank-box sticky">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>事例４：カルテの無断閲覧</strong></span></p>
<p>実習に関係ない患者さんのカルテを閲覧する</p>
<p>例）「この病棟に、高校のときの友達のお母さんが入院したんだって。どんな病気なんだろう？」</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>予防策</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em;">
<li>実習の範囲を超えたカルテを閲覧しない</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">電子カルテを見終わったら、必ずログアウトしてから席を離れる。ログインしたままにし、他者が閲覧することのないようにする。</li>
</ul>
</div>
<div class="blank-box sticky">
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>事例5：周囲に関係者以外の人がいる場面での会話</strong></span></p>
<p>病院内や登校途中で実習や患者さんに関連する話をする<br />
例）「〇〇さんの担当患者さん、不穏で大変だったみたいだよ。」<br />
「看護師の〇〇さんの指導が厳しいらしいよ。」</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>予防策</strong></span></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em;">
<li>患者さんとの関わりや実習のことで、困ったり相談したいことがあった場合は、カンファレンスで解決する。また、実習中に教員や指導者さん、看護師さんに相談して解決してから実習を終了する。</li>
<li>院内外問わず、誰が聞いているかわからないため、患者さんに関連する会話は避ける。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">家族と実習の話をするときにも、個人名や病名が特定できるような会話は避ける</li>
</ul>
</div>
<p>上記事例の5つが、学生が起こしやすい事故事例かと思います。</p>
<p>初めての実習なので、みんなで声をかけあい気をつけないと、実習記録を広げたまま席を離れたり、パソコンでカルテを閲覧した状態のまま、看護師さんに呼ばれて席を離れたりしてしまいます。</p>
<p>実習メンバー同士の関係性ができていないと「あっ・・！」と思っても、指摘することができないこともあります。</p>
<p>ただ、初めての実習で、学生はこのような失敗を起こしやすい傾向があるとわかっていれば。</p>
<p>また、病棟スタッフの方々も、学生の傾向がわかっていれば、学生を呼んだときに、</p>
<p>「学生の〇〇さん、これからケアにいくよ。カルテは閉じたかな？」と、注意喚起してくださるかも？しれません。</p>
<p>病棟の方々に協力を求めすぎでしょうか。</p>
<p>3年生であれば、当然できてほしいことですが、初実習の1年生に対しては、丁寧に接していただけると、教員としては、大変ありがたいです。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、<strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong>の、</p>
<p>５．私物の管理</p>
<p>６．個人情報の管理</p>
<p>について、解説しました。</p>
<p><strong>病棟オリエンテーションの中で、指導者さんに実際にカルテを見ながら説明してもらったり。</strong></p>
<p><strong>学生がメモを取っている様子を見て、「イニシャルと病室番号だと患者の〇〇さんだとわかってしまうから、Aさん、Bさんと書いてください。」などと指導してもらえると。</strong></p>
<p><strong>学生はハッとして、個人情報の保護って、そういうことなんだなあと腑に落ちたりします。</strong></p>
<p>指導案というよりは、私の覚え書きというか、新人の看護教員や指導者さんに向けて説明するような語りになっていますね。</p>
<p>日頃、新任の先生方や指導者さんにお伝えしたいと思っていたことを。</p>
<p>あとからでも、落ち着いて、何回でも見返せるように残せていけたらと思っています。</p>
<p>あと、私の実習指導の振り返りにもなっています。</p>
<p>10年教員をしていますが、このように文章に残すことによって、学びなおすことが沢山出てきます。</p>
<p>学生と共に学ぶ姿勢を大切にしていきたいですね。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>その24：基礎看護実習　初日の指導案③</title>
		<link>https://nursing-t-niko.com/basic-nursing-practice-education-plan-on-the-first-day3/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[看護教員にこ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 16 Jan 2023 01:09:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[看護教員にこの実習指導の実際]]></category>
		<category><![CDATA[1年生]]></category>
		<category><![CDATA[基礎看護実習]]></category>
		<category><![CDATA[実習初日]]></category>
		<category><![CDATA[実習指導者]]></category>
		<category><![CDATA[指導案]]></category>
		<category><![CDATA[病棟オリエンテーション]]></category>
		<category><![CDATA[看護学生]]></category>
		<category><![CDATA[看護教員]]></category>
		<category><![CDATA[説明]]></category>
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					<description><![CDATA[基礎看護実習、初日の指導案を解説します。 基本設定は、 基礎看護実習１（7日間） 実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る 実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション 　　　　　看護師と共に、看護援助を体験す [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>基礎看護実習、初日の指導案を解説します。</h2>
<p>基本設定は、</p>
<div class="info-box">
<p style="color: #333333;"><strong>基礎看護実習１（7日間）</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習目標：看護の対象を理解し、看護の実際を知る</strong></p>
<p style="color: #333333;"><strong>実習内容：担当する患者さんとのコミュニケーション</strong></p>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;"><strong>　　　　　看護師と共に、看護援助を体験する</strong></p>
<p><span style="color: #333333;"><strong>実習時間：8時30分～16時30分（昼休憩1時間）</strong></span></p>
</div>
<p>です。</p>
<p><span style="color: #333333;">それぞれの看護学校や大学によって、先生方の考え方によって、実習での指導方法は様々だと思います。</span></p>
<p>これは、<span class="marker-under-red"><strong>教員にこが、10年間実習指導を続けてきた中での、</strong></span><span class="marker-under-red"><strong>私なりの工夫が盛り込まれた指導方法</strong></span>です。</p>
<p>私自身の失敗や体験に基づいたものなので、参考までに、ということで、お願いいたします。</p>
<p>私が大事だと考えている以外にも、大切なことがあるかもしれませんが。</p>
<p>私の学びを看護教員や看護師さん、実習指導者の皆さんと共有でき、お役に立てたら嬉しいです。</p>
<h2>「病棟オリエンテーションを受ける」ところからの指導案</h2>
<p>私は、実習直前までの教員のオリエンテーションで、大きな問題なく、</p>
<p>学生の力だけで「病棟オリエンテーション開始」までたどり着けたら、合格だと思っています。</p>
<p>病棟オリエンテーションからは、実習担当教員がどれだけ準備をしてこれたのか。</p>
<p>また、教員と指導者さんの力量が必要になってくるところかなぁと考えています。</p>
<p>「病棟オリエンテーションを受ける」ところからの指導案。</p>
<p>内容は、以下になります。</p>
<div class="warning-box">
<p><strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong></p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>場所の準備</li>
<li>自己紹介</li>
<li>病棟紹介</li>
<li>病棟案内</li>
<li>私物の管理</li>
<li>個人情報の管理</li>
<li>感染対策</li>
<li>危機管理</li>
<li>体調管理</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">質問・体調確認</li>
</ol>
</div>
<p>順を追って解説します。</p>
<h3>病棟オリエンテーションを受ける場所（環境）の準備</h3>
<p>何回もお伝えしますが。</p>
<p>実習初日、学生は緊張の連続です。</p>
<p>「あまり眠っていない。食べていない。お腹の調子が悪い。・・・。」</p>
<p>という学生がいる前提で、実習を進めていきます。</p>
<p>妙に元気な学生も、実は体調が悪いことがあります。</p>
<p>学生は、家を出てから病棟に来るまで、ほとんど座れていません。</p>
<p>学校内では自分の席があり、ホームルームが始まるまで、椅子に座って友達と話したり、軽く朝食を食べて過ごしたり、スマホをみたり、自分のペースで過ごしていますが。</p>
<p>実習初日は、いつものペースとは違った時間の使い方で、初めてのことに挑んでいます。</p>
<p>実習施設から家が遠い学生の中には、「5時30分には家を出ました。」という子もいて。</p>
<p>すでに3時間以上、立ちっぱなしという状況です。</p>
<p>なので、<span class="marker-red"><strong>学生全員が座れるように場所を確保する</strong></span>ということ。</p>
<p>また、ナースステーション内の、一部分をお借りするのではなく。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>カンファレンス室などの個室をお借りできないか調整し、</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>朝の慌ただしい病棟内の雰囲気が、オリエンテーションに影響を及ぼさないよう配慮</strong></span>します。</p>
<p>もちろん、指導者さんに、オリエンテーションに集中していただきたいという思いもあります。</p>
<p>（例えば、ナースコールが鳴りっぱなしだったら、オリエンテーションの途中だったとしても、指導者さんは、ナースコールの対応に行きたくなりますよね。そうならないよう、病棟の看護師長さんは、指導者さんが実習指導に専念できるよう、日勤者の人数を増やすなど対応してくださっています。）</p>
<p>また、個室をお借りすることができれば、カンファレンス室で指導者さんをお待ちする間など、</p>
<p>「みんな、体調は大丈夫かな。表情、硬いよ。緊張しているね。深呼吸してみようか。」などと、</p>
<p>学生の緊張を和らげ、体調を確認することができます。</p>
<p>また、学生も、ちょっとした質問や確認を、教員にすることができます。</p>
<p>病棟オリエンテーションを受ける際のカンファレンス室の環境や席順ですが、<strong>本来であれば、上座・下座や窓とドアの位置</strong>を考えなければならないと思うのですが。</p>
<p>看護実習のオリエンテーションであり、コロナ禍ということも考え、<span class="marker-red"><strong>指導者さんに確認しながら環境調整</strong></span>していきます。</p>
<p>窓と入り口のドアは、少し開けたまま。</p>
<p>何か急用があった時のために、指導者さんと教員は、入り口のドア側に座る。</p>
<p>入室前に手指消毒し、テーブルやいすを環境清拭用クロスで清拭するなど。</p>
<p>オリエンテーションを受ける<span class="marker-red"><strong>環境調整をしながら、学生にも説明</strong></span>していきます。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>午後のカンファレンス時には、学生たちが準備し、片付けができる</strong></span>ように促します。</p>
<p>そのようなやりとりを学生としているうちに、指導者さんが来てくださいます。</p>
<h3>学生全員、実習指導者さん、教員が自己紹介をする。</h3>
<p>全員が着席したら、自己紹介です。</p>
<p>以前のブログにも書いたのですが、<span class="marker-red"><strong>教員も、看護チームの一員</strong></span>だと考えています。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>実習指導者さんも、実習が始まったら〇〇看護学校の学生看護チームの一員</strong></span>です。</p>
<p>お互いの顔と名前。役割や、特徴、得意なことを、早い段階でわかり合っていないと、</p>
<p>看護チームとして、機能することができません。</p>
<p>今回は、1年生の初めての実習です。</p>
<p>実習期間も短いため、指導者さんには早急に学生の顔と名前を覚えてもらう必要があります。</p>
<p>学生の自己紹介の時には、</p>
<div class="warning-box">
<ul>
<li>氏名</li>
<li>出身地（出身校）</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">特技や好きなこと</li>
</ul>
</div>
<p>を発表してもらいます。また、指導者さんも、私も、自己紹介をします。</p>
<p>学生が、特技や好きなことを紹介すると、指導者さんも、学生の顔と名前を覚えやすいとおしゃっていました。</p>
<p>学生からすると、指導者さんの個人的な趣味などをお聞きすると、親しみを抱くようです。</p>
<p>この、教員や指導者さんを含めた学生看護チームは、</p>
<div class="warning-box">
<ul style="color: #333333;">
<li>学生が患者さんとの関係性を築き、対象理解を深める。</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">学生が看護体験を通して看護の実際を知る。</li>
</ul>
<p style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">　　　➡　そして、学生全員が実習目標を達成する。</p>
</div>
<p>そのための、チームです。</p>
<p>そして、実習目標を達成するためには、学生が<span class="marker-red"><strong>看護師さんや指導者さんの大事にしている看護観に触れながら実習する必要があります。</strong></span></p>
<p><span class="marker-red"><strong>看護師さんたちの真摯な看護に触れながら実習することが、看護の実際を知ることにつながります。</strong></span></p>
<p>だからこそ、教員や指導者さんも学生看護チームの一員として、本気で（いつも通り）学生が担当する患者さんと関わり、患者さんを看護する上で重要な事や大切なことを学生に見せて体験させて学ばせてもらいたいのです。</p>
<p>学生だけが頑張れば達成できるものではなく、病棟スタッフの協力や患者さんたちの協力、教員や指導者さんの指導も重要になります。</p>
<p>良好な関係性を築きながら、実習に臨む必要があります。</p>
<h3>病棟紹介</h3>
<p>実習指導者さんが、学生が実習をする上で（看護を体験する上で）困らないように、必要な説明をしてくださいます。</p>
<p>病棟紹介のパンフレットに沿って説明をしてくださることが多いのですが、学生は、パンフレットがあると、安心してしまって、思考停止に陥る傾向があります。</p>
<p>「説明を聞きながら、質問を考えたり、メモを取ろうね。」と、学生に伝えるのですが、手が動かない学生もいます。</p>
<p>自分が実習をしている姿がイメージできないので、質問ができないのは仕方がないかもしれません。</p>
<p>なので、私は、学生の代わりに指導者さんに質問をするようにしています。</p>
<p>（なお、一回実習を経験すると、次の実習からは、学生が気になることをどんどん質問するようになります。）</p>
<div class="dark-box">
<p><strong style="color: #383d41;">教員にこが、指導者さんに質問する内容</strong></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>どの病室に感染性疾患の患者さんがいらっしゃるのか、学生の入退室の可否、目印はあるのか</li>
<li>清潔ケア物品（清拭・洗髪・足浴など）を用意する場所と物品の取り扱い、片付け方法</li>
<li>汚物室・リネン室の場所、リネン類の持ち出し方法、リネン類・汚物の取り扱い方法</li>
<li>食事の配膳・下膳方法、食事・水分制限などの確認方法</li>
<li>安静度の確認方法</li>
<li>その他、必要物品の管理場所と片付け方法</li>
<li>学生が使用してよいトイレの場所や、水分をとってよい場所</li>
<li>学生カンファレンスを行う場所</li>
<li>学生の荷物置き場</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">有事の際の避難経路</li>
</ul>
</div>
<div></div>
<p>病棟の構造や避難経路、多床室や個室、特別室、面会室、処置室、などなど。</p>
<p>病棟の案内もしながら、物品の場所や取り扱い方法などを説明してくださいます。</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>この時も、学生に必ずメモを取るように促します。</strong></span></p>
<h3>ナースステーション内の案内</h3>
<p>看護師さんたちは、ナースステーションの中でミーティングをしたり、治療やケアの準備をしたり、記録をします。</p>
<p>1年生の実習内容は、「担当する患者さんとのコミュニケーション」「看護師と共に、看護援助を体験する」でした。</p>
<p><span class="marker-red"><strong>学生も、この実習内容を実践するために、ナースステーションの中で、自分で情報を得たり、準備をしなければなりません。</strong></span></p>
<p>ナースステーションの中にいれば、「担当する患者さんとのコミュニケーション」と「看護師と共に、看護援助を体験する」ができるのでしょうか。誰かが、指示してくれるのでしょうか。</p>
<p>誰も指示してくれません。</p>
<p>指導者さんのオリエンテーションをしっかり聞いて、自分で考えて行動しなければなりません。</p>
<p>担当患者さんからのナースコールがあったか、どこを見ればいいのでしょう。学生がナースコールをとっていいのでしょうか。</p>
<p>患者さんとお話しても大丈夫か、何で確認すればいいでしょうか。そもそも、患者さんのお部屋はどこでしょう。</p>
<p>患者さんの今日の担当看護師さんは誰でしょうか。</p>
<p>患者さんの今日の治療や検査の予定はどのようになっていて、準備はどこにされているのでしょうか。（もしくは、どこに準備すればいいのでしょうか。）</p>
<p>患者さんのバイタルサインや体調を、どこで確認すればいいでしょうか。</p>
<p>学生が、その都度看護師さんを引き留めて質問をしていたら、仕事になりません。</p>
<p>病棟の業務に支障をきたさないようにするためにも、学生が主体的に必要な情報収集をしなければなりません。</p>
<p>そのための説明を指導者さんにお願いし、教員も理解しておく必要があります。</p>
<div class="dark-box">
<p><strong style="color: #383d41;">教員にこが、指導者さんに説明をお願いしている内容</strong></p>
<ul style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>学生の実習をサポートする実習指導体制、病棟師長・副師長と実習指導担当者の氏名（なお、氏名など、個人情報をどこまで書いてよいのかは、確認してください。）</li>
<li>病棟の特徴・特色（外科病棟…消化器外科の術前・術後、化学療法など）、目印の意味</li>
<li>担当患者さんの病室・担当医師の確認、ナースコールやアラーム対応、目印の意味（感染症の有無、移送方法など）</li>
<li>カルテからの情報収集の仕方（使えるパソコンや、使える時間帯も）</li>
<li>学生が担当する患者さんを受け持つ看護師さんの、本日の予定（休憩のタイミングや、検査・治療・ケアなどの予定）をどこで確認するか</li>
<li>実習記録を書く場所、実習記録を提出する場所や時間</li>
<li>個人情報の管理方法</li>
<li style="margin-bottom: 0.2em;">感染防止対策　　　など</li>
</ul>
</div>
<p>余裕があれば、実習グループメンバーが担当する患者さんがどの病室にいらっしゃるのか。</p>
<p>自分の担当患者さんではないが、珍しい処置や検査があるのかどうかなど。</p>
<p>どこを確認すればわかるのか、質問できるように準備しておくといいですね。</p>
<h3>病棟案内</h3>
<p>実際に病棟内を案内してもらいながら、場所や物品の使用方法などについて、説明を受けます。</p>
<p>やはり、学生は<strong>「看護の実際」を体験しているわけではないため、イメージできず質問できません。</strong></p>
<p>説明にうなずきながら見て回ります。メモも取れません。</p>
<p>学生は、普段、学校内にある洗面台や洗髪車、ベースン（洗面器）、ワゴンなどで、清拭や足浴などの練習をします。</p>
<p>足浴のお湯の準備をするにしても、学校で教わった方法でしか準備できず、看護師さんのように応用したやり方はできません。</p>
<p>洗面器の大きさが違っただけで、準備に倍以上の時間がかかります。</p>
<p>「感染性疾患の患者さんには、洗面器にナイロン袋をかぶせて援助してね」と言われたとたん、学生はパニックになります。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>ナイロン袋、どこにあるんだっけ？</p>
<p>清潔なお湯を組むバケツには、ナイロン袋いらないよね。</p>
<p>足を洗ったお湯、ワゴンにこぼしちゃったら、どうしたらいいのかな？</p>
<p>特別なタオルで拭かないといけないの？</p>
<p>汚水は、どこに処理するんだっけ？普通の場合と一緒かな？</p>
<p>このナイロン袋はどこに捨てるんだっけ？</p>
</div>
</div>
<p>「足浴のお湯の準備は、浴室でしてね」と言われたら、また、パニックです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-11 sbs-stn sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/906061f085479cc2d843f6e17e376207.png" alt="" width="1240" height="1087" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>患者さんの入浴時間は、足浴できないってことかな。</p>
<p>入浴していても、脱衣所に患者さんがいらっしゃらなければいいのかな？</p>
<p>ワゴンを脱衣所に入れてもいいのかな？</p>
<p>短時間でお湯の準備とか、できるかな？</p>
</div>
</div>
<p><strong>学生が「自分で足浴の準備をしなければならない。実施しなければならない。」と思わないと、具体的な質問はでてきません。</strong></p>
<p>学内（本校の場合）では患者さんのベッドの脇で足浴をするのが常なのですが、それ以外の場所で足浴をやろうとは、学生は思いもしません。</p>
<p>「看護の実際を知る」実習なので、看護の体験を通して、</p>
<p>「臨床ではそんな風に足浴を実施しているんだ。」</p>
<p>「こんなに短時間で終わるなんて。浴室でもできるのね。」</p>
<p>「垢が沢山！！いつも無表情なのに、笑顔になってくれた。」ということが、実習を通して学んでいけるとよいのですが。</p>
<p>それにしても、患者さんや学生の安全や安楽を守るためには、学生がイメージできるような具体的な説明や案内が必要です。</p>
<p>学生の学習状況がどのような状況なのか、指導者さんにも把握していただけると、病棟案内にも役立てられると考えます。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-7 sbs-line sbp-l sbis-cn cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" loading="lazy" class="speech-icon-image" src="https://nursing-t-niko.com/wp-content/uploads/2022/01/f3773f7c31961ae2b393556b17fecc89-e1641010466198.png" alt="教員にこ" width="321" height="321" /></figure>
<div class="speech-name">教員にこ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>本校の場合は、足浴はベッドサイドでしか練習していないということを、指導者さんとあらかじめ共有しておく。</p>
<p>全身清拭は、タオルをベースン（洗面器）で絞っているため、清拭車（熱布タオル）を使ったことがないということを共有しておく。（過去に、学生が火傷をしたことがありました。保険適用です。）</p>
<p>などです。</p>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、<strong>病棟オリエンテーションを受ける</strong>の、</p>
<ol style="margin-bottom: 1.8em; color: #333333;">
<li>場所の準備</li>
<li>自己紹介</li>
<li>病棟紹介</li>
<li>病棟案内</li>
</ol>
<p>まで、解説しました。</p>
<p>指導案というよりは、私の覚え書きというか、新人の看護教員や指導者さんに向けて説明するような語りになっていますね。</p>
<p>臨床の現場も相当忙しいですが、学校も相当忙しく、新任の先生に丁寧に説明したり語るということが難しいです。</p>
<p>日頃、新任の先生方や指導者さんにお伝えしたいと思っていたことを。</p>
<p>あとからでも、落ち着いて、何回でも見返せるように残せていけたらと思っています。</p>
<p>あと、私の実習指導の振り返りにもなっています。</p>
<p>10年教員をしていますが、このように文章に残すことによって、学びなおすことが沢山出てきます。</p>
<p>学生と共に学ぶ姿勢を大切にしていきたいですね。</p>
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