新人看護師・看護学生にもできる優しい援助 摘便の思い出 ―患者さんの苦痛に心から寄り添うこと―
多くの寝たきりの患者さんは、排泄に他者の手を借りねばならず、身体的・精神的苦痛を伴うことが多くなります。看護師は患者さんとの信頼関係を築いた上で、人としての尊厳を守るための配慮を十分に行う必要があります。また、患者さんの苦痛に心から寄り添うことが重要です。
新人看護師・看護学生にもできる優しい援助
新人看護師・看護学生にもできる優しい援助 
新人看護師・看護学生にもできる優しい援助 患者さんに優しい関心を向けること（奥が深い環境整備）
環境整備をしながらベッド周りの環境に目を向けることで、患者さんの人柄や価値観、今まで生きてこられた人生などを理解する手がかりが得られます。患者さんに優しい関心を向けながら環境整備をすることが、患者さんに寄り添った援助につながってくるのではないでしょうか。
新人看護師・看護学生にもできる優しい援助 オムツをベッドサイドに置くということ（奥が深い環境整備）
実は奥が深い環境整備。寝たきりの患者さんのベッドサイドにオムツを置きっぱなしにしていませんか。手際よく援助を行うために、取り出しやすい場所にオムツやおしり拭きを置きっぱなしにすることは、患者さんの尊厳を大切にしているといえるのでしょうか。
新人看護師・看護学生にもできる優しい援助 カーテンを少し開けておくことの意味（奥が深い環境整備）
環境整備を学生さんやナースエイドさんにまかせきりにしていませんか。環境整備といえど、看護技術です。そして、患者さんの看護の責任者はその日の担当看護師である私自身です。患者さんの安全・安心・安楽をしっかりと守っていきたいですよね。
新人看護師・看護学生にもできる優しい援助 病室の換気をすること（奥が深い環境整備）
実は奥が深い環境整備、侮ってはいませんか。